表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/40

衝突 結末

「頼るのは己なんだよ」


 俺は剣を捨て一番得意な状況にする。

これで俺の防御力はほぼ無くなった、攻撃あるのみだ


 「アイスバレット」


 俺はハイオークに氷属性攻撃を仕掛ける。


「グオォォ」


 それを正面から受ける。かなりの数の攻撃を打つもそこまでダメージが入っているようには見えない。

 耐性持ちか?俺は今の攻撃で仕留めたかった。が、それは厳しそうだ。


 「何か俺にできる技は、」


 篠突氷は発動にかなりの時間が必要だ。魔力結界がないと隙だらけになってしまう。

 

「いや篠突氷の氷の塊を放てれば良いのか!」


 俺は完全に閃いたと思っていた。


「くらえ」


「あれ?」


 不発だ。俺の想像通りに飛ばない生成された氷が発射と同時に消えてしまう。

 この技は出ないのか、そう試行錯誤していると、ハイオークが斧を投げてきた。


「うわっ」


 その斧は俺を掠める程度だったが、勢いは止まらず、後ろにいた動けない女性に一直線に向かっていく。


「きゃああぁぁっ」

「危ない!」


 俺にはこの距離間に合わないバリアーも届かない。

俺は人が死ぬ瞬間を見たくなくて目を閉じる。


「風力魔法」


 しかし、その斧は女性に当たることはなかった。


「間に合ったわ、一人にして悪かったなフィル!」


 間違いないランの声だ


「先輩!」


 こっちに助けに来てくれた。俺のことを心配してくれたのか、しかしそれならあっちのボスは?


 「ああ、あっちのボスはもう倒した。ってかそんなに強くないモンスターだったっぽいこっちが本当のボスだな」


 先輩がいると心強い。いつも何もしない俺を助けてくれるのはいつも先輩だった。今日も先輩が俺を助けてくれる。そう俺は安心しきっていた。


「で、どうするこいつは俺たちでどうやって倒す?」


 俺のことか?俺を使うのか俺はもうこいつには勝てないことが分かりきっているのに。


「なあお前、もしかして俺も闘うのか?って顔してるけどよ、そんなんじゃいつまで経ってもお前の兄さんには追いつかないよ」


あっ、


 そうだ、俺はいつも特訓している時に先輩やダックスさんに、俺の目標を話していた。兄さんみたいなカッコいい人間になるって。

 今の俺は兄さんに一歩も近づけていない!そう思った俺はもう動き出していた。


「そうだ、それこそがDAクランたる者!リューさんになる男だ!」


 先輩がハイオークの気を引いてくれている。あんな近くでも攻撃をかわし続けられるのは先輩だからこそだろう。

 先輩は風の属性を持つスピードスターだ。最高速度は俺よりも早いしスタミナもある。機動力の失ったハイオークの攻撃はまず当たらないだろう。


 しかし俺はどうしたらあいつを倒せるか考え込んでいた。

そんな俺を先輩は


「何考えてんだ まずはやってみろ!俺らに考える時間なんて無いぞ!」


 この言葉を聞いて俺はなんて無駄な時間を過ごしていたのだろうと思う。

 百考えるのではなく、一やってみる方が余程価値のある行動だと言うのに俺は何をしていたんだ。


「はい!」


 俺は先輩に言われて全ての悩みが完全に消えた。

そんな俺は今何にでもなれる気がした。今攻撃の構えをしていると、いいアイデアが思いつく、 


「アイスバレットをアレンジすればいいんだ。」


 考えるより、やっていくうちに理解することの方が多い。

俺はすぐに実行に移す。


破壊する氷(レイルバスター)ァァ」


  グアァァァァァ


「ポータルボスを討伐しました。ポータルが10分後閉鎖を開始します。」


「た…倒した俺がこいつを」


「良くやったなお前」


 俺と先輩でグータッチを交わした。





──────紹介


ラン・ヴィルドムード


魔力   中 属性 風


筋力   38

機動力 85

技術 45

体力 70

防御力 18

知力 64


 恒常スキル


・なし






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