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洞窟の外

「よってらっしゃい見てらっしゃい 魔道具!便利な魔道具はいかが〜」

「そこの冒険者のお兄ちゃん!うちの串焼き美味いよー!買ってってくれ」

「え〜、ダンジョン産大根いらんかね〜大根〜新鮮な大根美味しいよ〜」


私は今ダンジョン街の大通りのど真ん中で途方に暮れていた。


そう、あれから勇気を出して洞窟から出た私だが、勇気は全く必要でなかった。

なぜなら私がいたダンジョンは初心者向けダンジョンというダンジョン街のど真ん中に位置する超イージーダンジョンだったらしいのだ。道理で中は攻撃してもこないスライムだらけだったはずだわ。


出口から聞こえた音はダンジョン入口に軒を連ねる屋台や冒険者達の喧騒だった。


入口をでたところには浅草の寺の参道もかくやと所狭しと並ぶ冒険者向け屋台と商店街。あたり一面漂う美味しそうな焼肉や揚げ物などの食べ物屋の匂い。初心者冒険者向けに防具や剣などを売る呼び込みがそこらかしこにいて、買い物客はみんな初心者冒険者なのか若者が楽しそうにワイワイと大声を出しながら店を冷やかしたりしている。


くっ。

洞窟を出る直前にスナーバックスでお腹いっぱいにしてしまったので、美味しそうな店屋物の匂いが辛い。

食べたいのに食べられないこのジレンマ。

だがよく考えてみたら、買い食いしたくてもこの世界の通貨がなかった。


諦めきれないため手近の串焼きやのおばさんに日本円を見せて「この通貨使えますか?」と聞いてみたが、やはり「なんだいそんなお金見たことないよ!どこの国のお金だい!?」と不思議そうに言われてしまった…


あかん。

お金を稼がないと串焼き以前に今夜の宿もとれない。


困った顔をしてフリーズしてしまった私を見て、串焼き屋のおばさんが話しかけてきた。


「お姉ちゃん、お金無いのかい?でもその袋にいっぱいつまってる夜光石を売れば良いじゃないか?夜光石なら一つ金貨一枚以上になるから串焼きなんていくらでも買えるんじゃないかい?」


「夜光石?ってなんですか?」


「ほれ、そのペラペラの袋に入ってる石だよお。お姉ちゃん知らんで持ちあるいてるんかい?そんな薄っぺらい袋にそんなに入れたら破けちまうよお、あははは」


明るいおばさんがエコバッグにパンパンに入れてきた光る石を見て笑ってる。


明かりが欲しくて沢山拾ってきた光る石は夜光石というらしい。おばさんのおかげでこれを売ればなんとか現地通貨が手に入りそうだとわかった。


「こ、これ、この夜光石どこで買取って貰えるか教えてもらえますか?」


親切なおばさんはダンジョンからの取得物は冒険者ギルドで平等に買取って貰えると教えてくれた。


「おばさんありがとう!お礼に夜光石1個貰って下さい。夜暗いとこで光るから便利ですよ!」


おばさんに一つ差し上げると「あら〜まあまあ。こんな高価なものありがとうねぇ」とお礼に串焼き一本くれた。


異世界の串焼き美味しい!

焼き鳥みたいな感じたけど塩とスパイスで味付けしてあってシュラスコみたいな感じだった。

スナーバックスも良いけどせっかくなので異世界料理も食べ歩きしてみたい。








串焼きって色々あって迷う

焼き鳥はタレと塩両方好きで選べない

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