青き薔薇は、絶望を齎す。
めっちゃ長いです
「あちぃ……」
なんだこの暑さは、死んでしまう、と言うより、干からびて死んでしまう。結局どっちにしろ死んでしまうのだが、どうせなら、俺は干からびて死ぬより南乃花に殺された方がなんぼかマシというかそれを望むまである。ヤンデレ南乃花も可愛いよ。
まあそんなわけで夏休みも終わり、今日から学校である。しかし、夏はまだ終わらない。俺の経験と知識とその他諸々とあと今の気候から言って、九月はまだ夏だ。だから夏休みは九月まであるべきだと思いまーす! 思いまーす!
「おはよ、火憐くん!」
そんなことをだらだらだらだらと意味もなく考えていると、天使で女神な南乃花様が何処からともなくやって来た。やって来たと言うか、いつの間にか、隣にいた。
「おはよ、南乃花」
そうやって挨拶を返すと、ふふ、と満足そうに笑って、視線を空へと泳がせながら、
「もう夏も終わりですねぇ」
なんて言った。
それは違うぞ、とか言おうとしたけれど、よく考えりゃ今、俺それ言ったじゃないか! 心の中でだけど!
「俺達の夏はこれからだ!」
「なんですか、その何処ぞのアニメやらマンガやらの、最終回みたいな言い方」
俺達の戦いはこれからだ!
「いや、だってまだ暑いじゃん?」
「そうですね、地球温暖化ですね」
うーん、と顎に手をやり、考える素振りを見せながら、割と真剣な顔で応える。むむむ、意外とこの娘、地球温暖化とか言う、世界的な問題についても考えているのか。少し感心してしまう、と言うか。
「よくそんな難しい言葉知ってるな、えらいえらい」
彼女はそこまで頭が良いわけではない、どころか、何となくアホの子の素質もあっちゃったりするので、そもそも、『地球温暖化』なんて言う言葉を発したことに、素直に褒めざるを得なかった。そんなわけで、俺は今、彼女の頭を撫でている。
「むぅ、馬鹿にしないでください! 全国模試二位がっ!」
と、悔しそうに頬を膨らませながら、ぷんぷんと、フガーッ! と、怒る彼女。
「はっはっは、残念だったな! 俺はもう、全国一位なんだよ!」
そう。先日、全国二位であった俺の順位だが、とうとう、一位になったのだ。いつも遊んでいるように見えるが、ちゃんと勉強はしてるんだぞっ! ほんとだぞっ!
「な、なんだってーー」
わざとらしい! すんごくわざとらしい! 棒読みで言われちゃうと、何だかこっちが悲しくなっちゃうだろ、やめようぜ? 棒読み、ダメ、絶対。
「まあ、あれだけ遊んでいた割には頑張ったじゃないですか、えらいえらい」
と、今度は彼女が俺の頭を撫でる。なにこれ、超気持ちいいんだけど。
◆◇◆
時間はすっかり変わってお昼。授業なんて聞いているようで聞いてないような感じと言うか、全く聞いていないので、あっという間に昼休みになったわけだが……、今日も今日とて、南乃花のお弁当を頂くとする。いや、別に、南乃花がお弁当というわけではないからな? 南乃花は食べないよ? そんな勇気ないよ? え、ヘタレ? そうだよ?(半ギレ)
「あ、火憐くん」
俺の顔をじっと見て、ふふっと可愛く笑って、何だろうと思ったら。
「ご飯粒ついてますよ」
言って、俺の頬に手を伸ばしたかと思うと、そのしなやかな、細い細い指で、ご飯粒を取った。
それからご飯粒を自らの口の前に持ってゆき、そのまま、ぺろっと舐めるように食べる。
「はい、取りましたよ」
言いながら、はにかむ。
「あ、ありがと……」
いやだから──可愛すぎかよ。
「じゃあ、また明日」
「はい、また明日です!」
午前中の全ての授業を寝てしまっていた所為か、昨日の夜早く寝すぎた所為かどうかは知らないけれど、とにかく、兎にも角にも、午後の授業は全く眠くなかったので、真面目に授業を聞いていた俺である。まあ、それが普通なんだけれど。
