第一話・『とある放送番組が撮影した記録』
とある番組に手紙が届く。かつては大学サークルの記録映像やYouTuberのホラー探索を調査し、結局お蔵入りとなった番組……その番組でようやく、2つとその手紙を纏めたスペシャルテレビ番組が放送される
勿論……テレビ局側は許可取りやその他の制作で手を緩めなかった。追悼の意味を込め、そして、何故呪われたのかを世間に披露する為に
そして、その霊能者……かつて、大学サークルにて霊能者を務めた────さんと、YouTuberのホラー探索に協力した管理者をゲストに特集が組まられる
管理者さんに関しては顔出しをしないのと立てで姿をぼかす事で特別に許可を
いよいよ政策と入り、何とか放送する事が出来る。勿論……霊能者他に寺や神社等、住職にも来てもらい万全の体制で望んだ
これは……その番組を視点に最後の呪いと呼ばれ、呪いを解く為の番組だった……その筈だった……
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「始まりました!。今宵は呪われた映像2作と視聴者によるホラー体験……『呪われた映像特集! 心霊映像大除霊・フィアーテープ』!
今回のゲストは、かつて、大学サークルのホラー映像として協力した霊能者────さんと、YouTuberや怪談師をも恐怖に落とした廃墟管理者さんの─────さんです。よろしくお願いします」
二人とも会釈をし「「よろしくお願いします」」と答えていた
「それでは早速。心霊サークルである大学サークルによる封印された記録映像を。霊能者─────さんに話してもらいます」
そう言ってバトンを───
「はい。私が2回目に依頼された話ですね。今でも鮮明に覚えてます
話し伝で聞いたのですが───
その廃旅館で大学サークルメンバーが撮影を。肝試しとしてしっかりと許可取りをした撮影でした
その廃旅館では不祥事や様々な出来事により営業停止となった曰くの旅館で、現在は取り壊されました。そして、今回は大学サークルとは別の時に……この番組で初出しの……映像テープを持ってきました
大学サークルでは、ペアになって探検するという感じでイベントは進み無事とは言いにくい……怪奇現象が起きたりと大学生達でも気づかない現象が起きていました
その日を境に大学サークルは解散となり……メンバーの殆どは死んだと……私が2回目の時に生き残りとなったメンバーで撮影者の彼とお参りしたのが最後でした
これは撮影していた時に回収不可能となった撮影機材を解体時に回収不可能だったのを回収してもらい復元、再生出来るように直しました。これを後に流してもらうとして除霊はしてますが……中身は不明瞭な映像ですので閲覧注意となります
それでは……話の続きを……
私が体験したのは……2回目の撮影時、かなり多くの怪奇現象が起きて、撮影が続行困難になる程……止めるに止めれない程に危険な撮影となり、回収も明け方となりました
その映像でもこれと同じ……説明がつかない程の映像で私も長年してこの体験は初めてでした
この番組で声を貰い……その大学サークルの学生さんの追悼の意を込めて出演する事にしました……」
そう言ってテープを置いていた
「私共の方でも彼と連絡を取りましたが……撮影協力は出来ないこと。心配するような事ではなく、今でも現在、普通に生活してます
それでは、その映像を見てみましょう……」
そう言ってテープを流し始めた。中身は時系列がバラバラで時には時代にそぐわない映像で……説明が出来ない程の映像だった
「これは……何と言うかその土地に住む人達の記憶ですね。これは初めて見ました」
住職の人が興味を持って話を始める
「かなりすごい映像で確かに封印されていた理由も分かりますが……どう思います?」
「うーん……どうとも言えません。ただ分かるのは……快楽……娯楽の感情もあり、もしくは……恨みとかの感情……何とも言えないが……その後の殺人事件の話も聞く限りだと……やはり多分とは言えませんが、危険ですね。────さんの判断は正しかったとは思います」
そう答えていた
「なるほど……ただ、次の話ではこれ以上の話になります。それでは……
────さんお願いします」
そう言うと頷いて声を変えた声で
「私が管理する廃旅館と廃別荘は……危険。と言うよりかは呪いと言い換えれば良い程の曰くの場所です
かつては殺人事件とか有りましたし、それが原因となって営業停止となり現在に至ります
ただ、あの当時……YouTuberさんの方が私の元へと来て撮影許可を貰いに。最初は断ったりと色々としましたし話してる内に……危険でありながらもしっかりとした方と判断して条件付きで許可をしました
勿論……映像も見て判断しました。その映る映像では……酷くも全く話にならない程に……私の知る廃旅館の記憶ではなかったです。YouTuberさんにも色々と話をした結果お蔵入りとなったのです
そして……YouTuberさんが出演した放送を見た翌日に入水自殺したのを見てしまい通報……私は後悔をして許可を出さなくなりました。出演もするつもりは無かったですが……
