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T o w n  作者: 街灯兎
T o wn
64/188

Not knowing

「「発声はできる」」

「こういう風に」


❲エル…話せるようになったのか❳


博士が感動している。?


「「……」」



312__ _


『表音を所持したはしたけど

まだエル自身では喋れないと思う』


❲?❳


『やっぱりエルが居てこその エルになりつつあるからね』


❲……❳


❲これで困ることも無くなっただろ?❳


困ることは これからでも出てくるだろう。


『言いきれないってさ』



❲あと、Aと同じく❳

『姿が見える化 出来るのはAだけだよ』


❲…そうか❳



‘お話中すいません…’


『?』


‘あの小屋のことなんですが’


『そうだった』



『おじさん、僕が村に行ってから

ここに来るまでの間に いろいろと疑問が出てきたんだ』


❲何だ?❳


『えーと まずエルとアイの事』


『エルもそうだけど アイもあんまり

理解が出来ないというか…知能が低いというか』


❲?❳


『…要するにもっと

僕くらいの頭に近づいてほしいんだよ』


❲??❳


『理解してよ』


❲お前の語彙力が足んねぇだけだろ❳

『…』


❲…言い分は分かった。それぞれ二人に

お前の頭を共有してやればいいんだろ?❳


『ちょっと違うけど それでいいや』



『えー 次』


『おじさんってもうこの街は行破した?』


❲(この本を読破したか みたいに言うな……)❳

❲まだだ。皆見たろ?来たばっかりだ❳


『あーじゃあ

本題の前に 別の話しながら回ろう』


エヌって優しい。

根拠は無いが、どことなく。



二人が向きを変えて歩き出そうとしていた。


“あの”


❲?❳


“私も 同行させてもらえませんでしょうか?”


『いいよ』


“……! ありがとうございます”


Aがちょっと笑った。


現在、3人。


‘(行っちゃいました……)’


「「早くしてねー」」


エル、エル、アイ。


一体誰が この組み合わせを

残していこうと思っただろうか。


だんだん3人が遠くなる。


この流れは また別行動になるんだろうか。

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