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24JK  作者: 百雲美呪丸◎
八章
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第2話「花恋……」「拓真……」

「私の……っぱい……どうかしら~……?」


 っぱいの感想求められた! おずおず・むずむず照れくさそうに。僕は率直に・丁寧に言う。


「お……大きい……です」

「そ、そう~? そこまで大きくないのよ~。HとかIの人がいっぱいいる世界だから~」


 Fカップじゃ並み居る爆乳に勝てないけど、ヒップの大きさ・綺麗さだったら負けてない。コンプレックスだった巨尻を褒められて・認められて、私はお尻が売りなんだと自覚したとか。

 っぱいぷるんぷるんの浜ダッシュが終わり、カメラに向かってうつ伏せで砂に寝そべった。両肘をついて頬を両手で包み込み、右へ左へ頭をゆらゆら――って、ディベートのとき見た! 二十歳のしおりんがほほ笑みかけてくれる。か、かわいい……隣からもにっこり同じように。


『うふふ』「うふふ」


 シンクロナイズドタイミング!

 レンちゃん(20)はどこかまだ幼さが残ってて、髪は肩くらいまでのセミロングにしてる。アイドルだった10代の頃はショート、今は胸まで長いロングだから過渡期かな。どれもいい。

 ゆらゆらしおりんからおしりんにカットが変わった。お……大きい……です……ッチです。胸と違って尻なんて比べないとわからないかもしれないけど、しおりんのおしりんはわかる! 単体でもでっかい! 丸みが・厚みがすっごい! きゅっとくびれた腰との対比でエっロい!


「私の……お尻……どうかしら~……?」


 僕は目を閉じて無言でうなずいて称賛とした。でかい・すごい・エロいなんて言えません。

 グアムの入り江からホテルの一室にシーンが移った。ビーチ前に建ってて窓から海が一望。しおりんはワイシャツ一枚で、ほっそりしつつもむっちりした太ももをむき出しに立ってる。画面奥の窓の絶景をも収めつつ、カメラに向かって可憐な・妖艶なポージングをしてくれた。

 その後ベッドに仰向けに寝てワイシャツをはだけて――ラグジュアリーなランジェリー!


「水着じゃないから恥ずかしいわ~……」


 頬も耳もまたたく間に赤くなる(僕は言わずもがな)。刺繍の細かい桃色の――し、下着……。パジャマのレンちゃんも剥いたらこういうのしてるのかな……? あ、いや、『剥いたら』って。これって……今……チャンス? 『しおりのおしり』はこのまま観たいけど――お、襲いたい。

 画面のなかのしおりんは、まるで猫がじゃれるみたいに甘えてる。襲ってと言わんばかり。ホテルにワイシャツってシチュエーションからしてたぶんそうだ……そういうシーンなんだ。


「グラビアの先輩の教えでね~、カメラを恋人だと思えって~」


 その教えを惜しみなく実践したのがここだという。けど恋人はいなかった、わからなかった。


「クマくんとお付き合いしてやっとわかったわ~。きっと今の……私の表情がそうなのよ~」


 とろんとした目・ぷるんとした唇。気づけばこれ以上ないくらいここぞってとき――


「花恋……」「拓真……」


 付き合いはじめて今日で一か月、僕らは恋人として大きな一歩を踏み出――せなかった……。


「いてて……」「あう~……」


 おでことおでこがごっつんこ! ふたりして目を閉じるのが早かったかな……難しいな……。


「はは……」「ふふ……」


 ……歯がゆい・むずがゆい。泥酔で一回・舞台で一回してるけど、普通にキスはいまだない。今のがちゃんとできてたらどうなっていたか……いくとこまでいってたまであったって!

 テレビ画面に目を戻せば・耳をすませば――


『ちゅっ……ちゅるっ……』


 ベッドの上で四つん這いで上目遣いで! 細長い白いのぺろぺろ・ちゅぱちゅぱしてた!


「ソフトクリームならわかるけれど~、こういう棒アイスってこんなに舐めないわよね~? なのに舐めてって指示されて~、音まで立ててって~。これがなんなのか私さっぱりでね~」

「へ、へー、なんなんだろうね?」

『れろっ……れろれろ~。うふふ、おいし~』


 ニコニコして無垢なのが・無知なのが逆にそそるよ……。悪い大人にだまされてるよ……。

 れろれろしおりんからおしりんにカットが変わった。またヒップのアップで大迫力・大興奮。アングルの関係でアイスが隠れて見えなくなる。画面いっぱいの巨尻にかすかなチュパ音……。

 フxラなんだろうね!


「クマくん? どうしたの~、観れない~? 私も恥ずかしいけれど~……観てほしいわ~」

「う、うん……観るよ。ただ――刺激が強すぎて……」


 ロングスカートで普段は脚さえ見えないのに、今日でいきなり丸出尻まるだしりを見せられたら……。


「そ、そうよね~、ごめんなさ~い……卑猥なものを観せられましたって通報しないで~……」

「し、しないよ」


 最高だよ! 今すぐトイレ行きたいよ! ひょっとするとノーハンドでビュっとするよ!

 屋内・屋外問わなくて、様々なしおりんが撮られ・流れ、色んな水着が・下着が楽しめた。後者のときは途端に恥じらうけど……思ったんだ。考えてみてよ、水着も下着も露出度は同じ。胸部・臀部・恥部以外、肩から足まで露わだ。下着を見られるのは恥ずかしい、理解できる。じゃあ質として同じ水着も恥じゃないか? なんなら水着のほうが際どいのがあるじゃないか。そもそも恥ずべきは布じゃなくて肌じゃないか? 海やプールに行く女は痴女じゃないか? そんな姿を撮ってもらう・売ってもらう!? グラビアアイドルなんてもっと痴女じゃないか!


『も~ぅ、やめて~。や~ん』


 シャワールームで胸を横から揺らされてる。尻もこれでもかとなでまわされた。…………。


「ご、誤解しないでね~? 女性スタッフさんがやってるのよ~」

「そ、そっか、そうだよね」


 女性スタッフだとしても、こんなレンちゃん見たかったような見たくなかったような……。

 尺の半分、50分が過ぎた頃――尻も顔もカメラに向けてバランスボールで弾みだした!

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