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ぼんやりとした

作者: 朝焼 悠
掲載日:2023/03/28

なんだか

ぼんやりした夕方

せっかくの桜も

どこかくすんだ色に見える


取り壊し中だと

コーンが立っている家の前

悲しげに眺める老人の見つめる先は

初恋だった少女の面影


ただそれだけ

全ては時の彼方に

全ては古びて消えていく

永遠なんてないから

あるとしたら

それは誰かの記憶の中


たくさんなくした

でもたった一つ

手放さなかった

唯一の繋がり

それも

この世から消えていく


新しい命

繋げなかった

なにか残せるもの

探して

また歩かなきゃ


空っぽな人生だとしても

歩いてきたから


空っぽかどうかは

自分自身が決めること


それなら

僕の場合は?


風に舞う桜

あのうずの中

呑み込まれてしまいたい

溶けて消えてしまいたい


でも

まだ消えるわけには

いかないから


誰かに求められているわけじゃない


それでも

まだ

僕は

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― 新着の感想 ―
[一言] >風に舞う桜 あのうずの中 呑み込まれてしまいたい 溶けて消えてしまいたい わかりますー!わかりまするー!! でも出来ないんですよねぇ……!
[気になる点] 私が、こんなに大好きなのに、何で見てくれないの? [一言] そっちに行ってはいけない!それは、終わった過去の道。 それは、どこにも、つながってないよ!
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