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T o w n  作者: 街灯兎
The fourth
137/188

Make a fake

どうすれば連れていけるのか。


僕だけで行っていたので、方法を知らない。

連れていくことが出来るのかも分からない。


8--__ _


博士の能力で小屋の中に来る。


パズルを持つ。

何処かに同行出来るような仕組みはないのか。


少しして、なにもはまっていない所に

4が現れて、点灯した。

呼んでいるのか、というくらい自然に。


…これで押しても、僕だけが移動するんだろう。


『出来る?』

どうだろう。

押して、一人だけ移動したら また戻れば良い。



周囲に人の存在を確認しました。

人を同行させますか?

もし同行させるのであれば、代役

又は誰かを残して再度押下して下さい。


何だ?

代役?


『変化がある!』

「「代役か、残す?」」

❲どういう意味だ…❳


“私が思うに”


“エル様一人移動につき

一人フィンから移動してきます”

“なので、二人、三人となると

フィンからも同じく

移動してくるのではないでしょうか”


『だから、代役?』

『……』

『皆、行っちゃえば

此処に何も知らない人が沢山来ることになるのか』

『残すってのは、見張りみたいなものなのかな』

『こう、勝手に何かされないように』


『皆で行けるけど、行けないのか』

❲……❳


‘……あっ!’

‘いいこと思い付きましたよ!’

『?』


‘私の召喚の応用を 効かせられたら解決しそうです!’

『…?』



‘………はい!’

‘呼べました!私の味方’

……本物か?

‘いえ、コピー的なやつです’


目の前には

エヌ、エル博士、アイ、Aが立っている。

それを見ているエヌ達がいる。


『す、すごい…』

‘ふふ、どうですか?この完成度!’

‘真似することが好きな生き物を召喚しました!’

『へぇ…』


『エルは?』

‘エルさんは、常連じゃないですか’

‘代わりを作らなくても、

この生物達がエヌさん達みたいな対応をとります’

『不思議なんだけど、細々と』


‘じゃあ、行きましょう!’

‘これで、残る人は居ないです!’


試しに連れていけるかだけ確かめよう。


❲…エルの行くフィンとやら、何処なんだろうな❳

『結構、おじさんは

渡り歩いてきたとこあるから 見たら分かるかもよ』

❲いや、観光で行ってねぇから

あんまり覚えてないかもしれないぞ❳


“アイ様の召喚は便利ですね”

‘はい、敵が出てきませんし’

“…アイ様がもし、

嫌なことがあれば、使用してもいいのでは?”

‘え、それは自己中心的じゃないですか?’

“しろと言っているわけではなく、提案です”

‘……それも手段ですよね、自己防衛というか’



点灯を消すように押す。


代役を認めました。

という文字が浮かび上がり、

すぐさま景色が変わった。


『うわぁ…』

❲これ、みんな光か?❳

‘わっ見たことないです… 何ですかあれ、高いですね!

どうやって作ったんでしょうか’

“話で聞いていた通り、発展しているようですね”


建物があった町は、建物で埋まっていた。

辺りは暗い。夜になっている。

夜なのに、その暗闇を感じさせない程の光が

絶え間なく飛び交っている。

これはもはや、町とは言えない。


都市だ。

❲なぁ、そろそろ行った頃か?❳

“そうでしょう”


‘エルさんが 男か女か。そこだけ気になります’

『僕は性格かな。

できるだけ優しい人であってほしい』

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