というわけで、教師がただひたすらにテキストを読み続けるという地獄の授業も終わり、俺も南乃花も特に部活をやっているわけでもないので、そんまま直行で家に帰っている最中なう。
「最近、たるんでないかい?」
なんて思っていると、いつから居たのか、いやそもそも、年中無休で常日頃から隣に居るのだから、いつから、とか言うのもおかしな話のだが、まあとにかく、隣にいる聖剣が、不意に突然に、話しかけてきた。
「なっ、これでも俺は高校生なんだぞ! 俺の二の腕はまだたるまねぇっ!」
「いや……、そうじゃなくて……」
なんて言って、溜息を吐くと。
「イチャイチャを何時も見せられているこっちの身にもなってみてよ、って話だよ」
…………そうだ。さっきも言ったが聖剣は、年中無休いつでもどこでも、常日頃から俺と一緒にいるのだから、そうなると必然的に、聖剣は俺たちのイチャイチャ(自分で言ってて悲しくなってくるぜ)を見ることになる、もちろん学校だけでなく、屋上でお弁当を食べているときも、さらに言えば、デートをしているときだって、いつも隣にいる。悠莉よりも、南乃花よりも、いつも隣に。
「じゃあ、俺から離れればいいだろ、そうしたら、イチャイチャなんて見なくていいじゃないか」
「それが出来るならやっているさ。しかし出来ないんだよ、聖剣なんだし」
…………何それ意味わかんない。時々、『聖剣だから』なんて言う理由で片付けられることがあるが、しかしまあ、それが何故なのか、と言うのは、教えてもらったことがない。『聖剣だから』どうして出来ないのか、今度問いただしてみようか、なんて思っていた、そんなときだ。
「──おい、少年」
急に名前を呼ぶもんで、どうしたのかしらん、なんて顔で向くと、明らかに真っ青な顔で、頭を抱えていた。いや、本当に頭を抱えていたわけではない。そんなの、ただの比喩にすぎないわけなんだが、とにかく、いつもより真剣な表情で、しかし、不安そうな表情が、ぱっと見ただけで、分かった。分かってしまった。
「…………どうか、したのか?」
真面目な雰囲気なもんで、少し扱いづらいし、ボケづらいので、しょうがなく、これは不可抗力だ! と言いたくなりそうな顔で(どんな顔だよ)、俺は訊いた。
「エルフだ、しかもかなり強い」
…………。
何だか、思っていたものとは違う反応に、俺はがっくしとくる。いや、もっとさ、そんな顔なんだからさ、「あと一時間で地球が滅亡する」とか、「あと三分で宇宙ごとなくなっちゃう」とか言うのを期待していたのだが……、大したことない、とは言えないけれど、しかし、やっぱり期待はずれで、味気ない返答であった。
「ちょうど腕もなまってたし、たるんでたし、ちょうどいいだろう。行こうぜ」
言うと。
「…………あぁ」
それを肯定の返事ととっていいのか分からなかったが、そのあと特に何も言わなかったので、肯定でいいのだろう。
公園である。いつもの公園。堯魔槌公園。地球とマーズを繋ぐ、唯一の場所──とかもうこの説明いらないな、マジでうん。
「お、いた」
そこには、その公園には、堯魔槌公園には、エルフがいた。いや、そりゃあそうだろう。「エルフがいる」って言われたから、来たのだ。むしろ、いないと困る。どのくらい困るかと言えば、とりあえず聖剣を一発殴る程度の困るだ。
とまあ、そのエルフ、見た目はかなり弱そう。ひょろっちくて、今にも折れそうな、もうちょっと飯食ったほうがいいんじゃないのん? ってエルフの敵であるところの俺が、この勇者様が、ちょっと心配しちゃうくらい弱そうなエルフ。そんなエルフが、ちょこん、とまるで、誰かに意図的に設置されたかのように、ひとり寂しく公園に立っていた。
