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神様にお任せ!!  作者: 砂之寒天


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トップ戴冠おめでとう会

以下、入れる場所がない本編とは関係ない晴右と小鞠の小ネタです。

「バレルジーンズの可愛さが分からないですね。最近の人間は骨を曲げてみせるのが可愛いんですか?(笑)(うざい)」

「え、あえかぁいいとおも、たのに」

「あっ、僕も非常に可愛いと思いました。やはり骨が曲がっているというのは特殊な魅力がありますよね」

「骨が曲ぁって見えるのぁみりょくとは言ってなぃよ」


ーーー


桜ですが、ルツェルンの辺りには日本から来た世界さんなどの神々が他の神に品種改良させた少し色の濃い桜があります。

 桜が満開になり、段々葉桜になっていく穀雨の頃。降る雨が、穀物をたっぷりと潤し、成長を促す。シュナは家の中でティータイムをして寛いでいた。伸びた背筋は、真っ直ぐ伸びる新芽のようである。

 今日の紅茶は正山小種(ラプサンスーチョン)。スモークサーモンとチーズをお供に飲んでいる。紅茶の癖のある燻香が、アイラウイスキーに通じるものがある。

 今日はアスモデウスも正面に座って、一緒にお茶を飲んでいた。


「雨が降ってしまっては、桜が散ってしまいますね」

「そうだねー。でも沢山見れてよかった!写真もいっぱい増えたね」

「はい。この間はピンクムーンとの写真も撮れて…僥倖でした」


 ふと、スカートのポッケに入った携帯が鳴る。


「ん?…あ。メールだ」


 世界さんからメールが届いている。なになに?


"シュナのトップ戴冠に当たって、祝会を開くのはどうだ?必要なら俺の城の宴会場やパーティー会場も貸せるぞ"


 らしい。


「えっ、そういうの開いていいの!?やったー!!」


 正直開こうか迷ってはいたのだ。だから世界さんの方から提案してくれると話が早くて助かる。


「どうかなさいましたか?」

「白の神トップ戴冠の祝会を開こうだって!」

「ほう、それは素敵ですね。」

「ここは有難く…その話、ノッた!!」


 シュナは机をぺちん!と叩いて、了承の旨を送る。どんなパーティーにしようか。人はどれくらい呼ぼう。食料の調達は、デメテルさんを頼ろう。料理人は世界さんのツテを当たるとして、資金は私の懐から出せばいいから…。想像が膨らむ。


「アポロンにも相談しとこーっと♪」


 こういう話は早いうちに相談しておかないとアポロンは拗ねる?というかちょっと怒るので、早めに連絡しておくが吉。


 連絡したら、パーティーの準備を手伝ってくれる事になった。


「なんか規模が大きいことしたいな…」


 折角全知全能の神なんだから、海の色や空の色を変えてみせるくらいしたい。会場に空を作り出してそれの色を変えてみよう。それから、会場を虹で埋め尽くすとか。バレエも踊ろうかな。ムーサ達も呼ぼうか…。


「規模が大きい…大きい…プッチンデカプリン…?」


 それもありだけど…私らしさを加えるとしたら…


「どでかバスクチーズケーキ!これだ!」


 決めた、直径2mのバスクチーズケーキを作ってもらおう。上にフルーツでも乗せたらさっぱり食べられるんじゃないだろうか。


「その…私達も参加できるのでしょうか…。」


 アスモデウスが申し訳なさそうに、おずおずと質問する。その神色には憂いや心配といった色が浮かんでいる。


「いいんじゃない?私がトップだし!文句は私が聞くよ、アスモデウス達もおいで!」


 そう言うシュナは、満開の桜の様なパッと開いた笑みを浮かべ、アスモデウスに手を差し伸べた。雨雲の切れ間から窓に差し込んだ暖かい光がシュナを照らす。彼女の青い瞳もオーロラ色の髪もキラキラ光って、ガラス瓶のような透明感と海のような輝かしさを放っていた。少し早い、初夏の匂いを感じさせる。


