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とある廃旅館についての記録  作者: シロクロ
第終章・現実放送局・終局

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第二話・『手紙』

※【実体験で実話・『白い女性』】にて公開した話です。繋げでもあり現在は見れないようにしてますのでこちらが本文となり、そのまま載せてます


かなり話は変えてますのですのでフィクションに近いノンフィクションです


物語の核心とはなりませんが、締めとなる話にする為に話を一つだけ見れないようにこっちに移しました


────


気が付くと日が暮れていた。家の中には僕一人だけ



小学生で家の中で一人だと寂しさもある。けど慣れていた。だって何時もの事だから



今日もそうだった。家の中でテレビを見ていた。面白そうな番組は全て夜だった



テレビを見つつ時間を見ると晩御飯を食べる頃合だった



台所に向かってご飯の準備をした。出来上がったご飯を手に取り机の前に



面白そうな番組の時間までご飯食べつつテレビを見ていた



何気なくソファーに座って近くに掛け布団があったから膝の上に



その時にちょうどホラー系のテレビ番組がやっていたから見ていた



こういうのが一番下手な心霊よりは面白いと思い見ていた



時間も頃合になるとふと、廊下の先が気になって見た。本来は部屋の扉が左右にありその先は玄関



今日はたまたまその左右の部屋の扉は開いていた



だからなのか気になった。それがいけなかった



『扉と扉の間を通る白い女性』が……



現れたのだから



怖くなって頭から掛け布団を覆いかぶさり震えた



体内時間で長く、現実時間ではそんなに経たない。ゆっくりとその方向を見たら何も無く



ゆっくりとゆっくりと歩いて扉の先を見た。勿論何も居ないし、誰も居ない。僕だけが居るのだから



そこからなのか……歪んだのか……幽霊という魅力に取り憑かれてホラー系や心霊系等が好きになっていた



調べたりしていた。そして不思議な事に何かが見えたりは……少しだけしたり視線を感じたりと



そんな日々を過ごしていた時に



ふと、僕の母親である親シロクロに聞いた



当時親シロクロと兄弟姉妹とおじいちゃんが住んでいた時に今も実家であるマンションで、ガス爆発が起こったそう



大きな音で当時は凄かったと言っていて、あの時見た幽霊の女性はその人かなと思った



でも、違和感があった



あの時現れた幽霊の女性は着物で今でも朧気ながらも思い出す



余計に気になって僕は調べたりしたら実際にそうだった



だから何故着物だったのか分からなかった。真相がどうあれ、そのガス爆発で死者は出ていて、その死者が女性だと言う



僕はそれを聞いてスッキリしたのと同時に何故あの時に出たのか分からなかった



寂しかったのか



知って欲しかったのか分からない



でも、僕の中ではその人が気になっていた。でも、それだけでこの話は終わりだと思った



思ったのは僕だけだった。これとは全く関係がない近くの踏切で人身事故、近くの駅で人身事故があった場所に車が券売機に突っ込む事故があった



一回目は知らなかったが伝え伝えで聞いていた



二回目は友達とたまたま近くでパトカーのサイレンと共に駅の方へと



関係無いけど……この当時は本当に色んな事があった



それから数年は普通に過ごしていた。ある日、SNS上で仲良くなった人と話していた



当時の事を。ホラー系で色々と



その時にふと、その人に事故物件じゃないかと言われて、ガス爆発とかあったとか近くで起こった事故とか話した



実際に聞いていたから。でも他にもないかと、『大島てる』さんの事故物件紹介で調べたらと勧められて調べた



そしたら本当にあった!



と思ったけどよくよく見ると近くで起きていた事故物件だった



だから今度は本当に実家を見ると確かに事故物件マークがあった



ガス爆発かなぁ……て、見ると違っていた



何だろうと見たら……



『飛び降り自殺』



だった。それも女性の……



期間も最近起こっていた。だから今度は不思議に思った



僕自身にその話を聞いた事が無かったから。あったらもっと聞いてるはずなのにそんな事は無かったから



だからその人と話して盛り上がった。この時にあの時の気持ちがあって告白しようかなと冗談言いつつ話が終わった



もう一回、親シロクロと話す事があって話した



ガス爆発を詳しく聞いても変わらなかった



だから飛び降り自殺の話をしたら



親も知らなかった。だから……この話……



飛び降り自殺が本当にあったのか分からない。何も無かったかも知れない



ひょっとしたら……



ガス爆発を隠す為とか思った



けど、一つだけ。大島てるのサイトでのガス爆発が起こった事が書かれてなかったこと



何かあるとは思うけど……僕がそれを知るのはこの先ないと思う



以上がこれが僕が実際に体験した話でした



怖くは無いと思いますが……これが実体験であり脚色しつつも実話です



ガス爆発でお亡くなりなられた方にご冥福をお祈りします


それと……もう一つだけ。怖くないのですが……



幽霊て最初は信じなかったし、怖いと思ってあやふやな感覚だった



でも、実際に体験や見てみるとそうかなと思ってしまった。『白い女性』があったから今では信じつつも好奇心で会ってみたいと思うように



短かったのでおまけとしておかわりを



少しだけお茶と言うよりかはデザートを



これは高校の時にあった話



夏の日に友達と昼ぐらいに廃墟行こうという事に



その廃墟は、地元では有名でテレビにも出ていた場所だった



中身は一家が死亡したという話で忘れてしまったけどそんな感じの話



この時は好奇心で行くこととなり時間まで暇を潰していた



夕方となり集合場所へ。その当時は僕含めて4人で向かう



自転車で数時間と長かったけど、その廃墟の近くに……



が……



その先へと行けなくなっていた。仕方が無いから近くの化けトンへと



が、これも少し近くまで行った。道中はお墓もあり雰囲気もかなりあった



その時に友達の連れの人が一言



『肩に手が見える』



その一言でびっくりして全員逃亡。実際には僕含めてその人以外は見えてなかったが、まぁまぁ面白かったから良かったと思い帰路に



家に帰ると鼻から血が垂れてきて、暑さにやられたんだと思ってティッシュとゴミ箱を手にリビングで止めようとするが……



5分、10分



実際にはもっと短いと思うけど……止まらなかった



ずっとサラサラで出続ける。焦りようやく止まったと思った時には20分くらい経っていた



これがこの日で一番怖かった……



そして、これを境に夏になってから鼻血が止まらなくなる日があり、夏だけ異常にビクビクします





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