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9/22

1/23 月曜日 執筆活動八日目

2012.1/23 月曜日

 思ったのだが、私は今とてつもなく不毛なことをやっているのではないか? なぜ私はこんな日記を毎日毎日ぐだぐだぐだぐだと更新し続けているのだろうか? 同年代の高校生達は、日々勉強したり友達と青春を送ったり、好きな人と過ごしたり部活に精を出したりしているというのに、なぜ私は好き好んで暗い部屋に篭り、こんな冗長なだけの日記を綴っているのだろうか? 最初の一日二日は、なんというかまあ、なかなか楽しいだなんて思えたけれど、だがどうだろう、慣れてくるとそうでもないのだ、これが。やはりなんでもやり過ぎると飽きがきてしまうもので、こう立て続けに四千文字やら五千文字やら書いていたら楽しくなくなってくるのも当然だ。しかも、精錬され、卓越した文章でもなんでもなく、本当にただ長くてつまらないだけの文章を、こうも長時間執筆しなければならないのだ、先ほど改めて日記の内容を一日目から1/22日のものに至るまで読み上げてみたのだが、とても小説とは言えない駄文の羅列だった。これは酷い、なんというか、日が経つにつれてやっつけ仕事のようになっているし、読んでいて全然面白くない。いやまあ、それは最初にも読者様方には忠告したことだけれど、そもそも娯楽のために書いているわけでもなく、あくまで自分のためだけに書いているのだから面白い必要は無いのだが。それに途中から、“毎日多くの文を書き、執筆の練習をする”という目的の方が、私の中では大きくなっているような気もする。だがそれなら、それが目的なら、書き殴りの“日記”ではなく、書き殴りの“小説”を書けという話だろう、同じ駄文でも、日記を書くよりは小説を書いた方が力になるはずだし。それにそれなら、書き殴りの、読者様を考慮していない、執筆練習が目的のための自己満足小説だとしても、だとしても曲がりにも小説なのだからストーリー性も出てくるし、オレオレ執筆活動日記よりは面白い作品が出来上がるのではないか? というか執筆活動日記などと言ってはいるが、実際あまり執筆活動のことは書かれていない。これ前にも記したと思うけれど、この日記の内容の大半は私の取るに足らない自論や主張、というか思考回路をそのまま書き記しただけのものである。そんなものに何の価値があるのか? 私はエッセイシストではなくライトノベル作家を目指しているのだぞ? この日記の趣旨は“読者様方に、私が執筆活動をサボらないように監視してもらう”というのが本題だけれど、なんだかそちらの方がオマケになっているような気がしてならない。ぶっちゃけもう、面倒くさいのだ毎日更新が、どうせならば、毎日更新を宣言するならば、このようなつまらない日記でではなく、少なくとも読者様が付いてくれる可能性のある、読んでもらえることを目的とした普通の小説を書いた方が有意義だろう。何もこの日記に固着する必要はない。


 ――――と、私の心に住み着く怠惰の悪魔が、最近囁いてくるのです。耳元で、とても甘い声で。こんな意味の無い日記の執筆なんか止めちまえ、と。こんな日記を書くぐらいなら、ただ書き殴りたいだけなら、他のまっとうな小説でやれ、と。

 つい今の今まで囁いていました。

 それはもう、とても巧妙に貶めようとしてくる。危ない危ない、もう少しで日記の毎日更新を断念するところだった、というか途中まで本気でそう思ってたからね? 心に住み着く悪魔だか何だか言ってるけど、今言ったこと、まぎれもなく全部私の本心だからね? 思わず本音が出てしまった。気を引き締めなければ、どれだけ不毛に思えようとも、時間を無為にしているように思えようとも、今やっていることが私の文章力向上に繋がっていることだけは確かなのだ、実際、駄文は駄文だけれども、ここ最近の私の執筆をする速度は徐々に上がって来ている。徐々に、というか目に見えて上がって来ている。駄文は駄文なのだけれどね? それでも、こう目に見えての成果があるのだから、一時の感情だけで毎日更新を放棄してしまうのは、少々安易が過ぎるというものだろう。そういったことをほざくのなら、せめてこの日記が一ヶ月以上続いてからにしろというものだ、経ったの一週間ちょいで辞めてしまうようでは、それはいつもの最初だけは威勢の良い、駄目な私の焼き直しである。

 ちなみに現在、どれだけ少ない時間で、どれだけの文字数を書けるのかテスト中だったりする。確か七時半から執筆を開始して、調度今、千八百文字だから、おお、三十分足らずで約二千文字の執筆をしていることになるではないか、やるな私。なかなかだな、私。この調子なら、一時間で四千文字執筆も夢じゃないぞ。一時間につき四千文字の執筆、それはつまり、一日で原稿用紙百枚以上もの執筆が出来るということだ、憧れの西尾維新の過去と、同等の立ち居地に行き着くことが出来るのだ、想像するだけでもなんだか嬉しくなってくる。だからあれだ、頑張れ私、スピードを落とさず、後三十分で四千文字まで書き切るのだ私! それが出来れば、真っ暗闇だったはずの未来に、少しばかりの希望が、微かな光明が見出せるはずだ。駄文だが。当たり前だ、こんな無茶な書き方をして駄文にならないはずがない、簡単な推敲も何もしていないのだ、正直後で読み返すのが怖いぐらいである。いわゆる、脳内の思考を直接キーボード上の十指に流しこんでいる状態なのが、今の私だ。もはやちょっとしたハイですらある。人間にはゾーン状態という、とてつもない集中力、潜在能力を発揮出来る状態があるが、今まさに私はそれである。何も考えずに、ただひたすらに指を躍らせているだけなのだ、脈絡も何もない。これに似た症例を、そういえば中学時代に、バスケ部で経験したことがあるが、これがなかなかどうして便利なものだ。

