別に私はロリコンではないのだが…
「えぇと、自己紹介が遅れましたね。私はチヨと言います。一応あなたのいた世界とは異なる世界の管理を行っています。」
可愛らしい少女、チヨは続けた。
「先ほども言いましたが、あなたの知識の膨大さは目を見張るものがあります。その知識を使わずにいるのは勿体ないと思いました。なので私の管理する世界を生きてみて欲しいのです。」
突然の話で私は少し動揺してしまった。
「ちょっ、ちょっとまってほしい。まだ頭の整理が追いついていなくて。少し考える時間が欲しい。」
そういうとチヨは幸せそうな笑顔を見せながら答えてくれた。
「あ、流石に話が急すぎましたね。ここでは魂の老朽化はありませんので時間は無限にあると言っても大げさではありません。好きなだけ考えてもらって大丈夫です。ずっと一人で暇だったのでこうやって他の人がいるだけでとても楽しいのです!」
チヨにとって私は久しぶりのお客さんのようなものらしい。
……………あれから10分ほど経過したような気がする。10分もかけて整理するほどの内容では無かったのだが、途中からチヨが私の膝の上に座り気持ちよさそうに寝てしまった。起こすのも忍びないのでそのままなのだが…いや、本音を言うとチヨの寝顔が可愛くて起こせないのだ。
仕方ない。チヨが目覚めるまでこの至福の時を過ごそうではないか。
いや、別に私はロリコンというわけではない。ただ可愛いもの、人が好きなだけだ。




