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ミックスジョブオンライン〜ラノベ作家はネタ集めの為賞金付きVRMMOに不遇職で挑む  作者: モトマル
4月2日② 特殊個体と【暁の狼】

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201.リザルトと睡眠崩壊

「え〜と、キャラが2レベアップ、他のジョブは……」


ギルドへの報告も終わりホームへと戻った俺は、調査で得られたものを整理する為、ステータス表を見比べながら成果を書き記していく。


=====================================

①総獲得基礎経験値(休憩時も含む) (食事バフ除く)

21,582EXP


②キャラ・ジョブレベル

キャラLv16→18 司書Lv10→12

晴耕雨読Lv5→6 記者Lv8→10

農家Lv7→9 付与魔術師Lv1→4

見習い文武両道Lv5→8

見習い木こりLv5→8

合計18Lvアップ


③スキル

瞑想Lv7→8 心眼(序)Lv6→7

スキャンLv7→8 インタビューLv1→2

伐採Lv1→2

合計5Lvアップ


④獲得アイテム(依頼の報酬含む)


依頼の報酬26,000ゴールド

レイヤースライムの大被膜:1

ビッグスライムの被膜:1

中魔石:2

スライムゼリー:4

他ドロップ&木材多数


⑤ギルドカード(昨日未報告分・アイテム・木材納品を含む)

【魔物の討伐】

累計400ポイント→1,200AGP


【特殊個体の調査】

1,450AGP 750BGP 750CGP


【パワーを上げて物理で殴る】含めた、付与魔術師ギルドで受注した4種類の依頼の合計

1,000AGP 2,000BGP


合計

3,650AGP 2,750BGP 750CGP

=====================================


(……何回見ても、半日の成長スピードじゃないな!?スキルこそ4レベルアップと控えめやけど、キャラ&ジョブで18レベルアップは半端なさすぎる。

それに各種ギルド系の獲得ポイントもヤバい!今日は数匹しか倒してない俺の討伐数が、100匹以上カウント増えてるとか可笑しいやろ!)


書き記した成果を見ていくうちに、いかに今日の調査で魔物に遭遇し続けたのか。そしてクロード達に依存していたのかが分かり、少しの嬉しさと大きな気まずさの感情が同時に湧き出て来る。


「よぉソーイチ、表情がコロコロ変わってるが、また変な事考えてるのか?」

「あっ、ユサタク。見てや、今日の調査でゲットした成果達を」

「うん?どれどれ……って、ヤバいな」


そんな時、ちょうど畑仕事を終えたユサタクが話しかけてきたので調査の成果を見せたのだが、トップクランのリーダー視点でも驚く事らしい。


「経験値やゴールドに関しては、上手くやればもっと稼げる可能性はあるが、ギルド系のポイントはエゲツないな。討伐数系の依頼は倒した魔物の数を人数で割った数で計算されるはずなのに、この量って……。噂のBランクパーティーどんだけスゴイんだよ」


「俺レベルでは凄くスゴいって事しか分からん」

「ははは、作家先生が語彙力無くなってんぞ」

「うるさいなぁ、それくらいスゴいって事なんよ」

「だろうな。ところでここまで稼いでたら、師弟の俺にも恩恵デカそうだな」


実は冒険者ランク上昇で増えた師弟システム2枠目の相手に、出発直前に見かけたユサタクを選んでいたのだ。


「そりゃ経験値たっぷり稼いできたしな。そっちの稼ぎはどうなん?」

「俺はそこそこだな。ただソーイチは今日終わったら寝るだろ?だからお前のスヤスヤ寝てる間に稼いでおくから心配するな」

「ああ睡眠の件なんやが、実は明日の19時に今日の調査隊のメンバー達と打ち上げ行く事になってな。寝る時間ずらす事にしたんや」


「マジか……。どうせ打ち上げするならその日のうちが良かったのに」

「チッチッチ。ユサタクもまだまだやな。一流の冒険者は、冒険した日に打ち上げしないんやで」

「うん、なんでだ?」

「それはな……」


俺と同じ疑問を持ったユサタク相手に、知ったばかりの情報をニヤけながら説明する。


「なるほど、面白い理屈だな。それに知ったばっかりの情報をドヤ顔で説明するお前も図太いというか……」

「え、ええやん。これ知ってるだけでマウント取れるから、ユサタクも大討伐後とかで使ってみたら?」

「マウントはともかく、世界を知ってるぞと見せつける事は出来るか。まあ、考えておくよ」


リアルやSNSだけでなく、ゲームの中でも見栄の張り合いはあるのだと、俺は実感から学んだ。


「それよりBランクとの会食は羨ましいが、本当に行くのか?どう考えても寝るの3時過ぎるぞ」

「まぁ、ログアウトした後に寝たらええやろ。どうせ休業中の自由人やし」


「起きる時間ずらせるのは自由業の特権だしな。ただ、3日の午前9時から満腹度実装だろ?6時間睡眠だとスタートからギリギリ間に合わないぞ」

「ゔぁ!そういえば、明日スタートか!」


クロード達との打ち上げばかりに目が向いていた事で、ゲームシステムの根本が変わるイベントを見逃しかけていた事に気付く。


「どうしよう!流石にシステムが解放されるレベルのイベントを寝て過ごすとか、ネタ探し的にありえん。というか前後の空気感すら楽しみたいのに……」

「開始前も楽しむとか、お前徹夜する気か?」

「だって取材の為やもん……」

心配そうなユサタクに、俺は駄々をこねるしか出来ない。


「ソーイチ、もうお前ログアウトして睡眠ポッドで仮眠しろ。数日くらいの利用なら健康への影響少ないし、朝イチでログインとアウト、そして打ち上げ前のログインで、1時間睡眠を2回は取れるぞ」

「睡眠で回復したST・MP分だけ消費だけするって感じか。それもアリやな」


4倍の睡眠効果のあるポッドを使っての細切れ睡眠。これなら1日くらいは徹夜でプレイ出来そうだ。


「よし!そうと決まればもう寝る!そんで4月3日は徹夜したる!」

「まあ、望むようにすればいいさ。じゃあソーイチ、おやすみ。体暖かくして寝ろよ」

「ありがとう!そんで、おやすみ!」


俺は少しでも長く仮眠を取るため、いそいそとログアウトしたのだった。

次回は12月25日(水)午前6時に更新予定です。


ブックマークや評価・誤字報告していただきありがとうございます!!

今後とも本作をよろしくお願いします。

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