表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
T o w n  作者: 街灯兎
Village
49/188

Because it is a village person

‘‘透聴は 確かに異能力ではありますが’’


‘‘私からすると、かなりレベルの低い能力です’’


『か、かなり…』


214__ _


‘…’


‘‘アイ様は、異能力に 上も下も無いと言われています’’


‘‘それ自体’’


‘‘そんなに早く取得できるもの でもありませんしね’’


「…」



『(Aの言っていることって)』


『(レベル=取得できる難易度 のようなものか?)』


‘…’


『(じゃあ透聴は 簡単?)』


「…」


『(でも僕は この能力だけを 長い期間かけてようやく…)』


‘‘……’’


エヌが下を向いた。



『(透聴だけしか 取得できてない僕って なんなんだろう)』



『まぁ』


『所詮 町人だからなぁ』



‘‘おや エヌ様’’


‘‘あなたは 間違った捉え方をしていますね’’


『?』


『何が?』


‘‘エヌ様は、町人はあまり能力を取得できない、


もし取得できたとしても


成長が途中で止まり、後は落ちるだけ と考えていますか?’’


『…』



『僕はそう 教えられてきたんだ』


‘‘そうですか’’


‘‘では、私なりの意見を一つ’’



‘‘町人といっても、皆様 能力を持てない とは限りませんし’’


‘‘第一 エヌ様が 町人のカテゴリー に属しているだけで’’


‘‘他の仕事、勇者や魔法使い等と同じ 人なわけですから’’


『…』


‘‘ここで終わりだと 思わない方がよろしいかと’’



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