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ドクハク

作者: ポン

同じ境遇の人、読んで欲しい。

過去に囚われてもがいてる人、全て本音だから正直聞く人によってはすごく気分の悪くなるような話。

でもこの気持ちの人いると思う。


そうだな、思い出すのは小学生の頃からぼくは足が遅くて、いつもなんかちょっと遅れていた。


あぁ、遅れていたってのはリレーやかけっこじゃないよ。成長のことだよ


普通の人が160くらいあるころぼくは140くらいでなんか身長に比例して何もかもできていないというか、うーん言葉を選ばずにいうとさ、劣ってるって感じかな?


いじめはなかったよ、優しい人が多かったんだ、恵まれていたと思う。けどさなんか満たされないっていうか…


中学生になったらさ、小学生にそのまま取り残されたような感じがしたよ。身長もみんなが伸びていく中、また遅かったんだよね。


ぼくはそんなに前世で悪いことしたのかな?って考えることもあったよ。部活は野球やってたんだけどルールとかさよくわからなくて訳の分からないプレーしてさ、よく叱られてた。

でも何に叱られてるのかもわからなかった。


「普通」にぼくはなりたかった。普通に野球ができて、友達がぼくを必要としてくれて、ぼくも友達を必要としてさ…


でもぼくはどちらかと言えば使えない側の人間だった、使えない人間ってベンチにいるんだよ、もっというとベンチ外、ベンチ外から声を出すのさ、同じ年代に生まれた友達を全力で応援する。


自分にできることってそんなもの。

惨めだったよ。


使えないってさ辛いよね。

必要ないってさ辛いよね。


なーんか心の中にもやっとしたものを抱えながら高校生になった、高校生になったらさサッカーをやってみたんだ、野球では使えなかったから。


まぁ結論サッカーでも使えなかったんだよね。


練習試合で審判やらされたよ、審判でオフサイドだと思って旗あげたらさ「どこがだよ」ってめちゃくちゃ怒られて全部責任はぼくにあったよこの頃から審判恐怖症さ。


高校生って恋愛とかってするじゃん。思春期を迎えた男の子が女の子のこと好きになるやつ、または逆のやつ。


まぁ「生理的に無理」とかよく言われてたから無理だったよ。親とかさ、親戚とかさ期待するじゃん「彼女いるのか」って、毎回「いない」って答えてた。

そしたら「積極性が足りないんだ」って言われたけど本当にそうかな?


運と遺伝子じゃないかなーって割と本当に思っていたよ。


間違えならどこが間違えなのか教えて欲しいな。


ぼくは将来は絶対お金持ちになって、ものすごい綺麗な奥さんと結婚してみんな見返してやるーなんて思ってたよ。


ダメな考えだとは思うけど、そう思わないと生きていたくなかった。


それはとは裏腹に女性に対して恐怖症ってのかな?を患ってしまったまま大学生になってしまったよ。


大学生でも、「顔がタイプじゃない」とか言われたんだよね。恋愛ってしたことないからわからなかったけどさキスしないといけないんじゃないっけ?


