特別編〜神界に帰ります〜
乗馬体験が終わって2人はテルデの街に帰っていた。
「今回はありがとうね、とっても楽しかったわ!」
「楽しかったです。ありがとうございました」
機嫌の良くなったマリアとエリーが男に感謝を述べる。
「おぉ! また来てくれ」
「えぇ、また機会があれば」
そう言って2人は荷物を置いてきたエルチェの宿に戻った。
「楽しかったわ〜、下界旅行」
「エリーも楽しかったです! また来れるといいですね!」
2人は荷物をまとめる。
「はぁ、帰りたくない。」
「ダメですよ。仕事が大量に残ってるんですから、帰ったらやらないと」
はぁ。そうだった。仕事がー、、、、、
「仕事。したくない。」
「そんなのダメですよ! 約束したじゃないですか!? それとミカエル様に怒られちゃいますよ!」
「仕事は嫌だけどそれはもっと嫌だわ。」
「帰ったらしっかりやりますよ。」
「はーい。」
1週間の予定だった下界旅行は、予定より2日早く終わった。2人は神界へと帰る準備をする。
「よし、荷物整理はできたわね」
「エリーも出来ました!」
「よし、じゃぁ神界に帰ろうか。」
魔法陣を描く。そして、それに魔力を込める。景色が変わり、神界へと戻ってきた。
「はぁ、、、仕事。。。」
「さぁ! 今からやりますよ!」
「はぁい。」
いつもの日常に戻ったが、一つだけ変わっていることがあった。それはマリアが仕事をしだしたことである。
御覧くださりありがとうございました。
次回から第2章ディアボロス編が始まります。お楽しみに!!




