『姉の威厳を守るためにはどうしたら良いのか?!』会議を始めます。
「ではこれから、第358467952468回目『姉の威厳を守るためにはどうしたら良いのか?!』会議を始めたいと思います!!!」
「待て糞姉貴。僕はこのくだらなすさ過ぎる馬鹿げた話し合いは人生11年目にして初めて聞いたんだけど」
「当たり前じゃん。今日初めてやるんだから」
「じゃあさっきの3584632845636回目とか何だよ?!いつやったッ?!」
「ナイスな突っ込みをしつつ何を手に持っているんだ我が妹よ危ない」
「(玩具の)銃」
「さて、司会の姉が(BB弾で)撃たれそうなので話を進めよう」
「おい、あの無意味な数字の理由は」
「可愛い顔した悪魔の妹をからかうため」
「(ガチャンッ)」
「あ、何故かBB弾から火薬用に持ち替えて怖いよ妹」
「灰は風に飛ばしてやるから安心しろ」
「うん、何処に安心できる要素が有ったかこの野郎♪」
「永眠出来るよ♪」
「あ、待って、本気で生命が脅かされているので話をしよう」
「最初からそうしろ」
「えーでは、まず、妹に身長を抜かされてしまった場合の威厳解決法を」
「諦めろ」
「はえぇよ!! そしてどや顔すんなムカつくなぁ!!」
「下らねぇ妬みだなぁ」
「その妬みを生んでいるのは何処のどいつだええこら」
「ダイナマイトいる?」
「花火の火薬をバラビラにして詰めに詰めた物体をダイナマイトとは言わないよ?!」
「爆発すれば皆一緒だ」
「姉は身長が伸びたいのだよ!!」
「だったら先ず野菜食え」
「あんなもん胃袋に貯まらん!!!」
「縮め」
「スミマセンゴメンナサイ撃たないでください」
「じゃあもうこの糞話を止めろ」
「(無視)さてでは次は」
「何無視してんだ屑姉貴が」
「肥えに肥えた脂質とモノグリセリドをどう解決するかについて」
「普通に脂肪と言え」
「贅肉をどうするかについて」
「運動しろ」
「えー? 少なくとも走っただけで息切らす妹よりは運動してるよー」
「表出ろ」
「え、その指と指の間に挟んだ金属物はなんだい我が妹。明らかにあれだよねアレ。ヤンキーがガチンコ喧嘩の時に使う奴だよねそれ?!」
「100均にあった」
「んな危険なもんが、安くて壊れやすい全国共通100均に有るわけが無いでしょう!?」
「ボコったらくれた」
「誰をボコったんだよ怖いよ妹!!」
「………‥………‥」
「え、ちょ、ま、何で無言?! そして何で姉を引きずっているの?! こわ、怖いよ?! わ、ま、あ、ぎゃぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああっ!!!!!!」
半ば事実という…