1……初めては洞窟だった……。
この世界の説明ですね
「うぅ~ん、頭が痛いなぁ」
俺は頭をさすりながら周りを見渡した
ここは洞窟みたいだ。周りにはこれといった物はないようだ。1つを除いて……
「なんだよ……このあからさまな宝箱は」
俺の目の前に宝箱が置いてある、ん?
宝箱に紙が貼り付いてる。
その紙にかいてある文字を読む
「え~っと、
『この手紙を見ているということはちゃんと
着いたようじゃな。この宝箱にはお主の
要望した2丁の拳銃とナイフが入っておる
開けるには魔力で鍵を開けなさい。
食料と魔物避けの結界は宝箱を開けるまで
ずっと補充され続けるから
少し多めに鍛えとくことを勧めるよ』って
そんなこと言われても魔力か~、おっ
『PS,魔力やこの世界の説明は本を読め』か」
本ってこの『魔力とは』と『今、生きる世界』
この2つだよな?
「まずは魔力からだな。え~と『魔力とは、
生物に宿る気と世界に漂っている魔素を
体内で合成して作る物である
そのため魔素の薄い場所や体力が減っている時
体内で魔力を合成することが出来ないと考える。
気とは体内に宿る力であり、魂である。
魔素とは世界に漂う命の源である。
魔法とは体内で魔力を練り体外に出すのだ。
例外的に体内に魔素を宿していて環境に関係なく
魔法を作り出すことの出来る者もいるようだが。
魔法は初期魔法、属性魔法、召還魔法に別れる
初期魔法は、魔力をそのまま出すだけである
属性魔法は、体内で魔力の性質を変化させる
召還魔法は、魔力を回路とし扉をつくる
初期魔法
初期魔法とは魔力を体内で練り使う魔法
ライト ブレッド ブレード
(例、光 、 弾 剣などがある。
属性魔法
属性魔法とは体内で魔力の性質を変化させ
使う魔法である。
属性魔法に使える人、使えない人がいる
使える属性は1人1つが基本である。
その理由は体内で魔力の性質を変える為の
能力が人により異なるからである。
この能力は遺伝が多いがモンスターを
倒すことで手に入ることもある。
召還魔法
召還魔法とは魔力を回路とし扉をつくり
契約した生物、精霊、武具を呼び出す魔法だ
生物や精霊とは言葉やアイテムで契約する
武具は証を入れることで契約することになる。
魔法の訓練は手の中に気、魔素を合成せず
球体状に集めることが一般的である。』
なるほどねぇー。
魔力が体にあるわけじゃないのか。
体内になくても一度体内に入れる必要があるのか
「次はこの世界についてだ
『この世界は天界、冥界、地上界がある
天界は天使、神、昇魔などがいる世界
昇魔とは悪魔が善行を積み昇った姿。
冥界は悪魔、魔神、堕天使などがいる世界
堕天使とは悪行を積み堕落した天使の姿。
地上界とは今、私達のいる世界である
地上界には人が多く住む都、人が住む街
モンスターと人が住む町、モンスターが住む森
これが基本的な集まりの名称である。』
そうか、じゃあここは森に当たるのか。」
宝箱開けるために魔力の訓練しようかな。
左手の中に気……、血を手に集めるイメージ……
あっ!(゜ロ゜; 手の中が光ってきた。
この光を球体に…す……る……。
っはぁ~、これは疲れるなぁ。
運動した後とは違う緊張とかした後の精神的な疲労を感じるな
じゃあ右手に魔素……空気を手の中に集める……
っつ!むずっ!気と違ってイメージが……。
あれかな、カ○ハメ波とかそういう感じのイメージかな?
「まあいいや、今日は何を食べようかなぁ~と」
こうして俺の異世界生活は始まった……
俺の初めての魔力訓練は半分成功だった。
次は属性魔法に主人公は挑戦します。