「…………あれ、強いの? 見たところ、すげぇ弱そうなんだが……、もしかして、魔法をボンボン使ってくるとか、そんな感じな感じ?」
「いや、あいつは多分、魔法は使えないだろう。心の内に秘めたる力とか、そういう展開もおそらくない。あいつは弱い、自信を持って、そう言える……」
「え、じゃあ──」
「でも、ここにはあいつ以外エルフはいない」
一体全体、どういうことなんだ。強いエルフの反応がしたけれど、そのエルフはいない。いや、もしかしたらいるのかもしれないけれど、俺たちには見えない。
まあでも、とりあえず、あの意図的に設置されたかのようなエルフと、戦ってみる他、選択肢はなかった。
「聖剣」
「寿命は?」
「二年だ」
「了解」
そんないつもの、短いやり取りを終え、聖剣は眩しい光を放ち、聖剣エクス・カリバーとなる。きらびやかに光るそれは、いつもより一段と輝いているような気がした。気がしただけだ。
俺はそれを持つと、一度だけ深く深呼吸をして──
「よし!」
全速力でエルフに近づく。幸い、まだ相手は気づいていない。いや、気づいてないと言うより、無視をしていると言った方が良いのだろうか。明らかにこちらを見ているにも関わらず、戦闘準備なんてせず、体をぴくりとも動かさず、それこそ、瞬きひとつせずに、じっと、棒立ちをしている。
「はあぁっ!」
不思議に思った俺であったが、走る足は止めず、エルフの正面で、横一直線に、エルフを切りつけた。エルフの体は真っ二つに別れ、赤黒く、強烈な臭いを放つ血をどばどばと出し、やがて絶命する。
「弱くね?」
「…………おかしい、確かに強い反応がしたのに……」
と、血だらけのまんま人間の姿に戻り、顎に手をやって、考える素振りを見せる聖剣。
「もしかして……!」
「ふっ、やはり流石と言うべきか。聖剣エクス・カリバーよ」
聖剣が何かを思い出したのか思いついたのか、声を上げた瞬間、どこからか、やけに低い男の声が聞こえてきた。向けば、そこには黒い学ランを着た、学生らしき男が、仁王立ちで腕を組みながら、不敵な笑みを浮かべて立っている。ぱっと見て気づいた、その特徴的な目。切れ長な目。その目はありえないほどの存在感を放っていて、負のオーラがまがまがと出ている。腰には刀。もう、日和桜や悠莉の武器たちで見慣れている所為か、これぐらいでは動じず、特に驚きもしなかった。
「…………ブルーローズ」
「え?」
聖剣が、呟くように小さな声で言った、『ブルーローズ』とは、もしかして、こいつの名前なのだろうか。
「久しぶりだな、聖剣エクス・カリバー。そしてはじめまして、チヅルカレン」
ブルーローズと呼ばれた彼は、律儀に頭を下げる。律儀とは言うけれど、むしろそれは俺たちを馬鹿にしているようにも見え、見ていて気持ちの良いものではなく、かなり苛立たしい光景であった。
「お前は、誰だ……!」
聖剣を知っていると言うことは少なくとも、只者ではない、というのは確かなのだが、しかし、ただの、少し、いや、かなり気味の悪い学生にしか見えない。少したりとも、まったくと言っていいほど、そんな、敵キャラのような雰囲気ではなかった、と言うのが第一印象である。
「僕の名前は青薔薇。ただの妖刀使いさ──まあ僕を知っている方々からは『ブルーローズ』とよく呼ばれるけれど、それはただのニックネームのような、コードネームのような、そんなものなんだよね。本名……というわけでもないんだけれど、まあ君くらいは、青薔薇と呼んでほしいものだね」
