Quarrel?
エヌ達と別れた場所に戻ってきた。
「「まーだかぁ」」
戻ってきていないのか。
「「遅くない?そう思うのってボクだけ?」」
アイがうんうん頷いている。
これはどっちだろうか。
僕の予想だと アイも遅く感じていると思う。
4--__ _
「「いや、一回来てたことも否定出来ないよね」」
‘………?’
アイが首を傾げた。
「「行き違いってやつ?」」
?
「「そしたらずっと会えないかも」」
アイがちょっと青い顔をした。
(実際は健康そうな顔にしか見えない)
ずっと待っていた方が 比較的見つけやすいだろうか。
「「退屈だけど…」」
‘……’
「「……」」
「……」
沈黙が始まった。
しかし
その終わりは早かった。
『あ、いたよ』
遠くでエヌの声がした。
「「?」」
でも姿が見えない。
❲これから2人ずつ運ぶのか?❳
博士だ。
前より大きいように聞こえる。
‘……??’
何処にいるんだ?
“運動のために歩いて行かれては?”
『最後はそうなるか』
声が一段と大きくなった。
❲俺も運動不足なとこあるからなぁ❳
振り返った。
3人が後ろに立っていた。
「「ど、どういう来かたしてんの」」
『…おじさんさ、そういう
小刻みに移動してくのやめて』
❲なんか面白そうだから❳
『何が??』
『見つけたならサッと行こうよ』
二人は喧嘩が多いな…
『喧嘩じゃないよ?
ただ思ってることを言い聞かせてるだけだから』
❲言い聞かせるって…❳
“この話は終わりにしましょう”
❲「「『「……………」』」」❳