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T o w n  作者: 街灯兎
T o wn
56/188

Addition

森の 入り口付近に立ち止まる。


……


そういえば森なんてあったのか。


僕の街に。


304__ _


光で出来た文字列が見える。


I

職業 村人

HP 100

MP ---

AP 30

SP 30

BP 80


その横に もう一つの光が浮かんだ。


A

職業 ---

HP ---

MP ---

AP ---

SP ---

BP ---


特殊効果 表音

現状 維持


『……』


『エルの時と同じだね』


『Aは数値化されてない』


確かに。


表音のステータスが表示されないのは


…そもそも数字に表せないか

その必要が無いからだろうか。



『…エル、アイに数字負けてない?』


「…」


‘か、勝った負けたではないと思います’


‘比べてしまえばきりがないですよ’


それもそうだ。



“エヌ様、その下をご覧ください”


『?』


A

職業 ---

HP ---

MP ---

AP ---

SP ---

BP ---


特殊効果 表音

現状 維持


所持能力 透視 透聴 選別嗅 味覚記憶 在触覚


『あっ本当だ』


『透聴がある』



‘Aは表音という能力なので、


所持能力なんて ないはずなのですが’


‘何故かこれも……’


「「初期設定?」」


‘おそらく’


『Aだけ完璧感あるね』


「「……」」

どうしてエルとAでこんなに

差が開くのか。


『あれ、選別、嗅?とか味覚記憶… 在触覚って…』


“あぁ、私は本来

それら能力を持ちませんが”


“何かの拍子に”


“人に備わっているであろう感覚を

能力として追加されたのでしょう”


「「……」」

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