と、青薔薇と名乗る男は、腰に下げていた刀を抜く。その刀は、まさに今彼が言ったように、禍々しいオーラを放っていて、妖刀と呼ぶには相応し過ぎるほどの見た目をしていた。名刀政宗とは違う、むしろ正反対のような、そんな見た目。
「村正……!」
隣で黙って、ただただじっと青薔薇を睨んでいた聖剣は、悔しそうに唇を噛み締めながら、呟いた。
聖剣と青薔薇の間には、俺には分からない、分かるはずもない、因縁のようなものがあったのだろうか。しかし、今はそんなことを訊くときでもないし、そもそも、彼女自身、あんなに悔しそうにしているのだから、触れないで、そっとしておいたほうがいいのだろう。
それでチヅルくん、と、青薔薇は俺を呼ぶ。
「少し、本当に少しでいいのだが……、お手合わせしてくれないかい? もちろん、死なない程度に」
お手合わせ……か。
さっきの謎のエルフは、弱い──と言うかそんな次元のものでさえなかったので、ちょうどいい、と思い、いいだろう、と答えた。
「ダメだ少年! あいつは──」
「では、行くぞ!」
聖剣が俺を止めようとしたが、時すでに遅し。もう青薔薇は、こちらに向かって、走って来ていた。
「聖剣、二年だ!」
「……分かった」
気に入らないのか、戦いたくないのか、渋々、嫌々ながらも、エクス・カリバーになった──と同時に、青薔薇はもう目と鼻の先。
「え」
気づくが、遅い。
切られた。
「………いっ!」
思わずその場に倒れ込む。激痛が走り、もはや痛みを通り越して熱いと感じるようにもなってしまった傷口に手をやると、血が出ているのがわかった。いやそりゃあそうか。血は出るが、その量が半端じゃないということだ。たぶん、縦一直線に、切られたのであろう。
「なんだ、こんなものか……」
呆れ混じりの溜息をゆっくりと、ゆっくりと吐きながら、青薔薇は、心底残念そうに言う。
──こいつは、本当に何者なのだ。
あまりにも強すぎる。俺よりも、悠莉よりも、日和桜よりも、力の差がありすぎる。俺たち三人がかりで戦ったって、勝てないのは明白であった。
だがしかし、こんなところで、こんなすぐには、終わるわけにはいかないのも、事実。
「まだまだぁ!」
最後、ではないものの、しかし、余っていた力全てを絞り出すようにしながら、俺は立ち上がる。傷が痛むが、倒れ込んでしまったが、立てないと言うわけでもない。
「ふっ、そんな怪我で、何ができると言うんだい?」
今度は小馬鹿にした笑いを浮かべ、まるで俺を煽ってくるようにしながら、言った。
「できるっ!」
──今までがそうだった。今まで、いくらピンチになろうと、何とかかんとか、どうにかなってきた。だから、今回も。
──しかし、現実は残酷なもので、そううまくはいかない。当然と言っちゃあ、当然のことなのだが。
「あれ、火憐くんじゃないですか。何してるんですか?」
「え」
目を疑った。耳を疑った。頭を疑った。そこには、赤城南乃花がいた、から。
そして彼女の目線は、俺の一直線に妖刀で切られた、傷口にいくのが、はっきりとわかる。
「どうしたんですかその傷!? いったい何が……」
なんて心配しながら、妖刀を持っている青薔薇にも気づくはずもなく、心配しながらこちらに向かってくる。それも、走って、だ。
「やめろっ! こっちに来るなっ!!」
彼女を、来るな来るなと必死で止める。しかし、彼女の耳には届いていなかったのか、届いていたけど俺の声を無視したのか、足を止めることなく、俺に近づく。
…………間に合わなかった。いや、聖剣の力をどうにかこうにかして使えば、間に合ったのかもしれないけれど、頭が混乱していて、目の前の彼女を、守ることが出来なかった。
──南乃花は、俺の目の前で、真っ二つに切られたのであった。
