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選挙が今週末にあるんだけど、「ものさし」は持ちました?

作者: どこかの片桐さん

さあ、せんきょだ! せんせんきょーきょーとしていってまいりましょうぞ!


 うわー、なんか真面目な話かいちゃってるなぁ。

 こりゃー、やらかしてますなー。

 なんて思いながらも、選挙ですやん。こりゃ「投票行き煽り」しておかないと投票率とかめっちゃさがりますからね。

 

 というわけで、十月ももう下旬となりますが、選挙戦の二週間。

「いくぞ自民党ーー得票の貯蔵は十分か?」 なんてチュウニ病ちっくなことも言いたくなりますけれども。

 今回の選挙がおもしろいのは、「ナニカが動く気配」。

 

 少なくとも、関わっておいた方が、喜ぶにしても怒るにしてもやれるよ? っていうのが選挙というものなのですよ。

 どうせ変わらないっていう「空気」を作ってるのが、今の利権を持ってる人たちの誘導だと、なぜ、わからないっ!

 とか、どんどん煽りが加速してしまうところですが。


 国政選挙なのに毎回投票率50%くらいをうろうろしちゃうのですよ。

 二人に一人がいかないんですって。

 それでね。投票率っていうのは「行かない人が多いほど」「既得権益持ってる人」にとっては、ありがたいことなのです。

 だって、少人数の団体票で受かるんだもの。既得権益もらってる人は「絶対」選挙に行くからそれでかてちまうのです。


 たとえば一学年200人で、生徒会長決めるとするじゃない?

 100人は興味関心がなくて、投票しないのです。

 エルダーを決めるための選挙選はあんなに熱いと言いますのに……(古いなぁ)

 そこで生徒会長になるには、何人の票田が必要になるか。

 51人。です。

 四分の一強の人望があれば、生徒会長になれるのです。


 え、面倒なこと進んでやってくれるなら誰だっていいって?

 いやいや、生徒会長になれば、生徒が納めたみかじめ料の使い方を決められます。ぽっけにないないすることもできます。

 活動費として、「生徒からもっとカネをむしり取ります」。

 自分の子供も生徒会長にして、学校の生徒から上納金たんまりもらいます。

 こういうことができちゃうのが、「国会議員」であり「政府」というものだと思っているのですけれども。

 日本の場合、野党が機能できない構造になっているので、(ヤジ飛ばしたり、国会論戦やっても、話し合いにならないのは、結局数の暴力でぼこられるからなんですよ。聞く力ってなんだったんですかね)議論しないで、自民党の中のおやぶんの意見が通ってしまう。

 

 学校のたとえに戻りますが、選挙で決まってしまえば、51人の仲間を引き連れた生徒会長が正義であり、そこに100人が異議を唱えても、「今更遅い」になってしまう。


 なので「選挙の時に、やつはだめだ」と思うならちゃんと落とさないといけない。

 選挙も、「こいつぜってぇ落とす!」みたいなマイナス票付けられる制度とかあればおもろいのですけどね。

 最高裁のほうのは、駄目な人に×つけてねでやってるけど。


 しかも政治家って「他者より得票がおおくて受かった」なら「国民の信任を得た」って勘違いしちゃうんですよね。

 それ、四分の一の信任じゃね? って思っちゃうのだけど。

 まあそれが「選挙」というものだといわれればそれまでなのだけど。なればこそ「民意」をしっかり反映させるためには、投票しにいこう。ってなわけですばい。



・政党ないない問題。

 小選挙区比例代表制度。

 うちの老親と話をしたら、あれだけ選挙いままでやってきてるはずなのに、未だに「制度がよくわからない」と言っています。

 

 選挙のやり方も、政権を担ってる方が「自分の都合の良いように」作っていくもので、自分たちの仲間の利権をがっちりホールド! できるように作っていきます。


 なので、富みたいもの、利益を得たいものは、長年の与党にすり寄って甘いお水をちゅーちゅーするわけです。

 アブラムシとテントウムシの共生みたいな感じでしょうか?

