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THE TEAR OF WORLD  作者: FRONTIER
TURBULENCE
56/110

ALLY OR ENEMY? Ⅲ

魔人旅団…もはやエデン、平和軍に続く第三勢力として台頭している組織である。


こいつらは決して安心して仲間と呼べる存在ではない。もしかしたら味方を装って奇襲を仕掛けてくるかもしれない。




「ノンノン、私達はユーたちと戦うつもりはない…さっ!


もしユーたちがまだエデンに所属していたなら…容赦なく殺していたのだがね。」






テセラとの戦いの後にこんな奴らと戦うわけにはいかない…。命拾いをしたもんだ。そして、彼は咳払いをし改まる。




「失礼した、私の名前はドルコン・モンテリオ…魔人旅団第四魔人なの…さっ!」



だらしなくかけて眼鏡を正し、長い黒髪をボリボリと掻いて口を開いた。




「私はリサ・アミューサと申します。魔人旅団第八魔人ですわ。」


ずぼらな見た目と口調が完全に合わない…変わった人物が多いが、最後の男性はきっと大丈夫だろう。





「あぁん♪あたしは魔人旅団第七魔人バンテラ・クリングス…よろしくねん♪」





あぁ…もう嫌だ。魔人旅団の話はエデンにいた頃から聞いていたが…なんだか拍子抜けだ。



だが、はっきりしていることはこいつらの持つ魔力はとてつもなく強大であることだ…。






「さて、実はまだ話があるの…さっ」




「なんだい?」




「実は私達は現世にいた頃からユーたちを偵察していたのだが…ユーたちの仲間…まだいるのだろう?彼らの命が危ない。」




「………どうして…?」




「………誘拐というやつになるのだろう。おそらく平和軍辺りがくさいと思うのだがね。」





まさかアレン達が…!?それが本当の話ならば、こんな場所にいつまでもいる時間はないだろう。


するとスタークがゆっくりと起き上がった。




「たしかにそうかもしれない。あの時離れ離れになってからどんな危険にさらされるかもわからねぇ…


おい、てめぇらはどうして俺らを救う?」





するとドルコンは再び髭を触りだし、一間空けて小さい笑う。




「私達も平和軍に用があってねぇ…もう平和軍の本部に直通している空間を仕掛けてあるんだが…



どうだい?ユーたちも一緒に来るかい?」

 

 

 


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