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野良怪談百物語

電話番号 XXXX……

作者: 木下秋

「次は?」


「じゃあ……0924……」


 ――深夜の公園。敷地内、真ん中にそびえ立つ時計台にチラリと目をやると、短針がちょうど“2”を指していた。


「かかった?」


「……うん。かかった」


 ――辺りは、音をも吸い込むような闇に包まれていた。街灯は少なく、家々の窓から漏れる光も、もうあまり無い。


 ベンチに座った俺たちは、お互いに目を合わせた。――その時を、待っていた。


「…………出たッ! 出た!」


「“スピーカー”にしろっ! “スピーカー”に!」


「シィッ……」


 携帯電話――スマートフォンを耳元から離し、画面の上で何度か指を滑らせると、その指を口元に持ってゆき「静かに」という合図をする。


 一瞬の沈黙。



 ――。




『――宇宙のパワーを送ります。……ハアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ……』




 ――プッ。



「ッ……! アッハッハッハッハッハッハッハッハッハ‼︎」


「ダッハッハッハッハッハッハァー! なんだコレェー!」


 ――ベンチに座った俺たちは、腹を抱えて笑った。




     *




 全てのきっかけは、バイト仲間、今村弘毅いまむらこうきの一言だった。


「“かけちゃいけない電話番号”って、知ってっか?」



 ――コンビニでのバイト帰り、弘毅と俺は公園でタバコを吸いながらダベるのがいつもの習慣になっていた。夕飯をどこかで食べ、十一時頃から話しだし、いつもだいたい二時過ぎまでそこにいる。話す内容は、いつもくだらない世間話。


 しかし、毎日毎日それを繰り返してると、さすがに話すこともなくなってくる。「何か話すネタを考えてこよう」――昨日はそんなことを言って、別れた。――そして今日。ヤツが持ってきたネタというのが――



「“かけちゃいけない電話番号”ォ?」


「そう」


 弘毅はニヤニヤ顏で頷く。


 それはどうやら、ネットで噂の都市伝説らしかった。例えば、“その電話番号に電話をかけたらあの世に連れていかれる”だとか、“メリーさんがやってくる”。“霊と話ができる”、といったようなもの。弘毅が携帯で見せてくれたウェブサイトに載っていた電話番号には、一つ一つ丁寧に“その電話番号にかけたらどうなるか”が書かれている。


「……そんで?」


「……これ全部にかけてみんだよ」


 弘毅はなぜか、自信満々といったドヤ顔を見せつけてきた。


 俺はくだらなすぎて思わず笑ってしまい、拒否する気もなくなってしまった。



 ――それから、俺が携帯でそのサイトにアクセスして電話番号を読み上げ、弘毅が電話をかけるという作業が始まった。最初は俺も「バカバカしい」と思っていたのだが――深夜の公園というシチュエーション。だんだん「何かが起きて欲しい」という気分になってくる。


 しかし、事態は予想外の展開を見せた。――ほとんどの電話番号が、繋がらないのだ。


 『この番号は現在、使われておりません……』。これには俺たち二人も、がっかりだった。また、かかったとしても延々続くコール音。やっとかかった! ……と思ったら、先ほどの“宇宙のパワーを送るおじさん”。……笑えるが、期待していたのはこんなものではない。



 ――ただ時間だけが過ぎて行き、時刻は深夜二時を超えた。


 どちらが先に「もう帰ろうぜ」と言い出すのか。そんなことを、思っている時だった。


「……次は?」


「……そうだなぁ……」


 催促さいそくをされ、俺は携帯の画面をスクロールさせる。


 先ほどから“かかって欲しい”、おもしろそうなものを優先して電話をかけさせていた。――正直な話、どれがかけたもので、どれがかけていないものなのか、わからない。(もう、いいだろ……)そんなことを思ってた時、ある一つの電話番号が目についた。



 XXXXーXXXX

 “霊の住む家に繋がる番号”



 見た瞬間――なぜだか指先から寒気が走り、鳥肌が立った。


 数ある電話番号の中に、紛れ込むようにしてあった。(こんなもの、あったっけ……?)幾度となく画面をスクロールさせていたはずだったのに、初めて見たような気がする。


「もうないの?」


 弘毅が催促をする。


「……じゃあ……」


 俺は、電話番号を読み上げた。


「……」


「……」


 張り詰めたような静寂に、俺は緊張を覚える。


 間違いなく、先ほどまでは“どこかに繋がって欲しい”と願っていた。だが、今は“繋がらないで欲しい”。なぜか、そう強く想っている。


 ――直感。そうとしか言いようが無い。ただ、嫌な予感が身体にまとわりついているかのようで、心が無性に落ち着かなかった。


「……かかった!」


 弘毅が、嬉々として言う。


 ……やめろっ!


