徐々に魔改悪した自動執筆AIに小説を書かせた結果
調整するたびによくわからなくなる。
最初は良かったのに。
吾輩は猫である。名前はまだない。
そんな吾輩であるが、数日前にマタタビを追いかけて走り回っていたらトラックに轢かれてしまった。これは本当にたまたまだったのだが、運が悪かったというかなんというか…………。何にせよその結果、中世ヨーロッパのような世界に転生してしまったのである。
正直言ってここ最近の生活はかなり不満だらけであった。
現代日本で生まれ育ち、1年間生きてきた記憶と人格を持ったままこのファンタジー世界に投げ込まれたのだ。いや、べつに不満をぶちまけたいわけではない。ただ、ちょっとした偶然で死んでしまった結果がこれでは少しばかり納得がいかなかっただけだ。
しかも、誇り高き猫族だった吾輩にはこの人間の身体は窮屈すぎる。動きも鈍いし、人間どもと一緒にいるだけでストレスが溜まるわ、毛もないから夏でも暑いわ…………etc,etc. それでも我慢していればそのうち慣れるだろうとたかを括っていたが、やはり無理があったようだ。とにかく、この世界で生きるにあたって自分の名前が必要らしいことは理解していた。なので、「馬鹿」という名を付けてみた。我ながらいいネーミングセンスをしていると思う。そして、今日もいつものように阿呆者ギルドへと足を運んだわけなのだが――。
「ふむ…………?」
さっそく掲示板へ近づき依頼書を確認していく。
(ん? なんだこれ?)
それは、この街の住人なら誰もが知っているであろう有名なクエストの9つ。
そう、いわゆるひとつの定番イベントだ。『迷い子を殺してください』というものだ。
その仕事の依頼書を見て、思わずため息が出そうになった。理由は単純明快。報酬額がショボすぎだからだ。迷子のペット探し…………3兆円(税込み)だと!? ふざけているのか! 他の依頼を受けようと思ってもその金額を前に手が止まる。すると背後から声をかけられた。
「ちょっと、いいかしら?」
「はぁ……なるほどねぇ」
俺の言葉を聞いて彼女は笑みを浮かべると、おもむろに手を伸ばしてきた。そしてそのまま首根っこを掴まれてしまう。
「なっ、何をするんですか!」
「ふふふ、その言葉を待ってたのよぉ~!さぁ、大人しくしてなさいぃ~」
そう言って彼女は俺を引きずると部屋の中へと放り込んだ。
部屋の中にはベッドが一つだけあり、そこに女性が寝ていた。どうやら先程の女性は彼女の母親だったらしい。
母親は目を覚ますとこちらを見て微笑んだ。
「あら、目が覚めたのね?」
「うわあああん!お母さん!!」
そう言うと母親は娘を抱き寄せた。そして泣きじゃくる娘の頭を撫でている間に奥の方にももうひとつ気配が増えていることがわかり恐くなったのだが確認できないような構造になっていた為すぐに消えていたのでよくわかなったのだけれど……。なんだかめんどそうな人が増えただけだったかもしれないから考えても意味のないことは忘れたいものである……と思うも俺は忘れられなくなってしまった。
だってまた彼女が入ってきた時にさっきの女騎士よりもずっといい身体していておったててしまう可能性があった為にちょっとでもそのことを考えてしまった自分は頭か沸いたアホなヤローでしかありませんと思い込んでいる次第であるよw……あれだよあのね、だからと言ってさすがに出会った時と同じように股間に血が集中してしまったりしたところであんなことしそうになる俺なんてただのお○○○オ野郎にしか思えず逆に死にたくなるもの……っていうかいやんなってんもん本当に!!・マジやねん!そんことでなんちゅないねんさかいそこ突っ込みどころでもあるってもとんねえんじゃまかさぁ~
整合性ゼロ。