第九話見栄なんか張ってもいいことはあんまないよ
「もしもしウォン爺、ちょっと来てくれ...ああ、では」
?ウォン爺ってだれよ
五分後
「なんやぁ?おどれがワシらのシマにこようっちゅうアホンダラか?」
バイクに乗ったヤクザだぁぁぁ!!
助けてクレメンス
「要件はきいとる」
「後ろ乗りな」
ええ...
「じ、じゃあお言葉に甘えて...」
「...飛ばすで」
おっと嫌な予k
ああああああああああああああああああ!!!
五分後
「ついたで」
「南アメリカ大陸から日本横断してヨーロッパまで五分とか怖い」
素早すぎるぜ
「改めて自己紹介させてもらうぞい」
!?
「ワシはウォン、ウォン爺と呼んでくれ」
「え、あ....え?」
性格どうした
「バイク乗るとアゲアゲになっちまうんだぞい」
ええ...
「では、ご所望の人を呼んでくるぞい」
「あ、はい」
「ポチさーん!きてくれい!」
ぽ、ポチ?犬かな?
「ウォン、件の者か」
お、おうふ...謎の被り物した長身のスーツ男がきたよ...
「我が名はポチ、ポンペイの守護者をさせて頂いている」
「あ、はじめまして」
「灯です」
すげーきっしょい服装なのにクソ強そうな雰囲気でてんのすげえ
「では、ワシは眠いのでひと眠りするぞい」
「上官から話は聞いた」
「強くなりたいのであろう?」
「...はい」
あのドブカス野郎をぶっ殺すためにだけども
「私は二万年ほど生きている故、そこそこの経験は積んでいるつもりだ」
ぃっ!?二万年とか超能力黎明期じゃんか
強さじゃなくて経験っていうあたりマジの強者感
「私がここまで生き延びるためには武術を使用した」
「それを貴殿に伝授しようと思う」
武術ってこの時代で使う人いるんだ
「はい!是非ご教授頂きたいです!」
「基本技の〝彗星"を伝授しようと思う」
彗星ってosyareな名前や...
「彗星とは、体内のエーテルを一ヶ所に集中しする技術だ」
「攻撃の威力の底上げになる」
成歩堂
ん?でもそれって...
「尚、討滅士の持つ無効化能力はこの彗星から派生したものだ」
はえー
「三十分でものにしてみろ」
え?みじけえよ泣くぞ
「できるよな?」
「三分で十分です」
あ、やべ
大見え切っちゃった