 アスモデウスはその器の大きさ、懐の深さに感慨無量になり、涙目になった。同じく光に照らされたアスモデウスはその手を両手で取り、


「はい…っ!」


 そう返事をした。


 シュナはにこ!といつものメンフクロウみたいな笑みを浮かべて、パッと手を離す。アスモデウスは少しそれを惜しく感じたが、まぁいつでもハグくらいはできる関係なので(ep.19)いいのだ。


「皆が予定の合う日を探さないとね!連絡しとこ〜」


 そうして各方面に連絡をいれ、予定を合わせ、バレエの練習をし、3ヶ月後。


 祝会の本番が、幕を開けるのであった。


〜〜~


 まず、集合場所はルツェルンに1番近い海辺であった。大きな砂浜が白く輝いていて、よく見ると星型の砂とかがある。


 可愛く白のリボンと青のストーンシールでデコレーションした、白いマイクを持つ。これはガワだけで、拡声は神力で行う。


 沢山の神々が集まった。任意参加ではあるが、白の神、黒の神、無所属の神のトップ層計100人程の神々が集まった。


「今日は私の祝会に来てくれてありがとう!まずは余興として、海でショーを行います!」

「へー」

「楽しみー!」

「それじゃーいくよー!おいで〜皆!」


 シュナが声を上げると、陽気な音楽が流れ出し、海からイルカ達が跳ねる。シュナはマイクを亜空間にしまい、神力で水着に着替えた。

 シュナの神力で海と空がカラフルな色に変わる。水平線までの広さの海と空が、だ。こんな大規模な魔法はシュナレベルでないと使えない。

 アリトンが音楽に合わせて、大きなクジラの形の水や、鮮やかな小魚の群れの入った水を空中に浮遊させて、踊らせる。

 イルカの1匹に乗ったシュナは、イルカのいる水と共に神力でどんどん上昇していく。10mくらい上がったところで、シュナはイルカから飛び降りた!


 そのままクルクル回りながら落ちていき、鮮やかに水面に入水した。上手な飛び込みに拍手が起こる。


 また、シュナはイルカの上に乗り、イルカに打ち上げられて、クルクル回って入水した。派手なショーに皆釘付けだ。


 最後、曲の終わりと共にイルカの上で決めポーズをする。イルカ達はシュナを囲み、ジャンプした。


「「おぉー!!」」


 拍手が沸き起こる。1つ目の演目は完璧に終わった。


 息切れを起こすシュナは、満足そうな顔で決めポーズをし続ける。やがて、ポーズをやめて、アリトンと共にお辞儀をした。


「ありがとうございました!続いては、世界さんのお城のホールでバレエを踊ります!皆を瞬間移動させるよ!」

「流石全能!」

「規模がちがーう!!」

「えへへー。じゃ、いくよー!3、2、1、0!」


 掛け声と共に、皆が瞬間移動する。ホールの席に、各々が座った状態で並んだ。


「おー、座標もぴったり」

「すげぇなぁ、まだ新人なのに」


 サタナという強力な助っ人があってこその神力の駆使なのだが、それは秘密である。


 シュナは神力で全身を乾かし、バレエの衣装に着替え、髪をまとめ、メイクをした。


「準備できたかしら?」


 カリオペイアが声をかける。


「ばっちり!いつでもおっけー!」

「じゃあ、幕を開けるわよ」


 今日の演目は、眠れる森の美女の第3幕、『結婚』だ。華やかな舞台が祝いの席を彩る。


 シュナがオーロラ姫、カリオペイアは王子、クレイオーは宝石の精、エウテレペーは金の精、タレイアは銀の精、エラトーは長靴をはいた猫、ポリュムニアーは青い鳥、ウーラニアーはフロリン姫の役をやった。