 声が喉元まで出かかる。しかし、それは音を伴って外には出てこない。


「……ッ! 出たッ! 出たぞッ! もしもし? ……もしもし」


 全身から、血の気が引いてゆく気がした。夜とはいえ、八月である。太陽が姿を消してもなお、熱気がそこらじゅうに漂っていた。


 なのに――首筋を、冷たい汗が伝う。


「もしもし……? ………………あっ、切れた……」


 ――。


「…………何が聞こえたんだ?」


 やっと出た声は、かすれていた。


「んー……なんか……風の音……? ……息してたような音にも聞こえたけど……」


 ――電話は、どこに繋がったんだ。頭が混乱する。出た? どこで、誰が――?


「……あれって、どこに繋がる電話だったんだ?」


 俺は自分がどんな表情をしているのかもわからないまま、携帯の画面を弘毅に見せるように、差し出した。



     *



「昨日あれから調べたんだがな。あれ、結構ネットじゃ有名な番号らしいぞ」


 次の日のバイト終わり。いつもの公園。


 弘毅は昨日、あの後「気にすんなよ」なんて言って笑っていたが、やはり気になっていたようだった。


「……“霊の住む家”、ってのは、何県だかにある有名な心霊スポットらしいんだ。山の中にある一軒家らしいんだけど……」


「なるほど。だから“霊の住む家”、か」


「そう」


 そういって、弘毅は煙を吐く。


 ……それを聞いたからといって、「あっ、わかったなら、もう安心だね」とはならないんだが。


「じゃあ、昨日電話に出たのは……」


「……もう誰も住んでない家に、電気も、生きてる電話線も残ってるわけないだろう」


 そう言うと、カラッとした笑い声をあげた。


「きっと今は違う家がその番号使ってて――」


 ――テケトコテケテケテン


 コロコロとした、木琴を鳴らすような音。


 弘毅の、着信音だった。


「あれっ……?」


 一回で、切れた。いわゆる、ワン切り。


「……」


 画面を見つめた弘毅は、声を発さない。


 ――昨日、あの電話をかけた時間と、同じ時間。二時十五分。


 覗き込んだ弘毅の携帯の画面には、見覚えのある番号があった。


 ――XXXX……



     *



 それから弘毅の元には、毎日同じ時間に、同じ番号から電話がかかってくるようになった。


 二時十五分。XXXXーXXXX。


 三日後。またもやバイト終わり、公園でのたむろ。弘毅は少し、元気がなさそうだった。


「……コールがな。最初ワン切りだったろ?」


 どこか、やつれて見える。


「毎日、長くなってる……」


 二人の間には、いつもより長く沈黙が流れた。


 話題がないからじゃない。ただ、どんな話をすればいいのか。いつもの、アホなくだらない話をするような、空気じゃない。


 ――電話をしようと言いだしたのは弘毅だったが、あの電話番号を読み上げ、かけさせたのは俺だ。――やはり、俺にも責任はあるだろう。


 どうすればいい? ――そんなことを考えている間に時間は過ぎて、吸い殻は一本、また一本と増えて――


 時間になった。――二時だ。


「そうだ! “機内モード”にしろよっ!」


 俺は思いつき、急に大声を発する。弘毅は驚いた様子で、俺を見る。


 “機内モード”とはスマートフォンに搭載されている機能で、電波を完全にシャットアウトする機能のことだ。通常、飛行機に乗る時などに使うことから、“機内モード”という名称がついている。


「そうすりゃ、電話はかかってこない!」


「……そうか!」


 弘毅はすぐに携帯を操作し、設定を変える。


 ――テケトコテケテケテン……


 突如、弘毅の携帯が鳴った。


 ――テケトコテケテケテン……


 まだ時間にはなってないのに。弘毅の表情から、やはりあの“番号”であることがわかる。


 ――テケトコテケテケテン……


「俺、出てみようかな……」


「えっ?」


 ――テケトコテケテケテン……


「やめろッ!」


 俺は大声で言いながら、弘毅の手から携帯をひったくった。


 取った瞬間、着信は鳴り止む。


「……昨日よりやっぱり、長くなってる……」


 弘毅は、ポツリと言った。



     *



 ――テケトコテケテケテン……


「……」


「……」


 ――テケトコテケテケテン……


 もう、数十秒鳴りっぱなしだった。


 ――テケトコテケテケ


「……終わった」


「……もう、どうしたらいいッ⁉︎」


 弘毅は泣きべそを書くような表情で頭を掻く。


「もうヤベェよ、コレ……! 普通じゃねえよッ……」


 ――いつもの公園のベンチ。時刻は二時十五分。――だが、着信は三分近くなり続けていたので、今は二時十八分といったところだろう。


 ――あの日から、もう二週間近く経っていた。相変わらず電話は携帯にかかってきていて、弘毅はもうノイローゼ気味だった。頬は完全にやつれ、眠れないらしい。家にいる時、時間が近づいてくると、「あぁ、来る……来る……」といった心境になる。そして“機内モード”、もしくは“マナーモード”にしなきゃと心の中では思うらしいのだが、なぜか身体が急にだるくなり、携帯に触れなくなるらしいのだ。