「な、の……は……?」
一瞬、俺は、今目の前で何が起こったのか、分からなかった。いや、分からないふりをしていた。分かりたくなかった。しかし、地面へ飛び散る彼女の血。そして、飛び出てゆく、真っ赤に染まる内臓。涙を流しながら痙攣を起こしている彼女の顔──目を離したくても、離せない。まるで目を奪われ、吸い込まれるが如く、彼女を見ることしか出来ない。その所為で、今、何が起こったのか、そんなことは、容易に分かった。分からないふりをしても、分かりたくなくても、分かってしまった。
「か……れん……く………」
南乃花は、最後の力を振り絞って、振り絞って振り絞って、俺の名前を呼ぶ──が、途中で力尽きてしまい、最後まで言うことは、出来なかった。
「うわあああああああああああああ!!!!」
ようやく状況が理解することの出来た俺は、ただただ、生まれたての赤子のように、いや、それ以上に、泣き叫ぶことくらいしか、できなかった。ただただ叫んで、ただただ泣いて。
「そうだよ、その顔だよ! 僕はその顔が見たかったのだ! さぁ、もっと泣け! もっともっともっと、絶望しろ!」
なんて青薔薇は狂ったように、馬鹿みたいに笑いながら、泣き叫ぶ俺を嘲笑うかのように、言った。
「……か、げん……しろ」
…………。
「ん?」
…………。
「いいかげんにしろつってんだよ!!」
「ほう……、大切な人を失っても、狂わないのか。いや、狂ってこれか……。まあどちらにしろ、中々面白いじゃないか。だが、今の君では僕には勝てない。僕も鬼でも悪魔でもないんだし、今日のところは、このへんでトンズラさせていただくよ」
なんて言い残し、青薔薇は──消えた。霧の如く、文字通り、空気になって消え去った。
「おい!逃げるのかよ!」
言う、が、空気からの返事はない。
「くそ!」
南乃花を失ったショックと後悔、そして守れなかった罪悪感で、また涙が出てくる。また、とは言うけれど、まだ南乃花がああなってから、一度も泣いていないんだった。そのときは青薔薇に矛が向いていたから、彼女に気を配れるはずもなかったわけだが、落ち着いて考えると、そりゃあ、涙のひとつやふたつは出てもおかしくない、と言うか、出ないと俺は、南乃花の彼氏失格だ。しかしまあ、涙が出てきたとしても、たいして変わりないし、いやいや、たいしてどころか、何にも変わりはしない。
──彼女はもう二度と、戻ってこないのだ。
「少年、落ち着け。一旦帰ろう」
なんて、聖剣が俺の肩に手をやり、優しい声音で言ってくる。それさえも苛立たしく、手を払い除け、俺は聖剣の言葉を聞くことなくして、走った。逃げるように、いや、実際逃げているのだが、とにかく走った。しかし、行く宛もない。結局、家に帰ってきてしまう。
玄関を開けると、リビングから悠莉の声が聞こえてきた。
「おかえりー、遅かったじゃん」
しかし今の俺の耳には、そんな彼女の声さえも、届くことは無かった。聞きたくなかった、誰の声も。とにかく逃げたくて、部屋に戻ることしか考えていなかった。
自室の前に着く。乱暴に扉を開け、すぐに扉を閉めて、鍵もかける。
「な……の、は……」
呟くと、俺はベッドに横になり、一生部屋から出まいと、心に誓った。
なぁぁぁのぉぉぉぉぉはぁぁぁぁぁ!!
青薔薇!てめぇだけはぜってぇ許さねぇ!
ということで、だいぶ王道なパターンです。なんとなく予想できた感じではないかなと思います。ちなみに、赤城さんはそのままにはされてませんよ?まあ、後々わかります。
やっぱり戦闘描写は難しいね。あんまり戦闘してないけど。
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