転スラの本番は連載終了後だった件
前回なろうTOP5に触れましたが、今回はその中で転スラはのアクセス推移を少し深堀りしてみます。
自分は転スラを連載中から追いかけていた訳ではなく、連載後に知った人なのですが、正直連載中が一番盛り上がってたんだろうな―って思っていました。
なので、今回書こうと思っている話が結構意外だったのですが、転スラをずっと追いかけていて『転スラの盛り上がり方って、こうだろ知ってるよ』という人にとっては当たり前のことを書いているかもしれません。
そうだったらすみません。でもとりあえず書いてみます。
こちらに示すのが転スラの連載開始からの一日ごとの各話UAの累計です。
図中に示した通り、一番左で飛び出ているところが本編の完結です。
なので、本編連載中のアクセス数は全体から見ると割合としてはとても小さいことがわかります。
こういうのって普通なら連載中が一番盛り上がるよなぁ、と私は思ってしまうわけですが、転スラはそうではないのが面白いなと。
ジャンプとかのマンガの連載でも一番盛り上がっているのって、やっぱり連載中だと思うんですよね。
で、連載終了に伴い、いわゆる燃料投下がなくなることで、次第に話題もなくなっていく。
それに反して転スラの場合はむしろ連載終了後に伸びていくような形になっていて、これはおそらく書籍やマンガ化などと言ったメディアミックス展開が非常に上手く言ったということになるのかなと。
この辺になるとマーケティングの話になってくると思うのですが、書籍の出版タイミングやらアニメ化への流れやらにお客さんを上手く乗せつつ誘導していくのがすごく上手いのだと思うわけです。
もちろん作品自体にそれだけの魅力があるということも間違いなくあると思いますが、「転スラ」というコンテンツの力を維持したまま、むしろ増幅させながら6年以上継続してるのってすごくないですかね。
なんならソシャゲの「まおりゅう」がリリースされたのとかついこの間ですし、あれもアニメの二期の2クール目に合わせてあの時期のリリースだったと思うので、いろいろ緻密にタイミングなど練られているんだと思います。
実際の内情は知る由もないので『中の人達が何も考えていませんでした』という可能性もないわけではないですが、まぁ、そんなことはまずないでしょう。
関係者さん達の努力が伺い知れます。
上だと色が一緒なので、分かりづらいですが、明確に色分けするとこんな感じになります。
また、話数を横軸にとるとこんな↓感じで、いずれにせよ連載中のアクセスが全体から見るとかなり小さく見えるかと思います。
「転生したらスライムだった件 - 完結したら本気だす -」みたいなタイトルが似合いそうなグラフです。
本件は私が「へぇ」ボタンを20回ぐらい押したくなったので取り上げて見ましたが、皆さんにとってはいかがだったでしょうか?
私は連載されていた作品が終了後にここまで伸びるのだと知ることができたことで、メディアミックス展開の凄さや、マーケティング、ひいては広告、広報の重要性を改めて認識した次第です。
自分の作品もいつかこんなことにならないかなぁとか
0.1%でいいからPV分けてくれないかなぁとか
そんな下賤なことを思いつつも、夢を見ながら生きていこうと思います。
さて、ツール使ってて面白かったことや、新たに知れたことなんかはとりあえず現状としては大体で書いたと思うので、本連載としては一旦ここで完結といたします。
ツールも入れたい機能はほぼ入れたので、後は使いやすさの向上だったり、なんか面白い機能をひらめいたら追加するような感じになっていくかと思います。
ではでは、最後までお付き合いただいた方
ありがとうございました。
何か面白い機能とか思いついたら連載中に戻して書いたりするかも知れないので、その時はよろしくお願いいたします。m(_ _)m
もし、「実は追加して欲しい機能がある!!」という方は感想やtwitterでご連絡いただけるととっても嬉しいです。必要あれば実装検討しますので、もしいらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。
あとがきのコピペ
自分の小説のアクセス集計もやってみたい!という人はここで試用版のツールを公開していますので、
興味あればご自由にどうぞ
【非公開化済】https://cathut.booth.pm/items/3569867
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環境によってはソフト起動時に『WindowsによってPCが保護されました』と表示されます。
通常は[詳細情報]をクリックすると『実行』ボタンが表示されると思いますので、こちらをお試しください。
発行元が不明な発行元になっていると思いますが、こちらはデジタル署名などを使用していないためです。
すみませんが、ご了承ください。