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ミックスジョブオンライン〜ラノベ作家はネタ集めの為賞金付きVRMMOに不遇職で挑む  作者: モトマル
4月3日①お米探しと満腹度実装

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248.試食会へのお誘い

報告会も終わり、少しの雑談を交わしてからクランコールを閉じる。そして称号を【明鏡止水に至る者】に付け替えてみる。


(さて称号セットしたし、続き読もかな……って、誰か飛んできたな)


ワールドアナウンスで中断していた2冊目の本を手に取る。その直後、シュタッという着地音を鳴らし現れたモチョから話し掛けられる。


「あっ、いたいた!ソーイチさん、今大丈夫ですか?」

「うん?ああ、大丈夫やけど何か用?クランコールで話せん内容やったりする?」

「いえ、あの時は称号に夢中で忘れちゃって……」


そう言って、舌をペロっと出すモチョ。


「そ、それより、ソーイチさんって用事が片付いたら、休養期間に入るんですよね?」

「ああ。疲れてるから休んで来いってユサタクが煩くてな。半日くらい休ませてもらうわ」

「半日ですか……。大討伐イベントの後ならもっと休んでくださいって、自信を持って言えるんですけどね。短いお休みですみません」


「いやいや。こっちもやりたくてプレイしてるから気にせんといて。というか4日の9時までお休みとか、逆に辛いくらいやわ」

「ははっ、ソーイチさんもすっかりゲーマーになっちゃったんですね」


俺の発言が本心からだと理解できたのか、安堵の混じった笑い声を漏らすモチョ。


「って、そんな世間話の為に呼び止めたんじゃなかったです!あの、ソーイチさん。今晩、アース米をふんだんに使った試食会を開こうと思いますけど、参加されますか?」

「アース米の試食会!?そんなん参加するに決まってるやん!」


休養で半ば諦めていたアース米を最初に食べることが出来ると聞き、威勢よく参加を伝える。


「……あれ、でもサンプルくれたクロード達は呼ばんでいいの?1番に食べさせる約束しよったよな?」

「あっ、それなら大丈夫です。先程ヨナちゃんが追加でアース米を持ってこられたんですが、その時に招待しておきましたから」

「ちゃん呼び!?い、いつの間に……」


自分の知らない間にモチョとクロード達(Bランク冒険者)の間に繋がりが強くなっていた事に驚く。


「まあ、仲が良いのはええ事か。で、試食会に出すメニューはなんなん?」

「ふっふっふ。そこは出来上がってからのお楽しみです!」

「はは、ホンマにこのクランのみんなはサプライズ好きというか勿体ぶるよな。まあ、そこが刺激的でええんやけど」


「リーダーがアレですからね。どうしても似通ったメンバーが集まっちゃうんですよ」

「なるほど、あいつのせいやったんか。納得、納得」


サプライズ癖をユサタクに押し付け2人で笑う。その笑いが収まった頃、モチョは試食会の開催予定時間を伝え、準備の為に持ち場へ戻って行った。


(いや〜。ゲーム内時間で20日目くらいか?やっと米料理を食べられるようになったんやな。ワールドアナウンスラッシュといい、アース米の種蒔きから試食まで体験出来るのといい、今日までの頑張りが報われまくってるよな。……ははっ、これ考えるの今日何回目やねん)


疲れているのだろうか?今日だけで2〜3回目となる『頑張り甲斐があった』と自分を褒めていた事に気付いた俺は、想像以上に限界だったのだと悟る。


(まあ、休養決まってるしこれ以上考えるのやめよか。それより読書、読書〜)


堂々巡りになりそうな思考はバサっと切り捨て、俺は読みかけの本を開いた。

(はぁ〜。ヤバい写真撮りたい、超撮りたい!ゲームだけじゃなくてリアルでも撮りまくりたい!)


指定されたすべての本を読み終えた。俺は写真撮影の奥深さを知り、わくわくが止まらない。


(ログアウトしたらカメラはポチるとして、こっちの方でも一刻も早く転職して本に書いてたやり方試したいな!)


読みたてほやほや、付け焼き刃な知識を使ってみたい衝動を抑えられない俺は、【見習いカメラマン】用の試練のウインドウを立ち上げ、達成状況を確認する。


======================

【転職試練(見習いカメラマン)】

以下の試練を達成した者に、【見習いカメラマン】への転職を許可する。


※試練内容※

実技

アーツ【ビジョンスキャン】の習得……達成!

人物を50名以上撮影……達成!

風景を30箇所以上撮影……24/30


知識

『カメラマンの基礎①ー⑤』

『人物の撮り方』 『無機物の撮り方』

『風景の撮り方』

以上8冊の読了……達成!


実績

撮影系の依頼を受注……達成!

======================


(よし!想定通り、残るは風景だけやな。とりあえずブラブラと町中撮影して、手早く条件クリアするか?……いや、それは無粋やな)


一瞬ノルマの為だけに適当に撮影をしようかとも考えたが、そんなおざなりな撮影では、胸の内に灯る衝動にふさわしくないと即座に却下。


(とあると、取るべき手段はこれだけやな)


俺はクランコール画面を開き、メンバーへある要望について発言した。


次回は明日か明後日の午前6時に更新予定です。

また、4月1日から新連載を始めますので、そちらもよかったら試し読みをよろしくお願いしますm(_ _)m


ブックマークや評価・誤字報告していただきありがとうございます!!

今後とも本作をよろしくお願いします。

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