 おっと、今、数秒筆が止まっていた。自分の書いた駄文を軽く推敲してしまい、危うく執筆意欲を失い欠けた、なんて汚い文章だろうかとナチュラルに思ってしまった。

 だがまあいい、今日は終始このテンションで書き上げてしまおう、いたずらに思考してしまうと、冒頭で述べたような悪魔の囁きが私を誘いかねない。現に昨日、日記を更新している間、前半は常にその状態にあったのだから、気を緩めてはいけない、妥協してはいけない。まあ、後半からは気分が乗ってきたため、なんだかめちゃくちゃに最後まで書き上げてしまったが。

 というかそうだ、昨日の執筆活動を記さなければ。このまま日記の趣旨を忘却の彼方に吹き飛ばしてしまうところだった。

 昨日は、“およそ一万文字の執筆”に成功した。ここで注意しなければいけない点が、“およそ”である。あくまで“およそ一万文字”だ。詳細を言うと、大体九千文字の執筆をしたのだ、昨日は。まあ、日記の文字数も換算してだから、あまり胸は張れないけれど。でも、この前、昨日だったか一昨日だったか宣言した、“ここ一週間ばかり、一日一万文字執筆をしよう”という目標を、限りなく達成したに近い成果だ。達成はしていないのだけれども。及第点ではあるだろう、これぐらいなら妥協していいはずだ。だって昨日は私、昼間はほとんど寝ていたのだから。また惰眠だ。もう、防げる気がしない。だがしかし、いつものように昼、惰眠で大幅に時間を取られたにも関わらず、約一万文字を執筆できたということであり、しかも障害はそれだけではなく、兄という強大な敵もいるのだ。惰眠で時間を取られた上に、更に途中で兄にPCを交代したため、執筆時間はかなり少なかった。にも関わらず、ほぼ目標を達成できた。この調子でやれば、惰眠さえしなければ、今日は目標を達成出来るはずである。

 というか思い出した。

 昨日は、例のバトルファンタジー十九話目と、この日記、そして更に、新しく連載し始めたパニックホラー|(?)ものの二話目を四千文字書き進めたのだった、つまり一日一万文字執筆を悠々と越えているではないか、今ざっと計算してみたところ、昨日は一万三千~一万四千文字執筆している。おお、マジでやるな私。でもお前、その内の四千文字は日記によるものだからな? つまり四千文字は駄文だからな? というか今、私はとてつもなくウザい自慢話をしているのではないか? いや、疑問系ではない、確信出来る、どこからどう見ても自慢話だろう、自分がいかに早く文字を書けたのか、と事細かに説明している。なんて傲慢な人間だろうか。自分で言っておきながら恥ずかしい。まあいいや、何度も言うが、これはオレオレ自己満足日記だ、私が満足できればいいのである、実際閲覧数もかなり少なかったりする、御免なさい読者様。というかこんな駄文、いちいち読まなくてもいいのですよ? こんな日記を読むぐらいなら、もっと面白い作品読んだ方が絶対有意義ですよ? いや本当、無理しなくて読まなくてもいいですよ? ちゃんと更新されているのかどうかさえ確認して頂ければ。読んでくれることは嬉しいのですけどね、死ぬほど嬉しいのですけどね、読者様の時間を無闇に奪ってしまうのはあまりにも心苦しいですし。

 さて、残り三百文字書けば今日の日記は終了である。もはや日記でも何でも無いような気がするが、ひとまずは休憩できる、そして他の小説の執筆に取り掛かれる。

 後何を書けばいいのだろうか、とりあえずあれだ、度々登場する例のバトルファンタジー小説のことでも記そう。

 で、私はこのバトルファンタジーものを、一時期放置していたというのは前にも述べた通りだが、何も放置して悪いことばかりではなかったのだ。いやそりゃまあ、悪いことの方が多かったが、お気に入り登録数が半分以下になったり、それでも一つ嬉しいことがった。

 やはり、どんな小説でも読んでいる人はちゃんといるみたいで、何を言いたいのかというと、二ヶ月ぶりに執筆を再会し、このバトルファンタジーの次話投稿をした日のことだ。その日、今までの“日別の最高アクセス数”の記録が大幅に更新されたのだ。それまでの、一日で一番アクセス数が多かった日の一点五倍ものアクセス数を記録したのだ、二ヶ月振りに更新したにも関わらず。

 あれは本当に嬉しかった。むしろ、あの歓喜があったからこそ私は復活し、こうしてまた筆を取ることが出来たのだ。あの日アクセスしてくれた読者様方には、感謝してもし切れない。目に見えて、読んでくれた人が確認出来るというのはいいものだ、ネット小説の素晴らしい長所だ。やはり小説は人に読んでもらってこそである、読まれることを考慮していない自己満足日記内に記すのも皮肉な話しだけれど。


 ここまでの執筆時間、約一時間十五分。

 よし、合格。明日もやろう。

 今から推敲するのがかなり憂鬱だけれど。


 では、また会えることを祈って。

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