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召喚、そして追放

「はあ、なんでこんな仕事してるんだろう、私...」

私の名前はリンネ・キルエ。ダイン王国直属の召喚士だ。この国の人は、10歲になると、国の鑑定士にステータスを鑑定してもらい、その能力に沿った育てかたをされる。

私の[召喚]は、習得者が少ない、特別な能力。すぐさま王に見つかり、国の召喚内になった。だが、王は、とんでもないくらいクズだった。貴族や自分はここぞとばかりに贅沢をしているのに、農民や村の人々は、思い税金に苦しめられている。かくいう私も、国で奴隷のように働かされていた。

そんなある日、私は、異世界から、勇者を召喚する仕事を依頼された。この王のことだ。

その勇者を使って隣の国や魔界を侵略する気だろう。しかし王は、「わしの言うことを聞かんと、即刻打首じゃ!」と脅してきた。

仕方ない。私は、魔方陣に魔力と魔素を貯めて、意識を集中させた。そして、術を唱える。

「[召喚 :勇者]!」

そして、魔法陣は眩しく輝き出した。

そしてそこから、2人の人が現れた。

「どこだここ!異世界かよ！」

そして、一通り嘘の説明を勇者にしたあと王は、私にこう告げた。

「お前はもう用済みだ。即刻立ち去れ！」