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詩*日常から*

水たまになって

作者: a i o

水たまになって

春を転がって

風が吹けば

ふるり

かたちを変え

蕾をつたえば

つるり

瑞々しい

若草いろになって

空を見上げりゃ

さらり

澄みきるような

空のいろになって

きらり

光を反射して

まばゆいまばゆい

煌めきになり

思わず目を細めるような

誰かの

軽いまばたきは

まるで羽のようで

そわそわと

くるしくて

むずむずと

うれしくて

つかえた胸から

あふれでるような

水たまになって

春を転がって

かたい土を

やわらかに湿らせて

このぬかるみに

春を通るすべてのひとの

足跡を残せるように






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― 新着の感想 ―
[良い点] リズムがいいと思いました。 春の心地よさ、気分が軽やかになりました。 [気になる点] 連ごとに分けて書かれますと、よりリズムが整うような気がしました。 [一言] ふるり、さらり、きらり、…
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