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THE TEAR OF WORLD  作者: FRONTIER
TURBULENCE
80/110

DEADLY CONFUSION

戦場はもはやエデンによる戦禍と化していた。スタークとキースはしばらく対峙すると瞬時に姿を消して場所を移す。ここで戦うと周りを巻き込みかねないからだろう。



この場所には、モーファ率いるエデンの軍勢、感染したことによってミランダとハルは意識を失い同志らがエデンの兵士と戦闘を繰り広げている。



リサは負傷していながらもマリオと共に力を振り絞りハルとの戦闘との傷ついた仲間の治療に専念していた。



「リサ…ユーも大分ダメージを受けているのだろう…。無茶をするではない。」




「いえ…魔人化出来ない程ダメージを受けている今…これくらいのことしか出来ませんわ。


それより…アレン君と言ったかしら。早く彼女を助けに行ってはどうかしら?今、彼女を救えるのはあなただけですわ。」






そして、アレンは十字架のビアンカのもとへと駆け付け、見上げる。彼女の名前を叫ぶように呼びかけるが目覚めることはない。



すると突然仮面を被った長身の男が現れた。すかさず聖煌剣を抜き体勢を整える。




「へぇ…反応出来たんだ。俺っち君のコト知ってるぜ…?俺っち達を倒すためにわざわざこっちの世界に来たんだろ??」




こいつがエデンの兵士である以上、ただ者ではないことはわかる…。


ならば…大技の一撃で決めるしかない…!!




聖煌剣の先端をかざし、全力でシャイリアス・レイを放つ。爆風が吹き荒れる中で男は……







「なっ……」




「おいおい…人が話してるじゃん…マナーがなってないね。」



男はシャイリアス・レイをいとも簡単に止めたのである。しかも、片手だけである。



しかし、仮面だけは割れてしまった。男は小麦色の肌をしてパーマがかかった容姿をしていた。




「あーあ、割れちゃったよ。これ高いらしいぜ?まぁいいや。自己紹介をしよう。



俺っちはアラン・ユリアーノ…エデンNo.5さ。



平和軍のやつらはみんなに取られちゃったから…君と戦うことにしたんだよ。失望させないでくれよ…?」

 

 

 


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