 王子とオーロラ姫によるグランパドドゥで、2人の永遠の愛と幸福が表現され、壮大なフィナーレを迎えた。


 30分程の演目は終わり、拍手が沸き起こった。

 やはり神々の踊る本物のバレエはレベルが違う。上げた足は天まで届く程高く、ピルエット(片足で回転するやつ)は何周回っても安定している。丁寧で繊細な動きから、派手で華やかな踊りまで上手にこなしていた。見るものに満足感を与えるいい舞台だった。


「続いては、パーティー会場に向かいます。瞬間転移です。荷物を持ってください!準備はいいですか?」

「はーい!」

「いきますよー、3、2、1、0!!」


 また瞬間転移で、今度はパーティー会場に。麗子が誕生日パーティーを開いた会場だ。


 シュナは今度はまた神力で青と金と白のドレスに着替えて、アポロンから貰った本物のティアラも被った。銀髪も巻いて、すっかり女王様である。

 隣にはアポロンを呼んだ。彼も今日は長い金髪をオールバックにして一纏めにしていて、いいスーツを着ている。胸の筋肉がパツパツだし、足が長い。特注だろうな。

 悪魔達も隣に呼んだ。好きにしていいとは伝えてあるので、各々楽しむだろう。


 広いテーブルに、料理が並べてあった。ビュッフェ形式である。メニューは、前菜のサラダやピンチョスと寿司、スープのコンソメオニオンスープと野菜ポタージュ、メインのパスタとグラタンとローストビーフ、デザートに小さなケーキやフルーツタルト、マカロンなどが並んだ。


「本日は世界さんの料理人の皆様と、デメテルさん、また他のスタッフさん達のお力を借りました!ありがとうございます!」

「いいのよぉ〜」


 デメテルさんが割と前の方でひらひらと上品に手を振ってくれていた。


 1番前の開けたところに、大きな赤い布を被ったものがあった。


「今日はね、素敵なものを作ってもらいました!こちらです!」


 シュナが赤い布をとる。すると、中から直径2mのフルーツバスクチーズケーキが出てきた!


