1/25 水曜日 執筆活動十日目
2012.1/25 水曜日
正直に言おう、毎日更新は流石に無理がある。だからと言って今更やめるわけにもいかないのだが、しかし言おう、ぶっちゃけもうかなりきつい。原稿用紙二枚分(八百文字)なら、まあなんとかなる、それぐらいならどうにでもなる、だがどうだ、私は今原稿用紙十枚(四千文字)以上での更新を自らに課しているのだ、このまま一ヶ月更新し続ければ小説一冊出来上がってしまう分量ではないか。いや、逆に考えれば将来小説家になった時に一ヶ月一冊執筆を目指すなら、この経験はもしかしたら役に立つのかも知れないが、でも私が目指しているのはライトノベル作家であって間違ってもエッセイストなどではないのだ、確かにエッセイはたまに読むし興味もあるのだが、だがこれとそれとは別である。そもそも、こんな十七歳のほぼ引き篭もり世間知らず学歴ミソッカスなんちゃって小僧の脳みそに、一日原稿用紙十枚という到底日記とは思えない分量をアウトプットするほどの知識と話題が詰まっているわけがないのであって、むしろよく十日も持ったな私、それだけの量を一日の内の一時間~四時間の間に書き上げているのだ、よくよく考えてみるとこのミソミソ脳みそのどっからそれだけの話題を引き出しているのか謎である、いやただ思ったことを書いているだけなのだからいけないこともないのか? だがそれでももう限界である、話題なんてとうの昔に尽きている、十日ぐらい前から尽きている(元から知識や話題がゼロに近いのです)、今だってちょくちょく指が硬直してしまっている。これ以上、一体私は何を記せばいいのだろうか? 私、一日中引き篭もってるだけだから大した話題なんて無いよ? まあ、これは執筆活動について記す日記なのだから外出したりする必要は無いのだが……。
いやいい、もう何も言うまい、つべこべ言わずに指を動かしていればいいのだ。
さて、一通り愚痴が終わったところで昨日の執筆活動を書き記します。はい、愚痴です気にしないで下さい、こんな日記が更新されなくなったところで誰も気にも留めないのかも知れませんが、それでもしつこく毎日更新します、これからも。
まず、結果から言うと昨日は、宣言していた予定を守ることは出来なかった。ごめんなさい、と言って誰が怒ってるわけでも迷惑したわけでもないのだが、とりあえず謝るだけ謝っておく、案の定、予定は守れませんでした生きていて御免なさい。昨日宣言した予定は確か、十四時~十八時まで執筆、~十九まで休憩、~二十三時まで執筆、~三時まで睡眠、となっていたはずだ。多分これであっている。
で、昨日実際に私が送った一日の行動は、十四時~十六時までPCの設定をあれこれ、~十七時まで休憩、~十九時まで小説執筆、~深夜二時までプロット作成、就寝。
あれ? 何一つ予定通りに行動していないような……。どこからどう見ても予定破りまくっている。かろうじて“~十九時まで小説執筆”というのが予定通りと言えなくもないが、それ以外はほとんど何も出来ていない。こりゃ参ったね。というか昨日の主な活動は、なぜか途中から“電撃大賞用作品のプロット作成”になっている。六時間も、だ。しかも六時間掛けた割には全然進んでいないのだから世話無い。これだけ時間を掛けたのだから、せめて基本的な部分は出来ていないとおかしいのだが、今この電撃大賞用作品プロットで完成している部分は、友人の詳細設定、主要キャラの名前、簡単なあらすじ、程度だ。それもそうだ、プロットを練っている六時間中、四時間ぐらいはただぼーっと過ごしていただけなのだから。
ア、ホ、か!
