第二十四話今回の隠れMVP フェイド
「過負荷が使えるから?」
「そうだ」
「...今は夕方、二時間時間稼いでやるよ」
今六時か...フェイドのおかげか
「ポチ、二時間時間稼げる?」
「余裕だ」
ほんとかなあ
...マジだった
一時間半してんのにまだ傷一つついてない
「もう大丈夫っぽいしやってくるわ」
「じゃあ、いくぜ」
「のめ」
自分の血をどこからともなく取り出したワイングラスに注ぐ
「え、俺のを飲むんじゃねえの?」
「いや飲まれたほうがなるってなによ」
「いやじゃあコウ君はどうなんだよ!」
「知らねえよ!よ〇かしのうたの話するんじゃねえよ!」
えー俺血これから飲むのか...
「ええい、ままよ!」
ええいままよって初めて言ったわ
ルミナの血液を一気飲みした
「じゃ、三十分待とうか」
「うそお」
「そんなすぐなってたまるかよ」
確かに
「ポチー!三十分時間稼いでー!」
「またかよ」
「俺も眷属増やして疲れたから休むわー!」
「俺眷属にされたの!?」
「そうだけど」
「先言ってよ...」
「嫌?」
「もちろん」
しれっと共闘してるけど俺を殺しかけたカスだからなこいつ
「ちぇっ...はい、眷属のつながり消しましたけど」
なんか腹立つ
「んなこと言ってるうちに三十分たったけど」
「じゃあ、やるか」
「有為転変(無から有へ)!過負荷過負荷過負荷過負荷過負荷過負荷!」
再び黒いオーラが体を包む
「ポチさん、すみませんが退いてください」
「灯...」
「あれ、使わせていただきます」
奴の腕の上を走り顔の前に飛ぶ
「死に晒せええええ!!!!」
黒いオーラが左腕に収束す
「天衣...」
「無縫!!」
拳が奴の顔を消し飛ばす
そして、音もなくラプラスの悪魔が消え去る
「ハア...ハア...」
「上官...ポテイトさん...やりました..よ...」
「灯!」
「ああ、僕ら老人たちの時代は終わったみたいだね」
「天衣無縫まで使ってしまうとはな」
「僕たちは旧友達を失った」
「その代わり、人類の新たな希望が誕生した...だろ?」
「正解」
「これならあのゴミカスぶっ殺せるかもよ?」
「...だな」




