表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
T o w n  作者: 街灯兎
T o wn
65/188

Separate action

アイはAが居なくなったことで

身振り手振りでしか伝えられない。


僕も声が出ないので

それをよく見ていないとだな。


エルが代わりに発声したら

僕の意思もアイに伝わるのだが。



「「……」」


‘……’


「……」


313__ _


そういえば

Aが話していた時に、時間差はあるが

アイも話していたな。


Aの切り替えが早いのか?


まるで、Aさえ居れば

アイ自身で話せる… それはないか。

ほとんど 僕達もその関係だというのに

僕は話したくても エル次第だからだ。


「「ねぇ」」


アイがこっちを向いた。


「「どっか気になることとか無いの?」」


考えて

こっちに来て とでも言うように

離れ始めた。


何かは分からないが着いていく。



❲村の様子はどうだった?❳


『アイとAしか居なくて

あとは皆 使われてないって感じかな』


❲そうか❳


『あとこれね、調査書と素材』

❲おー❳


『一応取っといたんだよ』


❲成程❳

❲この土地はそういう地質か❳


『………』

『(話聞かないよな。だいたいそうだけど)』



“エヌ様”

『?』


“博士はどのような研究を?”


『…… ほんっと地味だよ』


❲主に土地関係だ。あとは ちょっとアビに手を出している❳


“それは 地味 ではなく 素晴らしい対象 ではありませんか”


❲おっ 分かるか❳

“はい”

❲じゃあこの話は知ってるか?❳

“何でしょう?”


❲…が …………す❳

『ちょっと、置いてかないでよ……』


『(二人の馬が合ってしまった。悪いことじゃないけど)』

『それにしても速い……歩幅歩幅』



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