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No.203.絶無に

焼け爛れた皮膚を突っつく

激しい痛みにのた打ち回っても 冷めたまま

一言も発っせずに被害妄想

とめどなく泣きじゃくったり 笑い転げたり

本心はいつも闇の中 影の中

業火に晒されても瞬きもせず

抜殻の体

燃え尽きた骨を 叩き割る

苦しい傷みに 騒ぎまくっても凍えたまま

みじろきもせずに誇大妄想

果てしなく 踊ってみたり 歌い始めたり

本性は実は どす黒い暗黒

灼熱に照らされても 驚きもせず

屍の姿


無感動に 無感情に 無関心に


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

妄想って時に凄まじいよね(笑)

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