ならさ嫌いな顔とキスするってさシンプルに拷問だと思ったんだよね。

内面と外見どっちも好きだからその人を愛せると思うの。ぼくはその人と関わるのをやめたよ。気遣いってやつ。


そしたらいつのまにか2年くらいたって卒業、短大だったからね。


編入したんだよね、都会に出てみたかったんだ大都市東京に


東京ならさぼくを受け入れてくれる人に出会えるかなって、


まぁ結論から行くといなかったよ。

おしゃれとかさ、髪型とかね気を使ったら同級生が「かっこいいな君」って言ってくれたんだ。

すごい嬉しかった。


でもさ、その隣の女子が

「そうかな?私は嫌い」ってボソッと言ったんだ。

辛かった。


なんか根本のところでごめん無理みたいな、愛想笑いするのには慣れてたからさ、はははって毎回笑ってた。


実家に帰省した時は「同級生のあいつが結婚した」みたいな話題がすごい流行っていた。

そしたら親が「やっぱり学生時代から付き合ってる人が一番幸せな結婚してる」って言った。

なんだよぼくは一生不幸かよって思った。


ある時中学時代の友達が東京に来てて、キャバクラに一緒に行ったことがあるんだ、友達も「相変わらずだな」みたいな感じだった。昔のまんまって思ったんだろうね。


そしたらその友達と一緒にキャバクラの女の子がぼくの目をまじまじと見ながらさ「モテなさそう」っていったんだよね。


自然にポロポロ涙をこぼしていた。

そしてはははっていつもの愛想笑いをしてたよ

泣きながら笑ってたよ。

キャバクラの女の子は慌てた様子で「ごめんそんなつもりじゃ」って感じだったよ。


涙って血だっていうよね。

言葉のナイフで体を抉られたんだろうね。

友達は隣で「だよな、なんも変わってないんだ」って笑ってた。


ぼくは

22歳までこんな感じでさ、14歳くらいとき野球でベンチ外だったように、また必要ないんだって思ったよ。


そんなときさ

ぼくは筋肉トレーニングに目覚めたんだ。

これまでの辛さをダンベルにぶつけて歯を食いしばって、これまでぼくを傷つけてきた全員を見返してやるって、格闘技も始めたよ。

背中に「復讐」という入れ墨を入れてひたすらサンドバッグを打った。

女全員を見返してやるぼくを侮辱したやつ全員ぶっ殺してやる。

筋繊維をちぎりにちぎりまくった。よく吐いていたよ。

絶対に見返してやる。って何度も何度も何度も自分に言って。

仕事も全力でやったよ法人会社を立ち上げて、外車が買えるまで24歳で成長させた。


23歳でやっと彼女ができたんだ、しかもすごく美人。

ぼくはすごく誇らしかった鏡に映る自分はバキバキのマッチョになっていた。

昔の友達に会うと「だれ?」って言われるようになった。


ぼくはすっかり変わった。

でもね、満たされないんだ。

青春時代に愛されたかった。認められたかった。

25でその彼女から別れを告げられた、ぼくは仕事とトレーニングばかりしていてそこが嫌だったらしい。


ぼくはもうそこにしか居場所がなかった。愛された経験があったらどうなんだろうか、こうはならなかっただろう。


今26歳彼女はできたけど普通の子だ、ごめんな、普通なんて言って。

ぼくは美人が欲しい。復讐がしたい誰もが羨む性格容姿を兼ね備えた子が欲しい。

負けたくない、誰に?わからない…

負けたくない

ぼくは散々な目に遭ってきたんだ幸せにしてくれなんて思う。


クソだ。

ぼくはクソだ、こんな考えダメに決まっている。

でもさ、ダメだ来るところまで来てしまった。


内面だけじゃ過去のぼくは許してくれない。

全てを手に入れたい、青春時代我慢していた鬱屈を全て覆してくれるような人を。


ジムで友人ができたゆうすけってやつだ。

ゆうすけは高校からモテていた常に告白されていたらしい。

最近、ゆうすけは別れたらしい。でも三日後に美女から告白されていた、「今晩楽しみます」なんて言っている。

ぼくはそれはいいなって口で言いながらなぜ青春時代恵まれていたゆうすけが今も恵まれているんだって思ってしまった。

ぼくは恵まれていなかった辛かった。

でもぼくはゆうすけみたいに…


ぼくは過去辛かった

なんで過去恵まれてきたゆうすけがいい思いをする?

なんで?

なんで?

なんで?

なんで?


辛い思いをした人間が恵まれるのは当たり前だろ?

そうあって欲しい。そうあってくれよ。

仕事と筋肉だけはそうあってくれた。

女は違う。

当たり前だ、ぼくは女の子を、トロフィーのように扱っている。

そんなぼくが嫌いだ、でもやめられない。

勝ちたい

勝ちたい

勝ちたい

勝ちたい。

ぼくの彼女は内面が素敵だ。、

でも外見は普通だ。

勝てない。、、、


なんで恵まれてきたゆうすけが

なんで虐げられてきたぼくが

クソォぼくは最低だ。

でも負けたくない。

もう誰にも負けたくない。


クズでごめん。

とても辛い。

読んでて気分を害してしまった人がいたら申し訳ない。

でも同じ考えを捨てられない人っていると思う。

そんな人に読んで欲しい


独白


毒吐く


読破苦


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