「おぉー!!」


 皆面白そうに拍手をする。


「今日はいっぱいチーズケーキ食べます!ということで、皆さんの所にドリンクが行き渡ったと思います。私のトップ戴冠に、乾杯!!」

「「「乾杯!!」」」


 皆がドリンクを掲げて、乾杯をする。宴が幕を開けた。

 アポロンは料理を取りに行ってくれた。


 黒の神々がシュナの元にやってきた。

 まずは世界さんと麗子ちゃんと、執事の梅千夜さん。


「皆〜来てくれてありがとう!」

「どういたしまして!トップ戴冠おめでとう、シュナちゃん!」

「おめでとうなのだよ」

「おめでとう。遂に俺と肩を並べたな。どんな気分だ?」


 世界さんは僅かにニヤりとしたイタズラな笑みを浮かべて、シュナを小突く。


「うーん、あんまり実感湧かないかな!でも実感湧いたら、責任重大だ〜!ってなるかも!」

「そうか。まぁ気楽にやれ。時期に慣れるだろうが」

「好きにやっていいからね〜!私みたいに!」

「うん!ありがとう、麗子ちゃん!」


 麗子とシュナは両手を繋いで、目を閉じて額を合わせた。


「頑張ってねー…!」

「うん、頑張るね」

「シュナ、所でちゃんと飲んでるか?」

「まだ全然だよ!」

「足りないか?もっと飲ませてやろう」

「やったー!」


 世界さんがスタッフを呼び、お酒を注がせる。今日は沢山飲ませる気らしい。


 続いて、黒の神の幹部達が来た。アポロンも料理を持ってきてくれたので、食べながら話す。


「シュナー!来てやったけど!!」

「おめでとーぉ、シュナぁ」

「あはははははは!シュナ、トップとかおもしろwwおめでとーw」

「異折ちゃん!霞央留くん!夕鶴くん!来てくれてありがとう!」

「また今度ご飯行くんだよ!!分かってる!?」

「うん!勿論だよ、小鞠ちゃんと寧々ちゃんも呼ぼうね」

「わかってるならいいけど!」

「シュナぁ、また受刑者虐めようぜェ…?アイツらの悲鳴、だぁいすき♡お前がどんな風にあいつら虐めんのか気になるな〜」

「あははは!w僕らと一緒に地獄の鬼ごっこしような!」

「また今度いくね!」


 次に、小鞠と晴右と舞怡が来た。


「おめぇとお、よぁったね」

「トップ戴冠、おめでとうございます。まさか僕達の上を行かれるとは…置いていかれて寂しいです。」

「思ってないでしょー。舞怡からも、シュナ、おめでとう!」

「ありがとう皆!今日は楽しんでってね!」


 次に、白ヰが来た。


「シュナーーー!!!トーップ戴冠〜ッ、おめでとうーーッ!!!」


 声がでかい。テンションが高い。白衣を着て額に保護メガネをかけ、相変わらずマッドサイエンティストをしているらしい。


「料理に変なもの入れないでねー」

「流石の私もそれはしないさ!だが祝いの席に毒は必須、だからここに持ってきたよ!」

「意味わかんないけど、それどうするの?」

「君にあげるのさ!誰にでも盛ってごらん、忽ち意識が遠くなり、自然と死にゆくからね!証拠も残らない!」

「そんな物騒なもの…まぁ記念に貰っとくけどさ…」

「あぁあと、これも」


 白ヰが声を潜め、シュナの耳元に口を近づける。


「これは依存性と耐性がつくことを無くした安全な麻薬と媚薬さ。夜のお供にどうだい?ふふ」

「えっ────!」


 シュナはビックリして目をかっぴらく。夜のお供に…!?