 ちなみに、蜜の大本を出してる植物=国民でしょうね。


 さて。うちの老親がわかってないのが「比例代表」について。

 小選挙区の方は、エリアが決められて「その中で立候補した人を選ぶ」だけでわかりやすいですが。

 比例代表ってなんぞ? ということがわかんないみたいです。

 

 応援する「政党」の名前をかくですよ、というと、ふーんってとりあえずは納得するのですが。

 日本は政党政治をやっているので、「○○党」ってところに政治やってねって信任をするわけなんだけど、「○○党の人の誰が議員をやってもいいよ」っていうのが比例代表なわけですね。


 なんか、名前を書かれると当選するノートがあるらしいね!(デスノートかよってね!)

 名簿の順位が上の方から順番に、当選する仕組みになっているので、「○○党の偉い人達」は、まず落選しないっていうのが一般的だったと思います。


 ですが、今回は前首相も比例名簿に入らないし、裏金議員のみなさまも比例名簿に入らないので、「小選挙区」の方で落ちればそこで無職になります。

 え、ニートにはならんですよ? 40歳超えてるからね!

 

 こちらに関しても「嫌な政党」を書くとかがあればおもろいのですけども。

 残念ながら「応援するところ」を書く必要があります。


 そこで問題になってくるのが「じゃあ、どの党にすんべか」となるのだけど、こればっかりは主義心情の問題もありますので、「自分で決めるしかない」です。


 嫌な政党書いちゃ駄目ってことなら、それ以外のどこかを書かないと、「嫌なところ」落とせないので。白票でも意味はアルのではと思ってたころもあったけど、それではだめなのです。

 分散投資みたいなのできればいいんですけどねぇ、まじで。

 オール・カントリー(自民のぞく)みたいなね!

 自民以外に「1/政党数」ずつ投票みたいな(苦笑)


 まあでも、こちらに関しては政党の主張を見て「一番自分の中で駄目じゃないところ」を選択すればいいのではないかなと思います。


 あと、政党の方で調べていくと逆に「自分の選挙区の立候補者」にその政党の人がいない! っていうパターンもありまして。

 それが、政党ないない問題かなと思っています。

 せめて、無所属の人いたら、そこに向かうところなのだけどなぁ。


 小選挙区は「人」に、比例代表は「団体」に入れる。

 これだけのことなので、是非皆さんも選挙いってきたぜ!(どやぁ)ってやりましょう。 



・個人的な政党ばなし

 はい、ここからはちょーぜつ個人的な話です。

 政党の主張っていうのは、HPとかにいけばもりもりのっているので、確認をすればいいのだけど。

 まあ、なんだ。競馬といっしょっすね。(雑)

 競馬新聞みると、お馬さんの過去の戦歴とか、体重とか、いろいろあって。あとはパドックで実際のお馬さんの仕上がりを見るわけですよ。

 オッズとかもあるので、ここが勝ちそうだな、勝ち馬にのるぜ! とか、いいや、このお馬さんこそ我の未来をかけるに値する! とか、わやわややるわけですね。

 

 んで、自分の未来をかけるんですよ。

 

 で、私のバックグラウンドとしてはLGBT支援ってのがあるので、そこで参政党がまず、脱落。

 保守関連も、割とアウトぎみになります。(別に古い信仰を害する気はないのだけど、存在すらゆるすまじぃ! みたいになっちゃうのは良くないよ)別に、LGBTとか、殿と小姓とかで昔っからあるんだから、むしろ超保守な気がするのだけどねぇ。


 自民は、個人的に利権をもらってるわけではないので、テントウムシさんにはなれないかなぁという感じです。

 じゃあ立憲? っていうけど。第二の自民党みたいな顔してるので、ちょっとと思ってしまうところです。

 というか、民主党の悪夢というものが昔あったわけなんだけど、そのときの代表だったのが野田さんで、今もトップの顔変わらないって、どういうこと? と素直に思ってしまうところです。