YouTubeさんは優しくて良い人だったに追悼と……怪談師さんが死んだきっかけとなった出来事を少しでも伝える為に出演の決心をしました」
話終えると映像が流れ始める
「これは……本当の出来事ですか?」
住職の人が聞くと
「聞いた話とは違います。それに……毎回と言って良い程に……変わるんです
YouTuberさん……これは初めてお話ししますが……入水自殺する前……放送前に一度だけお会いしまして……
映像が毎回変わる事は聞いてました。そして……調べでもその様な話は無く、私が聞いていた通りだと言う事。そして……放送でもあった……オリジナルの心霊写真を今回お持ちしました
YouTubeさんが私を信用してくださってか……これを譲り受けて、もう一枚の心霊写真を……」
一枚目は放送通りの心霊写真。もう一枚がYouTubeの人が入水自殺する瞬間の写真だった
「……彼はそれを見せながら「長くは生きれないとは思う。これが未来の写真となれば……俺は運命が決まったのかもしれない
でも、管理者さんに出逢えた事は幸運だと思う。この廃墟探索を通して……幽霊の思いと幽霊の居る理由が分かった気がします
もし、俺に何かあった時でも自分を責めずに、俺の自業自得だと思ってください」
そう言って別れたのが最後でした。強く引き止めれたと思ったのと同時に……発見した時の彼の顔は苦しみの表情では無かったのです……」
そう答えて住職は写真を見ながら
「本物ですが……確かに異質な場所ですね。先の廃旅館と言い、人の集まる場所は思いと同時に感情が残りますから……
ひょっとしたらこの付近は磁場が歪んでるのかもしれません。だから先の未来のような写真や有り得ないはずの出来事が起きる事もあるとは思います」
そう解説していた
「なるほど。中々に興味が深い話ですね。それでは最後のコーナー……視聴者が送られて来た心霊体験です」
そう言って手紙を読み始めた
「『これは自分が小学生の頃に体験した話です……』」
そう綴らて読み上げていく
※第二話へ
「では、実際に取材と記録映像を取りましたのでVTRどうぞ」
〜VTR中
「はい。どうでしたか?」
聞いている
「何と言うか……不思議な感じですね。一箇所に集まった様な映像……と言うよりかは繰り返してる感じですね……
分からない事が……多いですね」
そう答えていて
「そうですか……番組の方でも調べましたが……
確かにガス爆発事故は来たようでその当時は緊急車両が多かったと……女性も亡くなったそうですね
ただ、自殺の関してですが……認知出来てないのか分からないのですよね
ただ、とあるサイトで調べましたら書き込みと言うよりかは情報の方で有りました
多分……視聴者の言うのがこういう事だと思います」
と住職は聞くと一言……
「推測ですが……この白い着物の女性はかつて、ガス爆発事故に巻き込まれた女性と思います。ただ、服装からしては着物見たいな感じなので……普段なのかは分からないですね
そして、この走り回る音は……燃える中逃げる為だと思われます。多分……本当なのだとは思います
ただ、問題なのは自殺に関する事ですね。音自体は聞こえてますが……ひょっとしたら、これも改変による事象だと思います
断言は出来ないですが……危険かと言われば何とも言えません……」
そう答えると口を閉ざしてしまう
「貴重の意見です。さて、番組も時間となりますので最後に……感想を」
「はい。こういう話をすると幽霊が集まると言われますが……集まると言うよりかは必然とな気がします
これや体験した事もそうですが……亡くなられた方にご冥福をお祈りいたします」
「そうですね……同じ意見であると同時に友人と思えたYouTuberさんにも届くと良いなと思います」
「こういう事に呼ばれる事が多いですが……こういうのを見ると信じる反面、解明できてしまうことや、説明の出来ない現象もありと、世の中の不思議と思います
そして亡くなられた方のご冥福をお祈り致します」
「ありがとうございます。この番組では様々な恐怖体験を募集しております。それでは次の恐怖の夜へと……さようなら」
番組が終わり、それ以降の放送は無かった……
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番組を始めようとするが開始出来ずに……二度と放送される事は無かった
ただ、噂では何処かの時間帯では同じパーソナリティーの人と別のゲストで放送されていると……
ただ、中身は同じとなっていて、繰り返し放送してるとか……
呪いと言う人も入れば同じ時間軸に閉じ込められてると言われたりと……
真相を知る者は居ない……
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「はい。それでは────────」
「はい。それでは─────────」
「─────────」
砂嵐となり切れる




