バカ、出逢う
そこにはソラマメ - もとい担任であろう男がいた。見たところ怒っている。いや、見なくとも空気からその怒りを感じることができる。
ふむ。第3ラウンドか。
受けて立とうじゃないか!!!
「おはようございます!…えーっと?」
「…栗原だ。」
「よろしくお願いします♡く・り・は・ら・せんせっ♡」
「…よし 、帰れバカ。」
「えぇ!?生徒にそれは酷くないですかっ!?」
まさかの担任から罵倒。
もう一度言おう。担任から罵倒。
これ、教育委員会ものだよね!?
「1人遅刻者がでたが全員出席だな。これから自己紹介をしてもらう。出席番号1番からな。」
罵倒したのをさらっと流して進める先生。
ほぉ。スルーですか。俺を罵倒した上スルーですか。
……喰らえっ!俺の神なる右ストレート!さらにアッパー!
と、頭で先生をどうするか考えてると
「ーーです。よろしくお願いします。」
あ、自己紹介がはじまってる。
これから1年間をともに過ごす仲間として一刻も早く顔と名前を覚えなければ。下剋上妄想をやめ、席を立ち自己紹介を始める生徒の方向を向く。
「1年Cクラスだった〜よろしくお願いします。」
知らない顔の子も結構いるなぁ…。
どんどん進んでいって気づけば隣の子まできていた。
「……あ。」
つい、声を出してしまった。
その子はとても綺麗な髪でぱっちりした目、綺麗なボディラインをしてて周りにフワフワとしたオーラを放っている可愛い子だった。
「1年Aクラスだった瀬尾陽菜です。趣味は歌を歌うことと音楽を聴くことです。得意教科は文系の科目は得意です。1年間よろしくお願いしますっ!!」
ふわりといい匂いを漂わせながら席に座る瀬尾さん。瀬尾 陽菜さんかぁ。こんなに可愛い子が学年にいたんだねぇ。
その後も自己紹介は続いてく。
二話目ですね。
意外と最初は進めやすいのですね。
ところで、この小説のタイトルの読み方がめんどくさいですよね。(俺+青春)×ばか=
まぁ僕は「かけバカ」と言ってますが。
最初のカッコの中が関係なくなっちゃいますね笑
何かいい略ないかなぁ。。。
今後も頑張るのでよろしくお願いします。