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T o w n  作者: 街灯兎
Village
36/188

Separate action

『地図だと ここみたい』


『とりあえず

荷物が置けそうな場所を探そう』



201__ _


『最低限の持ち物…』


『エルには何が要るかな』


特に要らないと思う。


『僕は ちょっと無駄に持っていこうかな』



「「ここって本当に 何も無いんだ」」


僕の街も何も無いよ。


『エルの街は まだあるじゃん』



「「エルの街?」」


『エルが住んでいた場所だよ』


「「へぇ」」


「「…行けるんなら そこも見てみたいな」」


『じゃあ ここを見たら


僕の町の前に エルの街に行く?』


「「いいの?」」


『うん』



『…』


エヌが無言で探索していく。


時々立ち止まっては 何かを書いている。


時折、道に落ちているものや


何故それを と思う物を拾っている。


「エヌ、ちょっと他の所も見てきていいかな?」


『あ、いいよ』


『でも あんまり遠くに行かないでね』


「うん」



エルが発声した。


エル、僕は

エヌを待っていても良かったんだけど…


「「…」」


「「探索しに来たんなら、

こっちも気になる所は潰していかなきゃ」」


うん…



「「端から端まで歩こう」」


歩くのは僕だけだけど。


「「そういうのはいいの」」



家がある。


広い土地や、見たことがない設備がある。


「「これ、井戸じゃない?」」


井戸?


「「ここで水を入手するらしいよ」」


エルは詳しいね。


「「一般常識だからね」」


 …

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