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僕には重すぎた 【ポエム集】

作者: 沙耶

僕には重すぎた


僕には重すぎた 君のすべてが 

ああ 抱えきれない そう感じた

だから君を突き放した

それは僕が傷つきたくなかったから

ただそれだけだ

君は今泣いているの?

僕も泣いてるよ

君を想って泣いてるよ



虹の恋


僕と君は手も繋げないし 

一緒にあるけないし

キスも セックスもできない

そもそも次元が大きく違う

そんな君のことを愛してるよ

君は僕のことをどう想ってるの?

それすらも聞くことができないね

僕の前で微笑んでくれる君は僕のすべてだ

いつか君に逢えたらいいね

きっとこの恋はどの遠距離恋愛よりも

遠くて

切ないんだろうな



死神の恋


死神は恋をしました

それは禁じられた恋

一番してはいけない恋

人間に恋をしました

死神は人間が好きでしかたなかったので

贈り物をしました

それは死神のすんでいるところでしか咲いていない

薔薇でした。

けれど人間はその薔薇を見たとたんに気味悪そうな顔をして

「あなたのこと嫌い」といいました

死神はたいそう悲しみました

その薔薇は人間にみせると 性格が変わってしまうという薔薇でした

死神はそう知ってもなお 人間が好きでした

ただ笑顔がみたかったのです

けれどみることは一度もありませんでした


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