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精霊演舞曲  作者: しろ
3/8

精霊契約

全裸の少女が目の前にいる

しかも超がつくほど美少女だ

髪は腰まで届く白銀のように輝く銀髪で、目の色は不純物を取り除いたような美しい碧眼

肌はまるで雪のように白く、触れてしまえば壊れてしまうと思うぐらい華奢だ

その幼き体は保護欲を多いにそそる

「私を目覚めさせたのはあなたですか?」

少女の発した言葉は小さな鈴の音のように綺麗だった

「どういう意味だ?」

奏斗は疑問の顔をし少女に聞き返した

とりあえず奏斗は制服の上着を少女に掛けた

「はい、私を起き起こせるほどの膨大な魔力を持っているのはマスターですから」

「魔力?」

奏斗はまたも疑問の顔をした

「申し遅れました、私の名前はリア=ローレンツヴァルトツヴィフレンス、リアとお呼びください」

そう少女は名乗った

「マスターには私と契約していただきます

私はマスターとの契約に強く希望します」

色々聞きたいことはあるがまずは自己紹介だな

「俺の名前は東郷奏斗、今年で16になる

そして契約ってなんだ?」

そう奏斗はリアに尋ねた

「はい、契約とは精霊と人間が契りを結ぶことです

契約した人間は精霊の力を自在に使えます」

「リアは精霊なのか?」

「肯定ですマスター、私は神精霊です」

「神精霊とはなんだ?」

「はい、精霊には大きくわけて5種類あります

下位精霊、中位精霊、上位精霊、高位精霊、そして神精霊です」

「精霊の種類は分かった

でも何故神精霊のリアが俺と契約をしたいんだ?」

「私は奏斗の放つ魔力がとても好みです

それに顔も心もとても好みですので」

真正面からしかもこんな美少女に好きと言われたので奏斗は少し赤くなった

「そ、そうか」

少し照れながら奏斗は答えた

「私と契約して頂けますか、マスター?」

奏斗は少し考えてみる

(契約のことはまだ分からないが、デメリットも無さそうだししてみるか

それに死んだ爺ちゃんも何事にも挑戦じゃと言っていたしな)

「わかった、契約するよ」

奏斗はリアと契約する事にした

「ありがとうございます、マスター」

そう言うとリアは立ち上がり奏斗の側まで来た

(目のやり場に困る!)

奏斗は顔を逸らした

いくら全裸に上着を掛けたところで大事な所までは完全に隠しきれていない

「け、契約って何をすればいいんだ?」

奏斗は若干早口で尋ねた

「私に全て任せて下さいマスター

マスターは目を瞑って下さい」

「分かった」

奏斗は静かに目を瞑った

「リア=ローレンツヴァルトツヴィフレンスの名において紡ぐ

善ある者には祝福を与えよう

穢れありし者には神罰を下そう」

地面に複雑な魔法陣が出る

リアはまるで歌っているようだった

地面には複雑な魔法陣が現れ、淡く光っている

「我、東郷奏斗の剣となりて穢れ在りし者を斬りたまえ

然すれば汝に真実の道を創らん」

リアは綺麗な声で歌い終える

そして

「. . .ん」

リアは可憐な唇で奏斗にキスをする

「. . .!!」

その余りの柔らかさに奏斗は目を開ける

「ん. . .ちゅ」

奏斗の口にリアの舌が侵入してくる

「ん. . . . . . . .ちゅぱ. .ちゅぱ.....はぁ」

奏斗とリアの唾液が糸のように伸び、リアの甘い吐息が奏斗の顔にかかる

「な、何を!」

奏斗は多いに焦りながら尋ねる

「私のように人形の精霊は契約時にキスをしなければならないので

それとも、マスターは私とのキスは嫌ですか?」

リアは今まで無表情だったが初めて少し悲しそうな顔をした

奏斗は慌ててリアの頭を撫でる

「いやその、驚いただけで嬉しかったよ」

照れながら奏斗は答えた

リアも少し頬を染めなりながら「契約完了です」と答えた

こうして、全裸美少女が奏斗と契約したのであった


下手ですが、感想貰えたら幸いです

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