 これがあれば気が狂うように気持ちいい、荒れ狂う嵐の海より激しいセックスが出来るのだろうか。快楽の波に攫われて、気を失うようなセックスが。

 アポロンは少し後ろで、何の話しをしてるんだ?と思いながら料理を食べていた。


「ここに2人分ある。アポロンと、そういうこと

…したいだろう?」

「し、したい…!」


 白ヰは悪代官の顔をして、シュナに薬を見せる。ピカーンと輝いている白ヰの瞳が、黒い光を放った。


「ふふふ、そーいうと思って!!!これはささやかながら私からのプレゼントさ!受け取っておくれ!!」

「ありがとう白ヰ!!大切に使うね」

「依存性はなくしてあるが、次が欲しかったらまた声をかけてくれ、安価で提供するよ」

「ありがとう!」


 ちょっとダークな話だったが、まぁ神のトップになったシュナにはもう怖いものはあんまりないのだ。キメセクくらい平気である。


 その後、秋斗、鈴が来た。鈴と秋斗は手を繋いでラブラブである。


「この度はおめでとうございます!流石シュナさんですね、トップにまで駆け上がるなんて!尊敬します」

「ほんまよーやるわ、ワイにはとても無理やわぁ」


 鈴ちゃんは相変わらず真っ白で純粋な好意を向けてくれるし、秋斗は嫌味っぽい。相変わらずである。


「ふふ、ありがとう鈴ちゃん!そういう秋斗も別に楽ではないんでしょ?働き者なんだろうね〜」

「はぁん?んなことないわ、サボれるだけサボっとるわ」

「戦う秋斗さんカッコイイですよ!」

「むっ…まぁ鈴の前でダサい姿は見せれへんわ」

「何もしなくてもカッコイイですよ?秋斗さんは」

「全く…俺たらしなやつやわ…」


 なんかイチャイチャを見せつけられて終わった。仲良きことはいいことである。なんとなくのほほんとした。


 唯理有と、妃花ちゃんが来た。


「おつおつ〜!祝・トップ戴冠ということで〜!インタビューしてみましょうww今のお気持ちは??」

「え!えーと、チーズケーキ美味しい!かな」

「それは良かったでござる〜w」


 相変わらず気の抜けた返答ではあった。


「シュナちゃ〜んwおめでとーじゃん!まじアガるね〜」

「うん!テンアゲ(テンションアゲ)って感じ!あ、それピンクレモネード?美味しそう!」

「口移しで飲ませてあげよーか?なんちゃってww」

「えっ唐突な百合…!オタクには眩しすぎるでござる…」

「えー、じゃあちょっとだけね!」


 2人はピンクレモネードを口移しした。上手に移せたので零れなかった。


「なんかね、おいしー!」

「えーまじよかったwでもそりゃそうだよねー、私が飲ませてあげてんだし?当然ーって感じw」

「ご馳走様です…」


 唯理有は静かに鼻血を拭いていた。尊いの過剰摂取であった。


 白越と舞月朔太郎も来た。世界さん達も一緒である。


「シュナ。おめでとう」

「おめでとう」

「うん!ありがとう、白越、舞月!」

「なにか欲しいものはあるか?」

「というか、城を建てたらどうだ?シュナ。俺達みたいに」


 世界さんが口を挟む。


「え!なにそれ凄い!デザイン考えようかな!」

「…私がなにかプレゼントしようと思ったのだが、流石に城はやりすぎだよな。資金の一部くらいはだしてやろう。それでどうだ?」

「有難いよ〜!ありがとう、白越!今度美味しいお酒送るね!」

「あぁ。楽しみに待っている。お前のオススメは外れないからな」


 白越が嬉しそうにするので、シュナも贈りがいがあるのであった。


「オレが送れるもの…うーん、何が欲しい?シュナ」

「え?城!!」

「でっかく来たな…じゃあ俺も資金提供するわ、今度小切手送るからな」

「やったー!ありがとう!助かる!」

「皆はお前に何あげたんだよ?」

「トムファードの香水とか、シャネラのリップとか、高級フルーツジュースとか、A5等級のお肉とか、うなぎとか色々!クリアバルーンとか花束とかも貰ったし、写真もいっぱい撮ったよ!」

「おぉ!よかったじゃねぇか、いっぱい貰えてな。大切にしろよ」

「勿論だよ!ちゃんと全部管理して使うもんねー!」

「ウンウン」


 悪魔達が、「終わりましたかね?」「終わったかしら?」

 とちらちらこちらを見ながら歩いてきた。


「主様!この度はおめでとうございます!」

「おめでとう」

「おめでとーう!!!」

「おめでとうですわ」

「我が君、おめでとうございます」

「ありがとう!!」

「その…僕達もプレゼントを用意しました。受け取っていただけますか?」

「もちろんだよ!なぁに?」

「こちら、花束と、ネックレスです」


 華やかな花束と、紺色の箱にgroffとロゴが付いている。中身は、ティルダズ ボウ クラシック ダイヤモンドドロップ ペンダントである。

 開けてみると、巻かれたリボン型のダイヤモンドのネックレスが飾ってあった。


「可愛い〜!え、これいいのー?!ありがとう!!」

「皆で話し合って決めました。主様の趣味に合うかと思います」

「凄くドンピシャだよ!ありがとう!」


 シュナは大層喜んだとさ。


「私からは、本日の沢山の写真をプレゼントさせていただきます。センスはお任せ下さい、自信があります」

「アスモデウスは写真撮るの上手いからね〜!!助かるよ、ありがとう!」


 やがて宴もたけなわになり、シュナは挨拶をした。


「宴もたけなわの中ですが、これにて本日のパーティを終了したいと思います!本日は来て下さりありがとうございました!これからもトップの私をよろしくお願いします!」


 そう締めくくった。


 そうして、戴冠祝会は終わったのであった。

最後までお読み下さりありがとうございます!星5、ブックマーク、感想などお待ちしております!

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