 そして、電話がかかってくると元に戻る。――逆に今度は、無性に電話に出たくなるというのだ。この数日間、弘毅はその誘惑と戦い続けてきた。俺は時間のある時は弘毅の家まで行き、電話がなり続けている間、一緒にいてやった。――弘毅はその間、ずっと虚ろな目で、携帯を見つめていた。



 ――俺はもう、これしか無いと思っていた。


「……行こう」


「……? どこに……?」


 ――俺はもう、覚悟を決めた。ポケットから、車のキーを出した。


「“幽霊の住む家”だ」



     *



 深夜三時。俺は隣に弘毅を乗せて県を越え、とある山道を走っていた。


 ここからあと約十数キロ――そこに、“霊の住む家”はある。――はずだ。



 ――あれから俺も気になり、その番号について調べた。それはある山奥、ダムの近くにある、廃村の中の一軒家で使われていた、電話番号だった。


 そのH村の中、入って右側三軒目の、“黄色い家”。そこが、その電話番号を使っていたという家。その家でかつて、何が起こったのか。そこまでは調べてもわからなかったのだが、とにかくその家が“ヤバイ”としか、書いてないのだ。とにかくその家に行って――


 電話機をぶっ壊す。それが、残された手段だと、本気で思った。


 ――弘毅に携帯番号を変えさせたとしても――絶対あの電話はかかってくる。そんな気がした。だから、原因となった電話機を壊す。そう決めた。


 弘毅は意外にもすんなりと了承した。――さすがは“かけちゃいけない電話番号”に電話をかけようと言い出した張本人。「行こう」という話を始めたら急に元気を出し始めて、殴ってやろうかと思った。



 三時半。その村にたどり着いた。車を止め、外に出ると、湿った森の臭いがした。おそらくふくろうのものと思われる、ホー、ホー、といった鳴き声。また、草木のこすれ合うザワザワという音。俺たちは“何か”を起こしてしまうことがないように、静かに廃村へと入って行った。


 廃村の中は、枯れた草とゴミだらけだった。最近のものだと思われる、からのペットボトルなんかも落ちている。――おそらく、肝試しか何かでこの村に入る者が、まだいるのだろう。


 村の入り口から入って――右側――三つ目。


 “黄色い家”。あった……。


 懐中電灯に照らされたそれは、もう半分自然にかえっているような――そんな気がした。誰も住んでいない、必要とされてない、死んだ家。それは暗闇の中にひっそりとたたずみ、ドアのない入り口がポッカリと口を開けていた。


 俺は弘毅に目配せをし、家の中へと足を踏み入れて行く――もちろん、靴のままだ。


 正面にはすぐ階段があり、見上げれば見下ろす闇があった。(家電いえでんがあるとしたら一階だろう……)そうすぐに思い、絶対二階には上がらないぞと心に誓う。


 ――本当に、誰かに見下ろされている気がしたからだ。


 恐怖を振り落とすために、電話機破壊用に持ってきた金属バットを握りしめる。――と、少し気が楽になった。


 一歩一歩足を踏み入れるごとに、古いフローリングが軋む。埃とカビをミックスしたような不快な臭いが、鼻をつく。


「……電話、どこにあんだ?」


 小声で、弘毅が言う。


「……わかんねぇ」


 倒れた家具や散乱したゴミによって、家の奥に進むこともままならないのだ。ここで俺は心に思ったことを、ポロリとこぼす。


「……電話してみっか」


「……」


 弘毅はさすがに、怯えた顔をした。――当然だ。気持ちはわかる。


 でも、今回はまた“かける”方だ。普通に考えれば電話が生きているはずもないのでかかるわけがないのだが、もし着信音が鳴れば、電話機がどこにあるのかが一発でわかる。


「……」


 弘毅は黙って、ポケットから携帯を取り出した。起動させると、暗い家の中、やたらと眩しく光る。


 ピンと張り詰めた静けさの中、弘毅がつばを飲み込む音が聞こえた。そして、電話アプリを開き、着信履歴から――


 ――“XXXX-XXXX”にかける。


 耳に携帯を近づけ、弘毅の横顔が照らされる。



 ――。




 ――プルルルルルルルルッ



 その音に、俺たちは身体を震わせた。


 ――かかった。この家の電話機に。この死んだ家の――死んだ電話機に――!


