第9話
第9話 : 空き部屋での生活 :
〜モグモグモグモグモグモグモグ〜
メイコ:へへ…お菓子、美味しいです…
メイコ:へへ…それに、ここ…私が住んでたアパートの部屋より広い…!へへ…
それに小窓まで…!楽園…です…!
〜メイコはお嬢様から貰ったお菓子を食べ終えたあと、疲れて眠りについた〜
〜数時間後〜
メイド:メイコさーん!夕食ができましたのでー!リビングまで来てくださーい!
メイコ:─はっ…はーーい…!!
メイド:お嬢様も!忘れず来てくださいねー!あと階段にはご注意をー!
お嬢様:言われなくてもわかってるわよー!
〜スタ…スタ…コトンコトン〜
〜2人はリビングに向かった〜
メイコ:うわぁ〜!凄く…!豪華です…!!
メイドさん、こんな料理まで作れるんですね…!
お嬢様:エッヘン!そうでしょそうでしょ!うちのメイドは凄いでしょ!
メイコ:ですね…!
メイド:ほら、お嬢様、メイコさん、早く食べないと冷めてしまいますよ?
お嬢様:おっと、いけないわね…
じゃあ…いただきま〜す!
メイコ:わ…私も食べて…いいんでしょうか…?こんな豪華な料理…
お嬢様:ひひにきはっへるじひゃはい!
(いいに決まってるじゃない!)
メイド:お嬢様…食べるのか喋るのか、どちらかにしてください…
〜ゴク…〜
お嬢様:あら、失礼。
メイコ:じゃあ…お言葉に…甘えて…
いっ…いただきま〜す…!
〜その後、2人は夕食を食べ終え、
時刻は9時を過ぎていた〜
お嬢様:じゃあ、夜ご飯も食べ終えたことだし、お風呂に入ってくるわ!
メイコ!一緒に入るわよ!特別に私が背中を流してあげるわ!
メイコ:ふぇええ…?!一緒に…お風呂に…?!
お嬢様:そうよ?
メイコ:なんで…そんなに普通の反応ができるんですか…
お嬢様:とりあえず行くわよ!
あ、そういえば、着替えがなかったわね…
メイコ:あ、それなら…心配はいりません…追い出される時に荷物とかも…一緒に投げ出されたので…
お嬢様:そうだったの?なら問題ないわね
さぁ、行くわよ。
メイコ:ふぇえええ………
〜お嬢様はメイコを半強制的に風呂まで引きずっていった〜
〜ジャァァァァァァァァァァァァァア〜
メイコ:あぁ…いつぶりのお風呂でしょう…
水道も…止まってたので…うぅ…
お嬢様:どうりで汚れてるわけよね…
〜ワシャワシャワシャワシャワシャ〜
メイコ:すみません…臭ってましたか…?
お嬢様:いいえ?臭いはしなかったわ。
メイコ:それは…よかったです…
〜ゴシゴシゴシゴシワシャワシャワシャワシヤ〜
〜そのまま何事もなく終わった〜
〜スゥウウウ…〜
お嬢様:ふぅ〜スッキリしたぁ〜
メイコ:久しぶりの…お風呂…気持ちよかった…です…!
〜ボワァァァァァァァァア スゥ~ッスゥ~ッ〜
〜ガラガラガラガラ〜
メイド:上がったんですね、2人とも、
もう寝る準備はできてますので、いつでも好きな時に寝てくださいね。
あ、メイコさんの部屋には布団を用意しておきましたので、ごゆっくり。
メイコ:ありがとうございます…!
へへ…本当に色々と…お気遣い…感謝します…!
お嬢様:ふぁ〜 ─私は学校で疲れたから…もう寝るわね〜
〜スタ…スタ…スタ…スタ…〜
メイコ:─あ、では…私も…失礼します…。
〜ペタ…ペタ…ペタ…ペタ…〜
第10話に続く To be continued…
(最後の足音が変わった演出は裸足ってだけです。)