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転生できたので自由に生きたい  作者: 霜月満月
第7章 世界の歴史とこれから
178/289

202話 生徒会に加わったのは‥‥

そして一週間後の生徒会室。

この日、一年生からも生徒会に加わる人達が来る。


コンコン


『どうぞ!』


ガチャ


「「失礼します!」」

「本日より生徒会に加わります。一年Sクラスのリオト・ユラ・セレスティンです。」

「同じくルビア・フォン・リコリスです。」

「「よろしくお願い致します!」」

「こちらこそ。」


『ようこそ、生徒会へ!』


「ふふっ。本当に生徒会に来てくれたんだね。リオト、ルビア。」

「勿論ですわ!」

「そうですよ!それに僕達以外は駄目だと先生に言われる程に希望者がいましたから。」

「あれは私達のクラス全員でしたわね。」

「うん。」

「え?そうなの?」

「ええ。」

「え?そんなに向上心のある子達なの?」

「違いますわ。みんな、マリン姉様目当てだったのです。」

「は?私?何で?」

「マリン。先週の選択授業をリオト達が見た時があっただろう。」

「ん?うん。」

「あの時のリオトのクラスメイト達、目が輝いてなかったか?」

「あ~。輝いてた気がする‥‥。」

「それですよ。マリン姉様。」

「え?」

「みんな、マリン姉様に憧れて話したいってそんな不純な動機で生徒会入りを志願してたんですよ。」

「はあ!?何それ‥‥すごいやだ‥‥あの輝いた目を向けられ続けるなんて耐えられない‥‥。」

「でしょうね。だから不純な動機じゃない僕とルビアだけなんですよ。」

「良かった‥‥!リオトとルビアがいてくれて!ありがとう!」

「いえ。僕達もマリン姉様と頑張れるのは嬉しいですから。」

「私もですわ!」

「癒しがいる‥‥リジア‥‥リオトとルビアって癒し効果半端ないんだけど!」

「マリンにはそうでしょうね。でも、今年は殿下達がいたからいいけど、来年は‥‥」

「やだ!今から来年とか考えたくない!来年は兄様もいないのに!」

「ははは!確かにそうだな。しかし、人気者だな。マリン。」

「兄様、他人事ですか!?」

「他人事だからな。あと「会長」な。リオトとルビアもだ。生徒会の活動中は会長呼びで。」

「「はい。」」

「では、改めて会長。例のやつ、やります?」

「やるか。」

「あれか。」

「あれだな。」

「この間私達もやったあれか。」

「おお、あれか。確かに楽しみだな。第二王子達。」

「「あれ?」」

「ふふっ。リオト、ルビア。これから毎年恒例のあれ。やるから魔法訓練場に行くわよ!」

「「え?」」


そして魔法訓練場。


「リオトとルビアは魔法試験受けたの?」

「「はい。」」

「なら、実力を見せて頂きましょうか!あの的に使える魔法で当ててみて。」

「あ、そういうことでしたか。分かりました。」


そう言ってまず、リオトが見せてくれたのは水と風のバレット。まだ詠唱あり。

ちなみに光も適正はあるが、攻撃魔法は使えないそうだ。


続いてルビアが見せてくれたのは火と風のバレット。

こっちも詠唱あり。適正はマリア姉様と同じ。


「おお~。二人共的を破壊したか。すごいよ。」

「でもマリン姉様達は全て破壊できますよね?」

「‥‥‥‥私達を参考にしたら駄目よ。リオト。あなたはそのままでいいの。」

「は、はぁ‥‥。」

「絶っっっ対、かつてのシリウスやリゲルみたいにならないでね!」

「「はい!」」

「「おい!」」

「何よ?」

「「何でもないです‥‥。」」

「ふふっ。リオトとルビアがいるなら楽しくなりそうだな~。」

「ふふっ。嬉しそうね。マリン。殿下達がいると。」

「勿論だよ。生徒会に来たリジア以外の初めての癒しだもん。」

「あら、私も癒しなの?」

「勿論だよ。私の一番の理解者だし。」

「それは嬉しいわね。」

「さて、リオト達の実力見れたから満足だな。戻るか。」

「あ。その前に、マリン姉様。」

「ん?何?」

「一つお願いがあるんです。」


リオトのお願い。それは‥‥

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