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補足(余談) ロケット、及び宇宙開発技術(及び環境保護運動)について

 ついで、という訳でもないですが。


 核兵器とも実は関連が深い、ロケット、及び宇宙開発技術についても書いておこうと思います。


 史実でもロケット、及び宇宙開発技術は、少なくとも1940年代から1960年代頃までは、核兵器の進歩とかなり歩みをあわせることになりました。

 そういったことを考えると、核兵器の進歩が史実に比べて遅い「サムライー日本海兵隊史」世界においてはロケット、及び宇宙開発技術の進歩も、史実に比べると遅れることは十二分にあり得る話だと思われます。

 

 それにしては、史実と同時期の1959年に、日本が月にロケットを外伝等(「戦艦スワロフの最期の航海」のことです)で打ち込んでいるのでは、というツッコミが起きそうですが。

 そこは、コロリョフのチームか、フォン・ブラウンのチームか、どちらかが日本への亡命を策して、それを日本が無事に確保し、更に糸川英夫らと連携したことで、日本のロケット、及び宇宙開発技術が飛躍的に進歩したのだ、と脳内補完してください。


 ともかく、史実のような米ソの宇宙開発競争が無い、「サムライー日本海兵隊史」世界においては、それこそコストパフォーマンス重視で、宇宙開発が進められると思います。

 そうなると、月面到達競争も史実のように起きるかどうか、疑問が起きてきます。


 勿論、人工衛星を打ち上げて、様々な用途(軍用、民用)で使おうという考えは、「サムライー日本海兵隊史」世界でも、当然に起きるでしょうから、それに伴って、ロケット、及び宇宙開発技術が進歩していくというのは、当然に起こると思いますが。

 月面に人類が足跡を記しているか、と言われると。


 少なくとも1969年に人類が月面に降り立っていることは無い気がします。

 ひょっとすると、2010年代に入っても、人類は月面に降り立っていない気が。


 何しろ、月に向かうのは、色々な面で大変です。

 史実でも、米国が、いわゆるアポロ計画で成功させただけで、それも1972年を最後にして、40年以上も前のことです。

 その後は、誰も月面には降り立っていないのです。

 かつて、米国と宇宙の覇権を競っていた当時のソ連でさえ、実際に月面に降り立つことはありませんでした。

 

 そういうことを考えていくと、お前には夢が無いといわれそうですが、史実のような宇宙開発競争の無い「サムライー日本海兵隊史」世界では、2010年代になっても、人類が未だに月面到達していない気がしてなりません。


 と、ここまで書いていて、月面到達が無いということは、環境保護運動に影響が出かねない、ことに気が付いてしまいました。

 全く無関係では、とツッコミの嵐が起きそうでしょうが。


 1970年代以降、環境保護運動が世界的な高まりを起こしだしたのは、月面から撮影された地球の写真が、見事に荒涼たる月面と青く美しい地球のコンストラクトを呈していたことから、多くの市民に衝撃を与えることが、そもそもの発端になった。

 それから、我々の地球を守ろう、地球の環境を守ろう、という市民運動が世界的に引き起こされることになり、その写真は環境保護運動の大きな原動力になった、と昭和の末頃に私は聞いた覚えがあるのです。

 実際、ネット検索をざっと掛けたら、それを裏付けるような情報も見つかりました。

 そうしたことから考えると。


「サムライー日本海兵隊史」世界で、月面到達が無かったら、環境保護運動は史実よりも小規模になっていたかもしれません。

 そうなると。


 地球環境問題は、より深刻なものになっているかもしれない、と愚考してしまうのです。


 風が吹けば桶屋が儲かる並みの話かもしれませんが、思わぬところにまで影響が出てくる例として私なりに愚考しました。

 これで、一旦、完結させます。


 何か気になるテーマ等があれば、メッセージ等を送ってください。

 私なりに考察して、続きを投稿したいと思います。


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