せっかく昨日立てた予定が全くの無意味ではないか、なんのための宣言だろうか。
で、なぜ大賞用プロット作成に気が移ったのかと言うと、ずばりバトルファンタジーものの二十話目で行き詰ってしまったからである。書き進めたは書き進めたのだが、なんというか、ここ最近更新した話も合わせて、次第に物語りが破綻して来ているのだ。破綻、とまでは言わないが、結構無理のある内容になってきてしまっている。内容がグダグダのグラグラなのだ。本当なら一話で片付けてしまわなければならない場面に、三話も四話も使っているし、物語りのつじつま合わせがかなり言い訳くさい。この作品はいずれ、キリの良いところまで書き終えたら大賞用に手直しする手筈だったのだが、まだ展開的には承の部分のはずなのに、既に分量にして二百ページをとっくに越えてしまっているのだ、書き上げる頃には五百ページ越えているのではないか? 大賞に送るには三百ページ前後でなければならないのに。しかも途中、二ヶ月間放置しているので、その間に私の文体が三百七十度変ってしまっていて、最初と現在でストーリーのテンポも文字数も全く別のものになってしまっている始末。ううん、とりあえずは一章(一巻分)書き上げて、後から削ったりどうにかしようと思っていたのだが……これはちょっとはみ出し過ぎだろう、色々、ページ数とか文体とか物語りとか。おそらく、ストーリーがグダグダな感じになっているのは無理矢理プロットに合わせようとしているからだろう。どう考えても不自然な箇所を、長ったらしい言い訳をし、なんとかプロットの通りに進めようとしている。それで確かにプロット通りに進んではいるのだが……。ちなみにこのプロットというのは、二ヶ月間放置している間に後付けで作ったものであり、だから私はこのバトルファンタジーものを後付けプロットに合わせて作り直すため、一回闇に葬り去ろうとしたのだが、それが出来ずに、整合性の悪いまま、物語りを後付けプロットに無理矢理レール変更して今まで書いてきたのだ。ちょっとややこしいかも知れないが、例えるなら、作りかけの家を、後から作った新しい設計図(後から作ったプロット)に合わせるため、作りかけの部分はそのままに、その上から新しい設計図に則って違う種類の建築様式で家を建てるようなものだ。こんな中途半端な建て方をして歪にならないわけがない。言わば、一階から二階までは木材だけなのに、二階から上は鉄筋で構築しているようなものだ、耐震性最悪である。こんなものが地震大国日本で持つわけがないだろう、手抜き工事どころではない。木材の所を鉄筋に入れ替えるか、もしくは鉄筋を木材に入れ替えるかしなければならないが、しかしこれは相当の手間だ。で、やる気が萎えた私は、このバトルファンタジーものを放置し、気分転換にと大賞用に考えていたネタを膨らませ、いつの間に大賞用作品のプロット作成に取り掛かっていた、というわけだ。
どうしたものか。
バトルファンタジーもの、ここまで書いておいて放置するのはいくらなんでもいたたまれないし、読者様だってそれなりに付いているのだから更新しないわけにもいかないし、でもこのまま書き進めたら確実に破綻するし、書き換えるとなると最初の方の話が全く別ものになってしまうし、そんなことに時間を掛けるぐらいならどんどん執筆の経験を積んだ方が作家としては成長するし、だからひとまず一章(一巻分)を書き終え、それから大賞用に手直ししろという話だが……実のところ執筆意欲が全く湧いてこない
。このまま書き進めるのがあまりに億劫だ、今すぐにでも最初からプロットを練り直して書き直したい、のだが、それはさっきも言ったように、そんなことをしている暇があるのならどんどん執筆した方が作家としての経験は積める、一作品に手間暇を掛けるよりはひたすら執筆していって多数の作品を産み出した方が良いに決まっているのだから。八方塞だ、停滞も進行も再構築もままならない。いや違うか、優柔不断なだけだ、色々言い訳してないでグダグダでもいいから続きを書けばいいのだ、書き上げてしまえばどうにでもなるのだから。私はただ、その過程(このまま物語りを書き進め、一章を書き終える)で物語りが破綻し、今付いている読者様方が離れて行ってしまうのが怖いだけだ。どこまでも小さい人間だ、未来の栄光よりも目の前にぶら下げられたニンジンを失うのが怖くて先へ進めないのだから。
そもそも、私は長編小説を一作品も書き上げたことが無い。半年前にも、今と同じようなことがあった。それは初めて大賞用にと書いてみた処女作(大賞用にと本格的に取り組んだ作品という意味で)なのだが、最初は筆が進み一週間ほどで百ページと少し書き進めたのはいいが、ある日試しに兄に読ませてみたところ“ぶっちゃけこの話しよく分からない”という感想が返って来てしまったのだ。私は一気に萎え、書こう書こうと思いながらも長期間放置してしまい、久しぶりにその作品を読み返してみたところ、それがあまりに自分の想像とはズレた出来だったため、執筆意欲が完全に断たれてしまった。で、何を血迷ったのか私は、せっかく百ページも書いたのに(その後少し書き進めたので、その時は百五十ページほどだった)全文削除してしまったのである。その作品はこの世から完璧に失われてしまった。今書いているバトルファンタジーに対しても、あの時と同じ感情が湧いている。これ以上書きたくない、もう他の小説を書かせてくれと指が泣いているのだ。まだ長編を一作品も書き上げたことが無いのにも関わらず、である。こんな様だと、これから何度も同じ過ちを繰り返してしまい、長編を書き上げる日はかなり遠くなってしまうことだろう。だからまずは、このバトルファンタジーものを何としても書き上げ、“曲がりなりにも長編を書き上げた”という実績を残したいのだ、目に見える形で。いつまでも長編一作も書けないまま作家になれるわけがない。
どうしたものか。
大人しく続きを書こうかな? それとも作り直そうかな? 放置して、新しいの書き始めようかな? 大賞用のプロット作成進めようかな? いっそ作家やめるか?
分からない。
ううん、とりあえず、……続き、書いてみよう、かな。もう、一心不乱に最期まで書き上げてしまおう、破綻して読者様が離れて行ってしまうのは確実だが、書き終えるまでアクセス解析は見ないようにしよう。とりあえず読者様のことは一旦忘れよう、元から居なかったと思えば負担も軽くなる筈だ。全く気乗りはしないが、これを乗り越えなければ長編小説なんて書けっこない。
では、また会えることを祈って……。




