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第3話 緑色のマフラー
朝の光の中で、ちゅんたろうが羽づくろいをしている。
黄色い体に、首もとだけふんわりと緑色。
まるで小さなマフラーを巻いているみたいだ。
「ちゅんたろ、マフラー巻いてるみたいで可愛いね」
そう声をかけると、彼はうれしそうに首を縦に振った。
まるで相槌を打つみたいに。
あぁ、狂おしいほど可愛い。
私は満面の笑みで微笑み返す。
「大好きだよ、ちゅんたろ」
すると、彼はまた何度も首を縦に振るのだ。
あぁ、なんで可愛いのだろう。
光を受けて、その小さな体がきらめいている。
つぶらな瞳が、まっすぐに私を見つめ返す。
ただそれだけのことなのに、なぜだか胸の奥があたたかくなるのだ。




