魔王の娘と夢幻の勇者

白金（しろがね） 望（のぞむ）はどこにでもいる普通の大学生である。
ある日から、彼は別世界の夢を見るようになる。
それは燃えるような赤い髪と赤い瞳を持つ少女の夢とその世界で起こっている戦争の夢だった。
そして彼は、異世界へ呼ばれることになる。
いつもと同じように眠りについた望が目を覚ますと、目の前には白銀の衣装に身を包んだ美しい少女がいた。
白銀の女神と名乗る少女 ユキ。
彼女により望の冒険が始まるのだが、お金がない、家がない、仕事がない、そして望を待ち受ける運命の出会いが…。