 弘毅は焦ったように、電話を切る。


「むっ、向こうだ!」


 小声で言いながら、奥を指す。


 確かに、そっちから“音”は聞こえた。



 ――家の中を慎重に、障害物を避けながら、何かを踏まないように歩く。


 ドアを開くと、そこはリビングとして使われていたであろう、広い部屋に出た。窓が少なく、外からの光は全くといっていいほど入ってこない。


 懐中電灯を向けると、奥にはさらに扉があった。といっても、りガラスのめ込まれたスライド式の扉が三つ。大きな部屋と部屋をへだてている。


「……向こうか?」


 懐中電灯の狭い光を振り回してそこら中を見回してみても、電話機の乗っかってそうな台は見つからず、あったとしても何も載っていない。壁にかけてあるのかと思い辺りの壁をみても――やはり、無い。


「もう一回、かけてみろよ」


 俺が言う。


「……わかった」


 頷き、弘毅はポケットから――



 ――テケトコテケテケテン……



 ……えっ……?


 二人、顔を合わす。



 ――テケトコテケテケテン……



 弘毅の携帯が鳴った。すかさず画面を見ると――


 XXXX-XXXX


 やはり、あの番号。



 ――テケトコテケテケテン……



 もう一度、部屋を見渡す。……やはり、この部屋には電話は無い。



 ――テケトコテケテケテン……



 となると、やはり、あとは……



 ――テケトコテケテケテン……



 あの奥の部屋しか、ない。


 懐中電灯の光を当てるのが、怖かった。磨りガラスの向こうにいる“何か”を、見てしまう気がしたからだ。



 ――テケトコテケテケテン……



 あの扉の向こうから、弘毅の携帯に電話をかけているのは、なんだ。



 ――テケトコテケテケテン……



 あの扉の向こうには――何がいるんだ!


 そう思った、時だった。



 ――テケトコテケテケテン……


 ――プルルルルルルルルッ……


 ――ピリリリリリリリリリッ……


 ――ジリリリリリリリンッ……


 ――ピリリッピリリッピリリッ……


 ――トゥルルルルルルルッ……


 ――ピーッピーッピーッ……



 部屋中から、電話の着信音が鳴り響き出した。


 俺たちはわけがわからなくなり、音のする方に懐中電灯の光を当てる。すると――


 部屋の床の上には、古いものから新しいものまで、無数の携帯電話が散乱していた。どれもがチカチカと光り、部屋をだんだんと明るくする。



 ――テケトコテケテケテン……


 ――プルルルルルルルルッ……


 ――ピリリリリリリリリリッ……


 ――ジリリリリリリリンッ……


 ――ピリリッピリリッピリリッ……


 ――トゥルルルルルルルッ……


 ――ピーッピーッピーッ……



 音は、家中に――いや、村中にこだまする様な大音量となった。音に囲まれている。そんな気がした。そして、携帯の光によって――


 磨りガラスの向こうにいる、何かがこっちを見ているのが。見えた。



「うわぁあぁぁぁぁぁぁぁっ‼︎」


「ああああぁあぁぁぁぁぁぁ‼︎」


 俺たちは叫び、走り出した。家を出ると、車に向かって一直線に駆けた。


 音は、車のドアを閉めても聞こえた。すぐにキーを差し込み、アクセルを踏み込んだ。



 ――しばらく山道を走っていると、黙り込んでいた弘毅が、


「あ……携帯落としてきた……」


 と言った。


「……戻らねぇぞ」


 そう返事をした時。俺の携帯が鳴った。



 ――ピーーンッ……ピーーンッ……ピーーンッ……



「……」


 スピードを落とし、俺はポケットから携帯を出すと、画面を見た。



 XXXX-XXXX



「……クソッ」


 俺はそう言うと、窓を開け、携帯を外に向かって投げ捨てた。



     *



 あれから、弘毅は携帯を持ち歩いていない。


 新しい携帯を持ったとしても、あの番号からまた電話がかかってくるような気がするからだそうだ。



 そして俺はと言うと、すぐに携帯を買い直した。


 夕方になると電源を落としてしまうのだが、今のところあの番号からは電話はかかってきていない。



 ――今のところは。

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― 新着の感想 ―
[一言] 面白かったです! テンポが良く、お化け屋敷を探険しているかのように楽しめました。 実際にそこまで行く二人の行動力が凄いですね。 少し違和感を感じたのは現場にあった電話が携帯電話であった点です…
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