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THE TEAR OF WORLD  作者: FRONTIER
TURBULENCE
75/110

THE DIVINE JUVENILE






天は怒り




神は沈め




民は従い




少年は生まれた

 

 

 


魔人旅団のメンバーが二人、そしてアルフレッドの力が合わさったとしても敵わないなんて…!!


いったい何が…!?




前方を見ると、彼を白い布でまとった謎の少年がいて、その背後にミランダやシルヴァ以外の兵士も待機していた。


そして、彼を見た瞬間に悟った。彼と戦ってはならない…と。





「はぁ…はぁ…!!」




「もういいでしょう。結末は見えている。」






少年は片手をアルフレッドにかざした。部屋にいた誰もがその魔力を感じた。


今まで感じていた魔力は彼のものだったのだ…!




もはや強大という一言では済まない。ありとあらゆる生命体を超越した存在感を醸し出している。




少年の手から凄まじい雷が放たれる。グロリアの雷とは破壊力が格段に異なる。


それに直撃したアルフレッドはもはや立てず、死にかけていた。




「アルフレッド!!」




「アレン君かい…?申し訳ないなぁ…」




これ以上喋ることで負担がかかり苦しむ姿を見ることは出来ない。


悲しみを堪え、少年と対峙する。どこか冷たく、綺麗な瞳がいっそう不気味である。




「ようこそ、そしてはじめまして…僕が平和軍総帥ハルだ。」




こいつが…平和軍のボス…!!



ひしひしと伝わってくる力、本能が戦いを拒み続ける。


しかし、僕らには使命がある。




ビアンカ…!!




「僕と戦うのか?」




「…守るべき人がいるんだ!!」




「ならば、君の術をひとつひとつと消してあげよう。」




全てをかけた戦いが始まろうとしていた…!!


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