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THE TEAR OF WORLD  作者: FRONTIER
TURBULENCE
69/110

FAIR SACRIFICE Ⅳ

バンテラの持つ能力によって右腕以外の動きを封じたとはいえ、ゼロの場合おそらく止められるのは数秒間だけ…



次の一手で勝敗が決まるにちがいない。




アルフレッドは尽力し最大限にまで魔力を使い、特大の風の塊を矛先から打ち出した。




「愚かしい…!私にそんな攻撃は通用しない!」



彼は右腕を前に出し、風の塊を再び吸収する。だが、それだけで終わらなかった。


もう一つの強大な魔力の塊がゼロに襲い掛かる。それはリサの持つ銃から放った一撃だった。この追加分により、ゼロは吸収しきれずに大きな深手を負った。





リサの読みは次の通りである。



もし本当に全ての魔力を吸収する能力を持っているならば、たとえ連続的攻撃が繰り出されても回避する必要は皆無だ。



しかし、ゼロはリサが複数の魔力の銃弾を放った時に直ぐさま避けた。その行動を紛らわす為に瞬時に動いて間合いを詰めて相手に危機感を与えたが、リサだけはそのパターンを見逃してはいなかった。




つまり、彼女はこう考えた。


ゼロは、一回の吸収につき一撃しか吸収できないのではないか…と。




そして、それは完全に的中していた。ゆっくりとゼロは立ち上がったが、数歩進むと再び倒れ、消滅していった。






「まさか…ゼロが……」




「さぁ…あとは君だけだね。どうすんの?」



ミランダが後ずさると、彼女の前に同じ制服を着た刺客が現れた。それはアレンの戦闘から撤退したシルヴァだった。




「帰るぞ…」




「ええ…」





平和軍特有の白い羽を生やし、シルヴァはミランダを背負いその場から去ろうとした時、彼女はアルフレッドたちに最後の警告を促した。






ここから先は…平和軍本部の中心部だ。




そこに裏切り者の女がいる。だが、てめぇらにはあいつを救えねぇ。




我らの主、ハル様がいらっしゃるんだからな…

 

 

 


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