 いや、「一回総理やったことがある」っていうネームバリューで票を集めたいのかもしれないけど、「総理経験して失敗した人」ってイメージの方が強いのですけれどね。


 法改正をして欲しいとか、なにかベンリにして欲しい、って要望があるなら「与党」でなければなんもできない国なので、そっちにすり寄る必要はあるかと思います。

 減税してくれってのは、自民党が与党である限りは絶対やらないだろうから、期待しても無駄です。

 おまけに増税までするよ! って選挙のときに言っちゃうあたりが、おいおいと思ってしまうところです。

 金融資産の課税って、NISA作っておいてそれをいうのは、ちょっとなと。

 

 他の党については……はぶきます。うん。君に決めた! ってするのは、明日現場でやりますゆえな。


 ただ、どこに決まったにしても「外交は自民党さん強いからやってくださいよ」みたいな、党を超えての協力関係みたいなもんをやれば、国もよくなるんじゃないかなと思うのだけど、どうにもアメリカの二大政党性が当たり前過ぎて、党を超えての大協力みたいなのは、できないっぽい。

 お友達内閣なので、政治とはそういうことだと言われればそうなんだけどね。

 足りないのなら、おじいちゃん引退しないで、稽古をつけてよ! って感じがします。

 和をもって貴しとなせばよいのにねぇ。



 あ、最後にさっきあげた「参政党」について、もうちょっとだけ触れていこうかなと思います。


・参政の反対なのだー

 ふるいのだー。

 というバカなあおり文ではさすがに申し訳ないのだけど。

 街頭演説を聴いて、党の状態を見て思ったことを、ありのままに話すぜ!


 経済政策は割といいのでは? という意見を小耳に挟んだのだけど。

 たぶん、参政党の人って「政治に参加する党」なので、政治家がやってるんじゃなくて、一般人が政治に参加する党なんですよ。

 なので、国民目線「だけ」もってて、だから国民のうけがいいような政策を出してくるんですね。

 

 それだけ聞くとすごく良い党に聞こえるんですが、「視点が国民」だから、「俯瞰した視点」ってのは、弱いんじゃない? って感じがするんです。

 日本はそれだけ切羽詰まってるってことなんだろうけどね。


 それでその「国民視点」なんだけど、これがなんだろな。「ある程度社会で活躍してる一般国民」っていうイメージかな?

 少子化っていわれてるけど、子供いてますー! みたいな感じの人っていえば伝わるかしら。

 生産性があってがんばってますーみたいな人が、候補なんすよね。


 いや、確かにニートで選挙戦うのは難しいかもしれんけれどさ。

 わりと「おできになる一般国民」のみなさんで一家言もってて、「あれ? なんか社会っておかしくね?」って目覚めた人が多いかなーと、一覧を見て思いました。

 あと、地味に医療がおかしい! みたいに思ってる人多めな感じ。

 民間療法でがんばるです?

 コロナのワクチン政策におかしさを感じたのは、きっとそれ「ファシズムっぽく見えた」からだと思うんです。さらにコロナのあの抑圧ストレスやばかったからじゃないかねぇと。

 あと、コロナ終わった感を世間は持ってますけど、かかってる人いるし、インフルだってあるし、感染症との戦いはこれからも続きます。

 うがい手洗い、アルコール消毒しましょうねっていうのは、続けてやって欲しいです。



 国民ニー党とか作ってみんなも戦おうぜ! とかいま、言うとあかんですね、きっとね。そんな政党あるんだって勘違いしちゃうと困るからね!

 でもなぁ。ニートが社会復帰できるような、社会を目指すっていう政党があってもいいと思うのだけど、どうですかね、みなさん。

 日本の活力っていうけど、なんか「がんばれる人」だけ、がんばる世の中がつらいです。


 私は、「がんばらなくてもなんとかなる都合の良い世界」が欲しいのです。

 そして、それをかなえてくれる政党というものは。

 きっと、存在しないのだろうなぁ。


 だからこそ選挙とは「よりマシなほう」を選ぶ方法になるのだと思います。

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