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小さな命とささいな日常  作者: アスノヨミタ


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第1話 朝の声

まだ外の光が淡く、部屋の空気が眠たげにゆれている。

おやすみカバーとバスタオルで包まれたゲージの中から小さな声がした。


「ちゅんたろ?」


そのひとことが、私の朝を呼び覚ます。

私は自然とカバーに手を伸ばし、ゲージ内を明るくする。

それがちゅんたろとのお約束。


「ちゅんたろ、おはよう」


私は笑って答えた。

すると、ケージの中で羽がふるりと揺れて、

彼はうれしそうに首を縦に振った。


「きゅ〜」


その声が、私の朝をやさしく満たしていく。

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