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T o w n  作者: 街灯兎
Village
38/188

Difference

『どこまで行ったんだよ…』


『エル』


203__ _


歩き回ると 意外と狭かった。


僕の街と同じ点は

人が居ないこと。


人が居ないと

人気が無い ということになるけど、


ここは 少し生活した跡があった。


人が居た時から

そのままの状態なら 話は別だが…



これはエヌにも教えよう。


いい発見かもしれないから。



エヌを探す。


正しくは もと来た道を引き返す。



そこには


荷物はあるものの エヌの姿はなかった。


僕らを探しに行ったんだろうか?


だとしたら 行き違いになっているはずだ。


また同じ道を進もうか。



「 」


「?」


さっきと同じ音がした。



ここは草木の中にある小さな所だ、


虫でも居るのか、


おそらく。



でも、今の音は


虫が 動いただけでは出ないような

大きめな音 だったように感じられた。



ここでの疑問は

ここにいる間に解決する。



音のした方へ歩く。


近づいていくと、影が見えた。


人に例えるなら しゃがんでいるような。


目では認識出来ない。


触覚で確かめよう。



その何かを触ろうと


草むらに手を入れる。


何かに手が触れた。


これはなんだ?



そう思った矢先、


その何かは消えてしまった。


代わりに 遠くの方へ遠ざかる、


人でいうなら 足音のような音がした。


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