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THE TEAR OF WORLD  作者: FRONTIER
COMING TO A HEAD
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STERN DISCIPLINE Ⅴ

昨夜は夕食や入浴など最低限の生活を済ませた後に、いつの間にか眠りについてしまっていた。



そして朝を迎えて、何か目の前に違和感を覚えた。嫌な予感がしてゆっくりとまぶたを開けてみた。するとそこには吐息がかかる距離にリースがいた。





「どわぁああっ!!!」




「おはようございます、アレン様。」




「な、なな……なにしようとしてたんだよ!?」




「なーに変な妄想してやがるんだ?ひゃっはっはっはっ!!」



寝間着のままスタークが起きてきて早々赤面のアレンをからかった。やはりこいつは人を小ばかにする癖があるのか。呆れて眠気もあっという間に覚めてしまった。






「さーて。今日も修行をやるか。」




「またコイン探し!?」




「いいや、今日は昨日の応用といったところだろうな。」




そういって指を軽快に鳴らすと、部屋が薄暗い森へと続く入り口と変化した。この森の奥にはアレンへの試練がいくつか仕掛けられている。そして全て制覇した時に出口へと繋がる道が現れるという。




「心配するな。また今日もリースが同行していくからな。迷った時は彼女に尋ねてみるといい。だが、いつまでも助けがあると思うなよ。


戦場ではいつ何が起きるか予測がつかない。さぁ、生き延びて帰ってこいよ。」





そういい残してスタークはその場から去っていった。意を決して森へと踏み入れた。すると早速二手に分かれた道が待ち構えていた。



これはまた魔力を探るパターンである。少しずつ慣れたため、昨日よりも早く感知出来る。




そしてさらに奥へと進むと、突如三つの黒い球体が姿を現した。近寄ってみると、それらはとても小さな悪魔となった。



最初の関門、それは悪魔(実際よりも少し弱い)との戦闘だった!!

 

 


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