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24JK  作者: 百雲美呪丸◎
八章
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第4話「んんぅ……っ――ぁ~~~~!」

「きゃっ!? クマくん!?」

「レンちゃん……!」


 力強く両肩をつかんでキスしようとしたら――唇の前に片手を当てて阻まれる・拒まれる。


「レンちゃん……?」

「ち、違うの、嫌じゃないの~……反射的に~……。けれどいきなりどうしたの~……?」

「……いきなりじゃないよ」


 100分も体を見せられて、そして脱ぎだして――もう我慢できないよ・理性もたないよ。その証拠が巡条さんの股間に当たってる。僕は僕で巨乳が当たってる。どっちも脈打ってる。


「か……固い――わ~……」

「や……やわらかい……ね」


 体を重ねたまま時が・動きが止まった。ドキドキは止まらない・っぱいはたまらない……。

 やがて唇に当ててた手を離して見つめてくる。頬は赤い夕暮れのごとく紅に染まっていた。


「な……なに?」

「ぬ~ね~の~」


 ねだるみたいに言って目を閉じて唇をすぼめた。し、していいってことですか……?


「……ごくっ」


 変な唾飲み込んで意気込んで、今度は頭をぶつけないようゆっくりと――口づけた。


「んっ……ちゅっ……」


 首に腕をまわして情熱的に応えてくれる。唇はぷるん・つるんとしてて甘くて優しくて……。ついばめばついばむほど味が・香が出てくる。蜜の味だ・花の香だ。か、花恋――大好きだ。

 三度目の正直、ちゃんとしたキス――舌は入れないまでも長~いことちゅっちゅしました。


「…………」「…………」


 ベッドに並んで腰かけて甘酸っぱい沈黙。キスは清いな・尊いな……唇はそのためにあるな。

 仰向けのレンちゃんにムラっときて衝動に駆られたけど、今はもう満ち足りて肉欲はない。依然として固いままだけど、これをどうこうしたいとか思わない。余韻で・感触で頭いっぱい。巡条さんもたぶんそう。キスもだけど初めての棒の感触、うつむき加減の横顔から見て取れる。


「こ、個撮、再開しましょ~」


 立って両手を壁に当ててお尻を突き出して、赤みの残る顔で振り返った。セクシー・美しー! 色んなポーズを撮らせていただいて、キッチン・玄関・風呂でも撮って――エロすぎるって!

 今夜も毎夜もオカズが多すぎるって!


        ◎


「きゃ~~~~~~~~! や~~~~~~~~ん!」


 枕に顔をうずめて脚をばたばた~! 本当はこんな貧乏くさい消音なしで叫びたいわ~!

 クマくんが帰っておうちにひとりで~す。お付き合いしてひと月、最高の一日になったわ~。しちゃった~しちゃった~、キスしちゃった~! 恋人同士でちゃんとした初めてのキス~! 唇も体も重ねちゃった~! あれが――襲われるってことかしら~、ドキっとしちゃった~!


「…………」


 た、拓真の――たくましかった~……。私の股間に当たってて~、ドクドクしてて~……。あれって苦しかったのかしら~? 私が……しゃ、しゃぶったり……してあげるべき~……? 男の子って~……ひとりッチ……よくするみたいだけれど~、クマくんも……い、今頃~……?


「…………」


 わ、私だって・女だって……するときはするわ~……。元アイドルなのにいけないわ~……。


「ぁ……んぅ……」


 クマくん……クマくん……ええ……いいわよ……好きに揉んで……そのままキスして……。


「はぁ……んふぅ……」


 し、下のお口にしてくれるの~……? は、恥ずかしいけれど~……お、おねが~い……。


「ああっ……はぁん……」


 拓真……拓真……! もっと……して~……! 気持ち……よくって……私……私……!


「んんぅ……っ――ぁ~~~~!」


 も、もう……っちゃった~……。ベッドの上で私ったら~……変態おばさんじゃな~い……。こんなところ見られたら引かれちゃ~う・別れられちゃ~う……。けれど――シたいの~……。


『レンちゃん……僕も……シたいよ……!』


 わ、わかったわ~……。妄想なら……シても……いいわよね~・捕まらないわよね~……。

 またあそこに指を伸ばそうとしたら~、ルインがきてクマくんと思って見てみたら~――


    一か月おめでとー

    水着になってなにしてんの?

    エロいことあったー?


 萌々奈の返信だわ~。〝今日で一か月~〟って送ったの~、クマくんの腕を取った自撮り~。


『ありがと~、あったわ~』

『よかったじゃん』


        ◎


「よくないじゃん」

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