How old?
『おじさん待ってる間 何する?』
「「え、そんなに長くなるの」」
『平均しても今から数時間かかるね』
「「……」」
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前に、反逆とかっていうアビリティがあったな。
“反逆ですか”
‘それ良いですね!’
『(反逆ってアビリティなのか?)』
“細かいことはこの際いいでしょう”
「「前に使ったのは Aの透視の反逆か」」
“はい”
『逆効果ってだけだし、
いちいち表記されなかったんだね』
‘あ、でも
Aの持つアビリティ全てが
反逆出来るわけではないです’
限度があるんだな。
『でもさ、透視の反逆が出来たなら
同レベル…の透聴でも出来るんじゃない?』
“…そこまでは私にも分かっていません”
『そうか……』
『(気になった僕が 探さないとだよね…)』
反逆って使える方が良いのか?
“はい。私からするとレアなので”
「「レア扱いなんだ…」」
‘どこかで読んだのですが、
反逆には階級があるそうです’
『そうなの?』
‘希少価値と効果が高いアビリティの反逆は
それだけ広範囲に絶大な影響が及ぶと……’
「「へぇ」」
‘まぁ、何十年も前の記憶なので 曖昧なんですが’
『……』
『今、アイ何歳……?』
“アイ様に失礼ですよ”
‘あの、私自身
あまり個人情報を持っていなくて’
?
‘最早 名前しか…’